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公開番号
2025020924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124563
出願日
2023-07-31
発明の名称
水洗大便器装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
1/28 20060101AFI20250205BHJP(上水;下水)
要約
【課題】洗浄水タンク内に貯留された洗浄水を重力により排出しながら、ローシルエットタイプとすることができる水洗大便器装置を提供する。
【解決手段】本発明は、洗浄水タンク内に貯留された洗浄水を重力により排出して便器洗浄を行う水洗大便器装置(1)であって、水洗大便器本体(2)と、この水洗大便器本体の後方に配置され、洗浄水を貯留する洗浄水タンク(26)と、この洗浄水タンクへの洗浄水の給水、停止、及び/又は水洗大便器本体への洗浄水の給水、停止を行うためのバルブユニット(24)と、を有し、バルブユニットは洗浄水タンクの側方に配置されていると共に、バルブユニットに内蔵された主弁体(44)は、洗浄水タンクの通常使用時における最高の貯水水位(WL)よりも下側に配置されていることを特徴としている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄水タンク内に貯留された洗浄水を重力により排出して便器洗浄を行う水洗大便器装置であって、
水洗大便器本体と、
この水洗大便器本体の後方に配置され、洗浄水を貯留する洗浄水タンクと、
この洗浄水タンクへの洗浄水の給水、停止、及び/又は上記水洗大便器本体への洗浄水の給水、停止を行うためのバルブユニットと、を有し、
上記バルブユニットは上記洗浄水タンクの側方に配置されていると共に、上記バルブユニットに内蔵された主弁体は、上記洗浄水タンクの通常使用時における最高の貯水水位よりも下側に配置されていることを特徴とする水洗大便器装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
上記主弁体はダイヤフラム弁であり、このダイヤフラム弁が着座するシート面の下端は、上記最高の貯水水位よりも下側に配置されている請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項3】
上記ダイヤフラム弁が着座するシート面の上端は、上記洗浄水タンクの通常使用時における最低の貯水水位よりも上側に配置されている請求項2記載の水洗大便器装置。
【請求項4】
上記バルブユニットを介して上記洗浄水タンクに供給された洗浄水は、上記最高の貯水水位よりも上方から、上記洗浄水タンク内へ吐出される請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項5】
上記バルブユニットは、上面視において、上記水洗大便器本体の幅方向両端よりも内側に配置されている請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項6】
上記バルブユニットは、上記洗浄水タンクへの洗浄水の給水、停止を行うために開閉される主弁体、及び上記水洗大便器本体に設けられたリム吐水口への洗浄水の給水、停止を行うために開閉される主弁体を内蔵している請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項7】
さらに、上記バルブユニットの下流側に接続されたバキュームブレーカを有し、このバキュームブレーカは、上記バルブユニットよりも上方、且つ、上面視において上記洗浄水タンクの内側に配置されている請求項6記載の水洗大便器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗大便器装置に関し、特に、洗浄水タンク内に貯留された洗浄水を重力により排出して便器洗浄を行う水洗大便器装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2002-327479号公報(特許文献1)には、水洗便器が記載されている。この水洗便器においては、水洗便器本体の後方側に洗浄水タンクが設けられており、洗浄水タンクへの給水、停止は、洗浄水タンク内に配置されたボールタップにより行われている。即ち、ボールタップには、洗浄水タンクへの給水、停止を切り替えるバルブが備えられており、洗浄水タンク内の水位に応じてボールタップのフロートが上下に移動され、バルブが開閉される。
【0003】
洗浄水タンク内の水位が所定の貯水水位未満である場合には、バルブが開弁され、洗浄水タンク内の水面よりも上方から洗浄水が吐出され、洗浄水タンクへの給水が行われる。洗浄水タンク内の水位が所定の貯水水位に到達すると、バルブが閉弁され、洗浄水タンクへの給水が停止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-327479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の発明のように、洗浄水タンク内の洗浄水により洗浄を行うタイプの水洗大便器装置では、ローシルエット化が難しいという問題がある。まず、洗浄水タンク内の洗浄水を、重力により水洗大便器本体に排出するには、洗浄水タンクを所定の高さ以上に配置しておく必要がある。また、特許文献1記載の発明のように、ボールタップを使用して、洗浄水タンクへの給水、停止を行うと、水洗大便器装置のローシルエット化が更に困難になる。
【0006】
即ち、ボールタップに備えられているバルブは、水没して配置すると不具合を生じやすいため、バルブは洗浄水タンク内の貯水水位よりも上方に配置する必要がある。加えて、バルブから流出する洗浄水は、所定のエアギャップをもって洗浄水タンク内に吐出させる必要があるため、洗浄水タンク内の最高の貯水水位よりも上方から洗浄水を吐出させる必要がある。このため、洗浄水タンクの中には、最高の貯水水位よりも上方に大きな空間を確保しておく必要があり、水洗大便器装置のローシルエット化を困難にしている。
【0007】
従って、本発明は、洗浄水タンク内に貯留された洗浄水を重力により排出しながら、ローシルエットタイプとすることができる水洗大便器装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水タンク内に貯留された洗浄水を重力により排出して便器洗浄を行う水洗大便器装置であって、水洗大便器本体と、この水洗大便器本体の後方に配置され、洗浄水を貯留する洗浄水タンクと、この洗浄水タンクへの洗浄水の給水、停止、及び/又は水洗大便器本体への洗浄水の給水、停止を行うためのバルブユニットと、を有し、バルブユニットは洗浄水タンクの側方に配置されていると共に、バルブユニットに内蔵された主弁体は、洗浄水タンクの通常使用時における最高の貯水水位よりも下側に配置されていることを特徴としている。
【0009】
洗浄水タンク又は水洗大便器本体への洗浄水を供給するバルブユニットは、水没させると不具合を生じやすく、水没して配置することはできない。このため、上面視において、バルブユニットを洗浄水タンクの内側に配置した場合、洗浄水タンクの貯水水位よりも上方にバルブユニットが配置され、水洗大便器装置のローシルエット化が困難になる。上記のように構成された本発明によれば、バルブユニットが洗浄水タンクの側方に配置されているので、バルブユニットを低い位置に配置することが可能になると共に、バルブユニットの主弁体が洗浄水タンクの最高の貯水水位よりも下側に配置されているので、水洗大便器装置のローシルエット化が可能になる。
【0010】
本発明において、好ましくは、主弁体はダイヤフラム弁であり、このダイヤフラム弁が着座するシート面の下端は、最高の貯水水位よりも下側に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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