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公開番号
2025011481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113622
出願日
2023-07-11
発明の名称
吸引式トイレ便器
出願人
個人
代理人
主分類
E03D
5/10 20060101AFI20250117BHJP(上水;下水)
要約
【課題】節水機能がさらに向上し、換気能力や除湿能力が強化され、使用毎に発生する汚物や飛沫ハネ等を含む汚れの付着を常時抑制されて清掃作業の負担を軽減、精神衛生上良好な環境に改善、清潔を維持することができる吸引式トイレを提供する。
【解決手段】S字トラップ周辺に吸引機8と吸引口13を、汚水用排水管14の下側に配管内を開閉するトイレ用フラッパー弁11を設置し、吸引機8の吸引力を持って汚物並びに汚水を排水する。トイレ便器1の周辺には外気取込口を設置し、外気や湿気を吸引機8から送気用の排気管10を通じて汚水用排水管14へ排出する。次に、液体洗剤を蓄える洗剤タンク15と、洗剤タンク15から液体洗剤をトイレ便器1の溜水面6若しくは給水配管19内に直接送り込む送液管16と、液体洗剤入りの水溶液内を振動させて泡膜層を発生させる装置17を設置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
汚水用排水管のS字トラップ周辺に、吸引機と吸引口を設置しているトイレ便器であって、前記吸引機の吸引力を持って汚物並びに汚水を排出することができることを特徴とする吸引式トイレ便器。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
液体洗剤と、前記液体洗剤を蓄える洗剤タンクと、前記洗剤タンクから前記液体洗剤をトイレ便器の溜水面若しくは給水配管内に直接送り込む送液管を設置していることを特徴とする請求項1に記載した吸引式トイレ便器。
【請求項3】
トイレ便器の前記溜水面若しくは前記給水配管内の水溶液内を振動させて泡膜層を発生させる装置を設置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した吸引式トイレ便器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸引式トイレ便器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に使用しているトイレ便器について、トイレ便器自体の機能は進化してきているが、節水機能の現状については極限状態まで来ている。
【0003】
これから更なる節水機能を向上するために、新たにトイレ便器自体の構造を見直す必要になってきている状態である。特に流水力だけに頼るのではなく、新たな力を用いて、排水作業をする必要がある。
【0004】
特許文献1に開示された内容やその他類似したもの(最近の溜水面の広い特に貯水タンク無しトイレ便器が主体)は、従来品(溜水面の狭い洗い落し式トイレ便器)と異なり、貯水タンク内にある水を流水力で排水する方法を、ボウル内にある滞水量と一部新たな給水で排水作業を行っている内容である。そのため、現在の形状ではこれ以上の節水対策は望めない状態である。溜水面の広いトイレ便器は、ボウル内の溜水量が貯水タンクの役割も兼ねている。
【0005】
特許文献1に近いトイレ便器(溜水面が広くボウル内の溜水自体が貯水タンクも兼任しているトイレ便器)は、溜水面の狭い洗い落し式トイレ便器と異なりボウル内の水位は高いことにより、トイレを着席で使用しても特に便座裏周辺に飛沫等の汚れ付着が目立っている。ある意味において、溜水量が多いことがその原因となっている状態である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平08-060730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のように一般的に使用しているトイレ便器について、トイレ便器自体の機能は進化してきているが、節水機能の現状については極限の状態まで来ている。
【0008】
本発明は、上述の問題点を鑑みなされたものであり、現状の流水に頼る排水作業だけでなく、吸引力を利用した排水作業を行うことによって、更なる節水機能を向上させると吸引力の応用、並びに長期の清潔感を維持することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するため、前記汚水用排水管のS字トラップ周辺に、前記吸引機と前記吸引口を設置しているトイレ便器であって、流水力による排水だけでなく、前記吸引機の吸引力を持って汚物並びに汚水を排水することができる。詳細な内容としては、図2から図4で示すように、S字トラップ周辺に前記吸引機と前記吸引口を設置する以外に、前記汚水用排水管の下側に配管内を開閉するトイレ用フラッパー弁を設置していることを特徴とするものである。尚、前記吸引機については、吸引能力の高い掃除機などで使用されているモーターとファンを利用した吸引機やバキューム機能を利用したポンプや集塵機で使用されている吸引機を設置する方法が望ましい。前記吸引機の設置場所についても、図2から図4で示す位置に設置するのが望ましいが、場合によってはトイレ便器の外側(S字トラップ周辺外)に設置することも可能である。また前記吸引機から排出される空気については、前記吸引機から送気用の前記排気管を通じて前記汚水用排水管へ排出される。
【0010】
本発明においては、前記吸引機が設置されていることにより、その吸引力を用いて主に使用後の臭気を速やかに外部へ排出することでも活用することができて、また定期的に室内の換気や除湿も同様に行うことができる上で、更に給水作業や換気作業で発生する騒音時間を短縮抑制することができる。詳細な内容としては、トイレ便器の周辺に外気取込口を設置して、前記外気取込口と前記吸引機を繋ぐ配管を複数設けていることと、その外気や湿気を前記吸引機から前記汚水用排水管へ排出される送気用の前記排気管を設置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した吸引式トイレである。
(【0011】以降は省略されています)
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