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公開番号2025009283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112179
出願日2023-07-07
発明の名称浄水器、及び、水栓
出願人トクラス株式会社
代理人個人
主分類E03C 1/10 20060101AFI20250110BHJP(上水;下水)
要約【課題】原水供給部の工事を行わなくてもマイクロバブルを含む浄水を吐出可能な技術を提供する。
【解決手段】浄水器1は、本体100、濾材部200、及び、マイクロバブル発生部300を備える。本体100は、原水FL1の流入口101、少なくとも浄水FL2を吐出させる吐水口102、及び、流入口101から吐水口102に繋がる流路103を有する。濾材部200は、流路103に対して交換可能に設けられ、原水FL1が流入して浄水FL2が流出する部分である。マイクロバブル発生部300は、流路103に対して交換可能に設けられ、吐水口102から吐出される浄水FL2にマイクロバブルMBを混入させることが可能である。また、マイクロバブル発生部300は、流路103において濾材部200から流出した浄水FL2が吐水口102まで流れる流出流路70に設けられてもよい。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
原水の流入口、少なくとも浄水を吐出させる吐水口、及び、前記流入口から前記吐水口に繋がる流路を有する本体と、
前記流路に対して交換可能に設けられ、前記原水を濾材に通して前記浄水を流出させる濾材部と、
前記流路に対して交換可能に設けられ、前記吐水口から吐出される浄水にマイクロバブルを混入させることが可能なマイクロバブル発生部と、を備える、浄水器。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
原水の流入口、少なくとも浄水を吐出させる吐水口、及び、前記流入口から前記吐水口に繋がる流路を有する本体と、
前記原水を濾材に通して前記浄水を流出させる濾材部と、
前記流路において前記濾材部から流出した浄水が前記吐水口まで流れる部分に設けられ、前記濾材部から流出した浄水にマイクロバブルを混入させることが可能なマイクロバブル発生部と、を備える、浄水器。
【請求項3】
前記吐水口は、少なくとも前記浄水を第一吐水形状で吐出可能な第一吐水口、及び、少なくとも前記浄水を前記第一吐水形状とは異なる第二吐水形状で吐出可能な第二吐水口を含み、
前記流路は、前記濾材部から流出した浄水を前記第一吐水口に導く第一流出流路、及び、前記濾材部から流出した浄水を前記第二吐水口に導く第二流出流路を含む複数の流出流路を含み、
前記本体は、前記濾材部から流出した浄水を通す流出流路を前記複数の流出流路の中から切り替え可能な流路切替機構を備え、
前記マイクロバブル発生部は、前記第一流出流路に設けられた第一マイクロバブル発生部、及び、前記第二流出流路に設けられた第二マイクロバブル発生部を含む、請求項1又は請求項2に記載の浄水器。
【請求項4】
前記本体は、前記濾材部から流出した浄水を前記吐水口から吐出させるか、前記原水を前記吐水口から吐出させるか、を切り替え可能な流路切替機構を備え、
前記マイクロバブルが混入した浄水と、前記マイクロバブルが混入した原水と、を切り替えて吐出させる、請求項1又は請求項2に記載の浄水器。
【請求項5】
前記吐水口は、少なくとも前記浄水がシャワー形状で吐出される複数のシャワー吐水口を含み、
前記流路は、前記濾材部から流出した浄水を前記シャワー吐水口毎に分けて通す個別流出流路を含み、
前記マイクロバブル発生部は、前記マイクロバブルを発生させるために前記個別流出流路毎に分かれて外部から繋がった空気吸引路を有する、請求項1又は請求項2に記載の浄水器。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の浄水器と、
前記浄水器まで前記原水を通して前記浄水器に少なくとも前記浄水を吐出させる水栓本体と、を備える、水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水器、及び、水栓に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
システムキッチン等の水栓には、浄水器を備えるものがある。
また、特許文献1に示されるように、水道栓毎に分岐した分岐給水管に繋がる給水管の途中に挿入された微細気泡水生成器でマイクロバブルを水道水に混入することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-63993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、マイクロバブルを含む浄水を吐出することは、行われていない。
尚、特許文献1に記載の技術は、給水管の途中に微細気泡水生成器を挿入するために給水管の切断や微細気泡水生成器と給水管との螺合等の工事が必要である。
【0005】
本発明は、原水供給部の工事を行わなくてもマイクロバブルを含む浄水を吐出可能な技術を開示するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の浄水器は、
原水の流入口、少なくとも浄水を吐出させる吐水口、及び、前記流入口から前記吐水口に繋がる流路を有する本体と、
前記流路に対して交換可能に設けられ、前記原水を濾材に通して前記浄水を流出させる濾材部と、
前記流路に対して交換可能に設けられ、前記吐水口から吐出される浄水にマイクロバブルを混入させることが可能なマイクロバブル発生部と、を備える、態様を有する。
【0007】
また、本発明の浄水器は、
原水の流入口、少なくとも浄水を吐出させる吐水口、及び、前記流入口から前記吐水口に繋がる流路を有する本体と、
前記原水を濾材に通して前記浄水を流出させる濾材部と、
前記流路において前記濾材部から流出した浄水が前記吐水口まで流れる部分に設けられ、前記濾材部から流出した浄水にマイクロバブルを混入させることが可能なマイクロバブル発生部と、を備える、態様を有する。
【0008】
また、本発明の水栓は、前記浄水器と、該浄水器まで前記原水を通して前記浄水器に少なくとも前記浄水を吐出させる水栓本体と、を備える、態様を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、原水供給部の工事を行わなくてもマイクロバブルを含む浄水を吐出可能な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
浄水機能付き水栓を組み込んだシステムキッチンの例を模式的に示す図。
浄水器の縦断面の例を模式的に示す図。
浄水器の例を模式的に示す分解斜視図。
濾材部のプレート部、下流側ケース、流出流路部、第一マイクロバブル発生部、等の例を簡略化して模式的に示す分解図。
吐水部の例を模式的に示す底面図。
吐水部本体の底面、及び、空気吸引路形成部材の上面の例を模式的に示す図。
第二マイクロバブル発生部を含む吐水部の例を模式的に示す縦断面図。
流出流路部の通水位置が切り替わる例を模式的に示す平面図。
マイクロバブルを含む浄水が第一吐水口から吐出される例を模式的に示す縦断面図。
マイクロバブルを含む浄水が第二吐水口から吐出される例を模式的に示す縦断面図。
マイクロバブルを含む原水が第一吐水口から吐出される例を模式的に示す縦断面図。
マイクロバブルを含む原水が第二吐水口から吐出される例を模式的に示す縦断面図。
スパウトイン浄水器を含む水栓を組み込んだシステムキッチンの例を模式的に示す図。
シャワーヘッドに浄水器を含む水栓を組み込んだシステムバスの例を模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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