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公開番号
2025040077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146754
出願日
2023-09-11
発明の名称
吸引車
出願人
新明和工業株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
E03F
7/10 20060101AFI20250314BHJP(上水;下水)
要約
【課題】簡便な構成によって加圧排出時にテールゲートが開くことを防止可能な吸引車を提供する。
【解決手段】吸引車2は、回収対象物を回収するレシーバタンク5と、レシーバタンク5の内部の空気を加減圧して空気の流れを発生させる吸引装置1とを備える。レシーバタンク5は、後端開口を有するタンク本体5aと、開閉シリンダ5dが接続され該開閉シリンダ5dの作動に伴って後端開口を開閉するテールゲート5cとを備え、テールゲート5cの閉鎖状態において、レシーバタンク5の内部を加圧する操作が行われた場合には、テールゲート5cを閉鎖する方向に開閉シリンダ5dを作動させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
回収対象物を回収するレシーバタンクと、
前記レシーバタンクの内部の空気を加減圧して空気の流れを発生させる吸引装置とを備えた吸引車であって、
前記レシーバタンクは、後端開口を有するタンク本体と、開閉シリンダが接続され該開閉シリンダの作動に伴って前記後端開口を開閉するテールゲートとを備え、
前記テールゲートの閉鎖状態において、前記レシーバタンクの内部を加圧する操作が行われた場合には、前記テールゲートを閉鎖する方向に前記開閉シリンダを作動させる構成となっていることを特徴とする吸引車。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
回収対象物を回収するレシーバタンクと、
前記レシーバタンクの内部の空気を加減圧して空気の流れを発生させる吸引装置とを備えた吸引車であって、
前記レシーバタンクは、後端開口を有するタンク本体と、開閉シリンダが接続され該開閉シリンダの作動に伴って前記後端開口を開閉するテールゲートとを備え、
前記レシーバタンクの内部の圧力を検出するセンサを有し、
前記テールゲートの閉鎖状態において、前記レシーバタンクの内部の圧力が規定圧力以上となった場合には、前記テールゲートを閉鎖する方向に前記開閉シリンダを作動させる構成となっていることを特徴とする吸引車。
【請求項3】
請求項1または2に記載の吸引車において、
前記テールゲートの開放状態では、前記レシーバタンクの内部を加圧する操作が行われた場合であっても、前記テールゲートを閉鎖する方向への前記開閉シリンダの作動が規制される構成となっていることを特徴とする吸引車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸引車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建設作業現場や、下水処理場等において、汚泥や、土砂、廃液等の回収対象物をレシーバタンク内に吸引し、吸引した回収対象物を処理場等の所定場所に運搬する吸引車が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。このような吸引車では、ポンプによりレシーバタンク内にエアを供給してレシーバタンク内を加圧することによって、レシーバタンク内の回収対象物が外部へ排出されるようになっている。
【0003】
上述したような吸引車は、回収対象物を回収するレシーバタンクと、このレシーバタンクの上端側に設けたヒンジピンを中心に回動して後端開口を開閉可能に塞ぐテールゲートとを備えた構成になっている。従来では、加圧排出時にテールゲートが開いて回収対象物が外部へ漏れることを防止するために、ボルト調整式のロック装置を設けて、加圧排出時にテールゲートが開かないようにしていた。しかし、ロック装置のボルトの締め付けは、作業者が手作業で行う必要があったため、煩わしい作業となっており、より簡便な構成が要請されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-154822号公報
特許第6890891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであって、簡便な構成によって加圧排出時にテールゲートが開くことを防止可能な吸引車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。すなわち、本発明は、回収対象物を回収するレシーバタンクと、前記レシーバタンクの内部の空気を加減圧して空気の流れを発生させる吸引装置とを備えた吸引車であって、前記レシーバタンクは、後端開口を有するタンク本体と、開閉シリンダが接続され該開閉シリンダの作動に伴って前記後端開口を開閉するテールゲートとを備え、前記テールゲートの閉鎖状態において、前記レシーバタンクの内部を加圧する操作が行われた場合には、前記テールゲートを閉鎖する方向に前記開閉シリンダを作動させる構成となっていることを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、開閉シリンダを収縮作動させるという簡便な構成によって、加圧排出時にテールゲートが開くことを防止することができる。詳細には、レシーバタンクの内部を加圧する操作が行われたと判定された場合、電気制御によって自動的にテールゲートを閉鎖する方向に開閉シリンダを収縮作動させるようにしている。これにより、加圧排出時にレシーバタンクの内部からテールゲートに作用する力に抗して、テールゲートを閉鎖する方向に開閉シリンダを収縮作動させることによって、テールゲートが、レシーバタンクの後端開口の開口縁部であるタンクフランジ側に押し付けられるので、テールゲートが開いて回収対象物が外部へ漏れることを防止することができる。
【0008】
また、本発明は、回収対象物を回収するレシーバタンクと、前記レシーバタンクの内部の空気を加減圧して空気の流れを発生させる吸引装置とを備えた吸引車であって、前記レシーバタンクは、後端開口を有するタンク本体と、開閉シリンダが接続され該開閉シリンダの作動に伴って前記後端開口を開閉するテールゲートとを備え、前記レシーバタンクの内部の圧力を検出するセンサを有し、前記テールゲートの閉鎖状態において、前記レシーバタンクの内部の圧力が規定圧力以上となった場合には、前記テールゲートを閉鎖する方向に前記開閉シリンダを作動させる構成となっていることを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、開閉シリンダを収縮作動させるという簡便な構成によって、加圧排出時にテールゲートが開くことを防止することができる。詳細には、レシーバタンクの内部の圧力が規定圧力以上であると判定された場合、自動的にテールゲートを閉鎖する方向に開閉シリンダを収縮作動させるようにしている。これにより、加圧排出時にレシーバタンクの内部からテールゲートに作用する力に抗して、テールゲートを閉鎖する方向に開閉シリンダを収縮作動させることによって、テールゲートが、レシーバタンクの後端開口の開口縁部であるタンクフランジ側に押し付けられるので、テールゲートが開いて回収対象物が外部へ漏れることを防止することができる。
【0010】
上記構成の吸引車において、前記テールゲートの開放状態では、前記レシーバタンクの内部を加圧する操作が行われた場合であっても、前記テールゲートを閉鎖する方向への前記開閉シリンダの作動が規制される構成となっていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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