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公開番号
2025091641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207016
出願日
2023-12-07
発明の名称
塵芥処理施設の転落防止装置
出願人
新明和工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65F
5/00 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】塵芥貯留部の投入口を開閉する際に塵芥車と接触せずに動作でき、塵芥車から排出される塵芥によって傷みにくい塵芥処理施設の転落防止装置を提供することができる。
【解決手段】転落防止装置10は、ホッパ5の投入口5aの少なくとも前部を覆う第1蓋部材11と、第1蓋部材11を前後方向に移動させる駆動装置20とを備えている。駆動装置20は、投入口5aを開く際は第1蓋部材11を後方に移動させ、投入口5aを覆う際は第1蓋部材11を前方に移動させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
投入口が形成された塵芥貯留部の前方に停車した塵芥車から塵芥が前記塵芥貯留部に投入される塵芥処理施設において、前記塵芥貯留部への転落を防止する転落防止装置であって、
前記塵芥貯留部の前記投入口の少なくとも前部を覆う第1蓋部材と、
前記第1蓋部材を前後方向に移動させる駆動装置と、を備え、
前記駆動装置は、
前記投入口を開く際は前記第1蓋部材の少なくとも前端部を後方に移動させ、
前記投入口を覆う際は前記第1蓋部材の少なくとも前端部を前方に移動させる塵芥処理施設の転落防止装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1蓋部材は、前記第1蓋部材が前記投入口を覆っている際、水平になるように設けられている、請求項1に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項3】
前記第1蓋部材の後方に設けられ、前記投入口を覆う第2蓋部材と、
前記第1蓋部材の側方に設けられ、前後方向に延びているガイドレールと、
前記第1蓋部材の両側部に設けられ、前記ガイドレールと係合している係合部材と、
前記第2蓋部材の前端部に設けられ、前記第1蓋部材を前記第2蓋部材に対して回転可能に支持するピンと、をさらに備え、
前記駆動装置は、
前記投入口を開く際、前記第2蓋部材の後端部を中心に前記第2蓋部材を上方に回転させる、請求項1に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項4】
前記係合部材は、前記第1蓋部材の前端部よりも後方に配置されている、請求項3に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項5】
前記第1蓋部材の後端部の上面、または、前記第2蓋部材の前端部の下面に注意喚起表示部が設けられている、請求項3に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項6】
前後方向に延びている前側部と、前側部の後端部に接続され上下方向に延びている後側部とを有し、前記第1蓋部材の側方に設けられているガイドレールと、
前記第1蓋部材の側部に設けられ、前記ガイドレールと係合している係合部材と、を備えている請求項1に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項7】
前記第1蓋部材の側方に設けられ、前後方向に延びているガイドレールと、
前記第1蓋部材の側部に設けられ、前記ガイドレールと係合している係合部材と、を備えている請求項1に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項8】
前記第1蓋部材は、ネットまたはスラットを備え、
前記駆動装置は、前記ネットまたは前記スラットの後端部を中心に前記ネットまたは前記スラットを巻回する、請求項1に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項9】
前記第1蓋部材は、前後方向に並ぶ複数個の板部材を備え、
互いに隣り合う前記板部材のうち前方側に配置された前記板部材は、後方側に配置された前記板部材に対して相対的に前後方向に移動可能に連結されている、請求項1に記載の塵芥処理施設の転落防止装置。
【請求項10】
前記第1蓋部材は、伸縮可能な部材で構成され、
前記駆動装置は、前記第1蓋部材の両側部に設けられ、前記第1蓋部材を伸縮させる、請求項1に記載の転落防止装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥が貯留される塵芥貯留部を備えた塵芥処理施設において、塵芥貯留部への転落を防止する塵芥処理施設の転落防止装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
家庭などから排出される塵芥は塵芥車によって収集され、塵芥処理施設に運ばれる。塵芥処理施設には、塵芥車が運んできた塵芥を貯留する塵芥貯留部が設けられている。塵芥貯留部には、塵芥貯留部に塵芥を投入するための投入口が形成されている。そのため、投入口から塵芥貯留部へ人や物などが転落する恐れがある。
【0003】
そこで、従来から、塵芥貯留部に人や物などが転落することを防止するための転落防止装置が塵芥処理施設に設けられている。例えば、特許文献1には、塵芥貯留部であるごみピットの前方に鉛直に張られた安全ネットを備えた転落防止装置が開示されている。特許文献1に開示された転落防止装置は、安全ネットの上端部を上下方向に移動させることができるように構成されている。安全ネットが張られた状態では、人がごみピットに近づくことができず、ごみピットへの人の転落が防止される。安全ネットの上端部が下方に移動すると、塵芥車はごみピットの近くまで進入でき、塵芥をごみピットに投入できる。
【0004】
また、特許文献2には、前後に回転することによってごみピットの投入口を開閉できる投入扉を備えた転落防止装置が開示されている。投入扉によって投入口が閉じられている際は、ごみピットへの人の転落が防止される。投入扉を前方に回転させ投入口を開くと、塵芥車は塵芥をごみピットに投入できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-292141号公報
実公昭58-34806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、塵芥貯留部に人や物などが転落することを防止するためには、塵芥貯留部へ塵芥を投入するとき以外は、投入口が閉じられていることが好ましい。すなわち、塵芥車が投入位置で停車している際に、投入口を開閉することが好ましい。ここで、投入位置とは、塵芥車が塵芥貯留部に塵芥を投入するときの塵芥車の位置である。図23に示すように、塵芥車101が投入位置で停車しているとき、塵芥車101の後部は塵芥貯留部105の投入口105aの上方に突き出る場合もある。特許文献1に記載された転落防止装置では、塵芥車101が投入位置の手前に来た時に転落防止装置を動作させて投入口を開く。その後、塵芥車101は投入位置に向かって後進する。そのため、投入口が開いてから、塵芥車101が投入位置で停車するまでの間に、人や物などが転落する可能性がある。特許文献2に記載された転落防止装置では、投入口を開いた後の投入扉が塵芥の投入経路を形成するため、塵芥車101から排出されて落下する塵芥により、投入扉が傷んでしまうおそれがある。
【0007】
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、その目的は、塵芥貯留部の投入口を開閉可能な塵芥処理施設の転落防止装置であって、動作時に塵芥車と接触せず、塵芥車から排出される塵芥によって傷みにくい転落防止装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る塵芥処理施設の転落防止装置は、塵芥処理施設において、投入口が形成され、塵芥が前方から投入される塵芥貯留部への転落を防止する転落防止装置である。前記転落防止装置は、前記塵芥貯留部の前記投入口の少なくとも前部を覆う第1蓋部材と、前記第1蓋部材を前後方向に移動させる駆動装置と、を備えている。前記駆動装置は、前記投入口を開く際は前記第1蓋部材の少なくとも前端部を後方に移動させ、前記投入口を覆う際は前記第1蓋部材の少なくとも前端部を前方に移動させる。
【0009】
上記構成によれば、第1蓋部材を後方に移動させることで投入口が開かれる。すなわち、投入口が開かれる際、第1蓋部材は塵芥貯留部の前方に停車した塵芥車とは反対側の方向に移動する。これにより、第1蓋部材を動作させて投入口を開く際、第1蓋部材と塵芥車とが接触しにくい。また、塵芥車から排出される塵芥が第1蓋部材に接触しにくいので、転落防止装置は傷みにくい。
【0010】
前記第1蓋部材が前記投入口を覆っている際、前記第1蓋部材が水平になるように前記第1蓋部材は設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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