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公開番号
2025102128
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219380
出願日
2023-12-26
発明の名称
車両内置き去り確認システム及び機械式駐車設備
出願人
新明和工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
E04H
6/18 20060101AFI20250701BHJP(建築物)
要約
【課題】利用者が車両内の置き去りをより注意して確認するようにした車両内置き去り確認システムを提供する。
【解決手段】機械式駐車設備が乗降室内の車両内における置き去り検知を行った後、さらに利用者による車両内の無人確認入力を受付ける車両内置き去り確認システムであって、乗降室内において車両内の生体の有無を判定する生体検知部と、生体検知部の生体有無の判定結果に基づいて人の置き去りの有無を判定する置き去り判定部と、置き去り判定部で置き去り有りと判定した場合に車両内置き去り注意喚起80を行う報知部と、車両内の無人確認入力の受付けを制御する受付制御部と、を有する制御装置を備え、制御装置は、置き去り判定部で置き去り有りと判定した場合に報知部で車両内置き去り注意喚起80を行い、注意喚起確認入力部の入力操作で車両内置き去り注意喚起80を解除することにより受付制御部が車両内の無人確認入力の受付を有効にするよう構成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
機械式駐車設備が乗降室内の車両内における置き去り検知を行った後、さらに利用者による車両内の無人確認入力を受付ける車両内置き去り確認システムであって、
前記乗降室内において前記車両内の生体の有無を判定する生体検知部と、
前記生体検知部の生体有無の判定結果に基づいて人の置き去りの有無を判定する置き去り判定部と、
前記置き去り判定部で置き去り有りと判定した場合に車両内置き去り注意喚起を行う報知部と、
前記無人確認入力の受付けを制御する受付制御部と、を有する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記置き去り判定部で前記置き去り有りと判定した場合に前記報知部で前記車両内置き去り注意喚起を行い、注意喚起確認入力部の入力操作で前記車両内置き去り注意喚起を解除することにより前記受付制御部が前記車両内の前記無人確認入力の受付を有効にするよう構成されている、車両内置き去り確認システム。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記乗降室内を撮影する撮影装置を有し、
前記乗降室の外部に設けられ、前記撮影装置で撮影した画像を表示する表示部を有する乗降室内確認装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記報知部による前記車両内置き去り注意喚起を、前記乗降室内確認装置の前記表示部に表示して報知するように構成されている、請求項1に記載の車両内置き去り確認システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記表示部に表示した前記乗降室内の画像上に前記車両内置き去り注意喚起の表示領域を重ねて表示して前記乗降室内の前記車両が見えないようにする、請求項2に記載の車両内置き去り確認システム。
【請求項4】
前記表示部は、タッチパネルで構成されており、
前記表示部に表示された前記車両内置き去り注意喚起の表示領域を前記注意喚起確認入力部として触れることで該車両内置き去り注意喚起が解除されるように構成されている、請求項3に記載の車両内置き去り確認システム。
【請求項5】
前記生体検知部は、検知波式検知器の送信波と反射波とに基づいて前記車両内の生体の有無を判定するよう構成されており、
前記制御装置は、前記利用者が前記乗降室内から退出したことを検知した後、前記生体検知部による前記車両内の生体有無の判定結果に基づいて前記置き去り判定部で前記車両内の置き去りの有無を判定するように構成されている、請求項1に記載の車両内置き去り確認システム。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載した車両内置き去り確認システムを備えている機械式駐車設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、機械式駐車設備の乗降室における車両内の置き去り確認システムとそれを備えた機械式駐車設備に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、機械式駐車設備は、車両を入出庫する乗降室内において車内に同乗者等の置き去りが無いか否かを監視している。例えば、入庫時は、車両を乗降室に入庫させて利用者が乗降室から退出した後、利用者が乗降室内の無人確認を行った後に出入口扉を閉鎖しているが、同時に機械式駐車設備側でも車内の置き去りを監視している。
【0003】
この種の先行文献として、乗降室の車両内に送信波を出力し、反射物での反射波を受信し、送信波と反射波に基づいて車両内に人が存在するか否かを判定するようにした物体検知装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-53663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記した先行文献は、車両内に人が存在すると判定すると、車両内状態確認通知を行い、車両内確認ボタン操作の受付けを可能にしている。そして、車両内確認ボタンの操作を受付けると、運転ロックを解除して出入口扉の閉鎖が可能となるようにしている。
【0006】
すなわち、上記した先行文献は、図12に示すフローチャートのように、第1認証を行った後(S51)、入庫呼び操作によって(S52)、空車パレットが乗降室へ移動され(S53)、出入口扉が開放される(S54)。そして、車両を入庫して(S55)、退出すると(S56)、機械式駐車設備によって車両内に人が存在するか否かが検知される(S57)。この検知によって、人が存在すると判定されると車両内状態確認の通知がなされる(S58)。そして、車両内の確認を行い(S59)、車両内確認ボタンを操作し(S60)、乗降室内の安全確認を行って(S61)、安全確認入力を行う(S62)。安全確認入力を行うことで、第2認証操作が行えるようになり(S63)、第2認証操作の第2認証と第1認証操作の第1認証とが一致するか否かが判定され(S64)、一致すると出入口扉を閉鎖して(S65)、終了するようにしている。
【0007】
本出願は、上記した先行文献よりも、さらに利用者が車両内の置き去りをより注意して確認するようにした車両内置き去り確認システムとそれを備えた機械式駐車設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本出願の一態様に係る車両内置き去り確認システムは、機械式駐車設備が乗降室内の車両内における置き去り検知を行った後、さらに利用者による車両内の無人確認入力を受付ける車両内置き去り確認システムであって、前記乗降室内において前記車両内の生体の有無を判定する生体検知部と、前記生体検知部の生体有無の判定結果に基づいて人の置き去りの有無を判定する置き去り判定部と、前記置き去り判定部で置き去り有りと判定した場合に車両内置き去り注意喚起を行う報知部と、前記無人確認入力の受付けを制御する受付制御部と、を有する制御装置を備え、前記制御装置は、前記置き去り判定部で前記置き去り有りと判定した場合に前記報知部で前記車両内置き去り注意喚起を行い、注意喚起確認入力部の入力操作で前記車両内置き去り注意喚起を解除することにより前記受付制御部が前記車両内の前記無人確認入力の受付を有効にするよう構成されている。車両内置き去り注意喚起は、画面表示、音声、発光などを含む。
【0009】
この構成により、乗降室内の車両内に人が置き去りにされた場合、生体検知部によって生体として判定される。その判定結果に基づいて置き去り判定部によって置き去り有りと判定された場合、報知部によって車両内置き去り注意喚起が行われるので、利用者は車両内の置き去りを適切に知ることができる。利用者は、注意喚起確認入力部の入力操作によって車両内置き去り注意喚起を解除しなければ車両内の無人確認入力が受付けられないため、車両内の置き去り確認を行うことの意識付けがなされ、利用者はより注意して車両内の置き去りを確認する。
【0010】
また、前記乗降室内を撮影する撮影装置を有し、前記乗降室の外部に設けられ、前記撮影装置で撮影した画像を表示する表示部を有する乗降室内確認装置をさらに備え、前記制御装置は、前記報知部による前記車両内置き去り注意喚起を、前記乗降室内確認装置の前記表示部に表示して注意喚起するように構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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