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公開番号
2025106610
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025072145,2020043773
出願日
2025-04-24,2020-03-13
発明の名称
機械式駐車設備
出願人
新明和工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
E04H
6/18 20060101AFI20250708BHJP(建築物)
要約
【課題】利便性を向上させつつ、誤作動を防止することが可能な、機械式駐車設備を提供する。
【解決手段】乗降部内の全エリアは、第1エリアと前記第1エリア以外の第2エリアとに分けられ、本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備は、前記第1エリア内に存在する利用者を含む検出対象物を検出するためのセンサと、前記第2エリア内への前記検出対象物の侵入を防止するための侵入防止部と、を備え、前記第2エリアは、前記侵入防止部を除いたときに前記センサで前記検出対象物を検出できない第3エリアを含み、設備制御装置は、前記センサによる検出値に基づき、機械式駐車設備の動作を開始するか否かを判定するための第1判定部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
機械式駐車設備であって、
利用者が車両に乗降するための乗降部と、
前記乗降部とは別個に設けられ、前記車両を格納するための格納部と、
前記乗降部と前記格納部との間で前記車両を搬送するための搬送装置と、
前記機械式駐車設備の動作を制御するための設備制御装置と、を備え、
前記乗降部内の全エリアは、第1エリアと前記第1エリア以外の第2エリアとに分けられ、
前記第1エリア内に存在する前記利用者を含む検出対象物を検出するためのセンサと、
前記第2エリア内への前記検出対象物の侵入を防止するための侵入防止部と、をさらに備え、
前記第2エリアは、前記侵入防止部を除いたときに前記センサで前記検出対象物を検出できない第3エリアを含み、
前記設備制御装置は、前記センサによる検出値に基づき、前記機械式駐車設備の動作を開始するか否かを判定するための第1判定部を有する、機械式駐車設備。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記乗降部内に設けられ、前記センサで検出されない非検出対象物をさらに備え、
前記第3エリアは、前記非検出対象物に妨げられることにより、前記侵入防止部を除いたときに前記センサで前記検出対象物を検出できないエリアを含み、
前記侵入防止部は、前記非検出対象物の少なくとも一部が前記第1エリアに露出するように設けられる、請求項1に記載の機械式駐車設備。
【請求項3】
前記非検出対象物は、前記第1判定部が前記機械式駐車設備の動作を開始すると判定した後に、前記設備制御装置により動作を制御される昇降器と前記昇降器と一体的に昇降する部材とを含む、請求項2に記載の機械式駐車設備。
【請求項4】
前記侵入防止部の少なくとも一部は、前記第1判定部が前記機械式駐車設備の動作を開始すると判定する前に、前記昇降器の動作を妨げる位置にあり、前記第1判定部が前記機械式駐車設備の動作を開始すると判定した後に、前記昇降器の動作を妨げない位置まで移動するように構成される、請求項3に記載の機械式駐車設備。
【請求項5】
前記侵入防止部の少なくとも一部は、前記昇降器上に設けられ、前記昇降器と一体的に昇降する、請求項3又は4に記載の機械式駐車設備。
【請求項6】
前記センサは、測域センサ及び光電センサのうちの少なくともいずれかを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載の機械式駐車設備。
【請求項7】
前記侵入防止部は、パネル及び柵のうちの少なくともいずれかを含む、請求項1乃至6のいずれかに記載の機械式駐車設備。
【請求項8】
前記設備制御装置は、
前記センサによる検出値に依らず、前記利用者による操作に基づき前記機械式駐車設備の動作を開始するか否かを判定するための第2判定部と、
前記第1判定部の判定結果に基づき前記機械式駐車設備の動作を開始するか否かを判定する第1判定モードと、前記第2判定部の判定結果に基づき前記機械式駐車設備の動作を開始するか否かを判定する第2判定モードと、を切り替えるための判定切り替え部と、をさらに有する、請求項1乃至7のいずれかに記載の機械式駐車設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式駐車設備に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、利用者が車両に乗降するための乗降部と、前記乗降部とは別個に設けられ、前記車両を格納するための格納部と、前記乗降部と前記格納部との間で前記車両を搬送するための搬送装置と、を備える機械式駐車設備が知られている。このような機械式駐車設備が、例えば、特許文献1で提案されている。
【0003】
特許文献1の機械式駐車設備は、出庫後の乗降部内全体をセンサで検出し、このセンサによる検出値に基づき、乗降部内に利用者が存在しないと判定されると、乗降部の出入口扉を自動的に閉めることで、機械式駐車設備の動作を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-330685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、利用者による安全確認に基づき機械式駐車設備の動作を開始する場合と比較して、利便性の向上が図られている。しかし、特許文献1では、センサで利用者を含む検出対象物を検出できない乗降部内のエリアに前記検出対象物が侵入するおそれがあり、そのような場合に機械式駐車設備が誤作動を起こしてしまう虞があった。
【0006】
そこで、本発明は、利便性を向上させつつ、誤作動を防止することが可能な、機械式駐車設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係る機械式駐車設備は、利用者が車両に乗降するための乗降部と、前記乗降部とは別個に設けられ、前記車両を格納するための格納部と、前記乗降部と前記格納部との間で前記車両を搬送するための搬送装置と、前記機械式駐車設備の動作を制御するための設備制御装置と、を備え、前記乗降部内の全エリアは、第1エリアと前記第1エリア以外の第2エリアとに分けられ、前記第1エリア内に存在する前記利用者を含む検出対象物を検出するためのセンサと、前記第2エリア内への前記検出対象物の侵入を防止するための侵入防止部と、をさらに備え、前記第2エリアは、前記侵入防止部を除いたときに前記センサで前記検出対象物を検出できない第3エリアを含み、前記設備制御装置は、前記センサによる検出値に基づき、前記機械式駐車設備の動作を開始するか否かを判定するための第1判定部を有する。
【0008】
上記構成によれば、乗降部内の全エリアは、第1エリアと前記第1エリア以外の第2エリアとに分けられる。そして、前記第1エリア内に存在する利用者を含む検出対象物を検出するためのセンサを備えるので、利便性を向上させることができる。また、前記第2エリア内への検出対象物の侵入を防止するための侵入防止部を備え、前記第2エリアが前記侵入防止部を除いたときにセンサで検出対象物を検出できない第3エリアを含むので、第3エリアに検出対象物が侵入することによる誤作動を防止することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
利便性を向上させつつ、誤作動を防止することが可能な、機械式駐車設備を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の全体構成を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の乗降部に第2エリアを明記した概略図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の乗降部に第3エリアを明記した概略図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備のパネル及びその周辺部分に、利用者並びに第1及び第2エリアを明記した概略図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備のパネル及びその周辺部分を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の操作装置を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の制御系を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の第1判定モードで出庫が行われる場合のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備の第2判定モードで出庫が行われる場合のフローチャートである。
本発明の一実施形態の第1及び第2変形例に係る機械式駐車設備のパネル及びその周辺部分に、利用者並びに第1及び第2エリアを明記した概略図であり、(A)が第1変形例を示す概略図であり、(B)が第2変形例を示す概略図である。
本発明の一実施形態の第3変形例に係る機械式駐車設備の柵及びその周辺部分を示す斜視図である。
本発明の一実施形態の第4変形例に係る機械式駐車設備の柵及びその周辺部分を示す斜視図である。
本発明の一実施形態の第5変形例に係る機械式駐車設備の柵及びその周辺部分を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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