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公開番号2025020047
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2024121214
出願日2024-07-26
発明の名称便器用薬液供給装置
出願人株式会社ダスキン
代理人個人,個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20250131BHJP(上水;下水)
要約【課題】便器に所定時間ごとに薬液を供給することでより良好な防汚、防臭、消臭等の効果を発揮できる便器用薬液供給装置の提供。
【解決手段】本体ケースと、薬液を収容する薬液収容部と、第1配管と、前記薬液を前記薬液収容部から取り出すポンプと、第2配管と、前記ポンプの動作を制御する制御装置と、を含み、前記薬液は、前記薬液収容部から、前記第1配管、前記ポンプ、前記第2配管を順に通り排出され、前記制御装置は、前記ポンプが所定時間ごとに動作するように制御する、便器用薬液供給装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体ケースと、
薬液を収容する薬液収容部と、
第1配管と、
前記薬液を前記薬液収容部から取り出すポンプと、
第2配管と、
前記ポンプの動作を制御する制御装置と、
を含み、前記薬液は、前記薬液収容部から、前記第1配管、前記ポンプ、前記第2配管を順に通り排出され、
前記制御装置は、前記ポンプが所定時間毎に動作するように制御する、
便器用薬液供給装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記薬液は、前記薬液収容部において、薬液パック中に保持される、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項3】
前記薬液パックは、上面視において、略矩形を有し、前記薬液パックの開口部の向きは、各辺に対して30~150°を為す、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項4】
前記第1配管は、前記薬液収容部側に棒状部を有し、前記棒状部は前記薬液パック中に位置する、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項5】
前記薬液を、便器に直接供給する、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項6】
さらに、前記第2配管を保持する保持部材を含み、前記保持部材は、便器に固定され、前記第2配管から排出された薬液は、便器の内壁面に提供される、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項7】
前記第2配管は、便器に洗浄水を供給する洗浄水配管またはタンクに接続される、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項8】
前記ポンプは、チューブポンプである、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項9】
前記ポンプは、電池により作動する、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
【請求項10】
前記制御装置は、制御基板である、請求項1に記載の便器用薬液供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、便器用薬液供給装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、便器を消臭・防臭する目的で薬液による洗浄が行われている(特許文献1)。特許文献1には、薬液を収容する薬液収容部と、薬液を薬液収容部から取り出すポンプと、ポンプの動作を制御する制御部とを含み、便器の使用頻度が低い所定期間ごとにポンプが駆動して薬液を便器へ供給するよう制御された、便器用薬液供給装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-35998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、便器に所定時間ごとに薬液を供給することでより良好な防汚、防臭、消臭等の効果を発揮できる便器用薬液供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の態様を含む:
[項1]
本体ケースと、
薬液を収容する薬液収容部と、
第1配管と、
前記薬液を前記薬液収容部から取り出すポンプと、
第2配管と、
前記ポンプの動作を制御する制御装置と、
を含み、前記薬液は、前記薬液収容部から、前記第1配管、前記ポンプ、前記第2配管を順に通り排出され、
前記制御装置は、前記ポンプが所定時間毎に動作するように制御する、
便器用薬液供給装置。
[項2]
前記薬液は、前記薬液収容部において、薬液パック中に保持される、項1に記載の便器用薬液供給装置。
[項3]
前記薬液パックは、上面視において、略矩形を有し、前記薬液パックの開口部の向きは、各辺に対して30~150°を為す、項1又は項2に記載の便器用薬液供給装置。
[項4]
前記第1配管は、前記薬液収容部側に棒状部を有し、前記棒状部は前記薬液パック中に位置する、項1~3のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項5]
前記薬液を、便器に直接供給する、項1~4のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項6]
さらに、前記第2配管を保持する保持部材を含み、前記保持部材は、便器に固定され、前記第2配管から排出された薬液は、便器の内壁面に提供される、項1~5のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項7]
前記第2配管は、便器に洗浄水を供給する洗浄水配管またはタンクに接続される、項1~4のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項8]
前記ポンプは、チューブポンプである、項1~7のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項9]
前記ポンプは、電池により作動する、項1~8のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項10]
前記制御装置は、制御基板である、項1~9のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項11]
前記薬液は、抗菌成分を含み、前記薬液のpHは、0~6.0である、項1~10のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項12]
前記薬液は、界面活性剤、抗菌成分および親水化剤を含む、項1~10のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項13]
小便器用である、項1~12のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
[項14]
大便器用である、項1~12のいずれか一項に記載の便器用薬液供給装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、薬液を長時間排水トラップ内に存在させることができる薬液供給装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明の薬液供給装置101の概略斜視図である。
図2は、図1の本体ケース11の蓋12が取り外された、本体ケース11内部の概略上面図である。
図3は、図1の本体ケース11の底部13の概略上面図である。
図4は、薬液収容ケース42の概略斜視図である。
図5は、駆動部61の概略斜視図である。
図6は、図1の本体ケース11内に位置する第2配管に接続される、洗浄水配管の概略斜視図である。
図7は、第2配管から排出された薬液を直接便器へ供給する、第2配管を保持する第1保持部材81の斜視図である。
図8は、第1保持部材81が便器に取り付けられた状態を示す概略斜視図である。
図9は、第1保持部材81の便器装着部82、配管保持部83および配管カバー84を示す図である。
図10Aは、ノズル91が格納され得る、便器200が備えるタンク201を示す斜視図である。
図10Bは、タンク201内に第2配管69が格納された状態を示す概略斜視図である。
図11は、第2保持部材93の装着部92、ノズル91を示す図である。
図12は、第2保持部材93が便器に取り付けられた状態を示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本開示に係る発明を実施するための実施形態を説明する。なお、以下に説明する便器用薬液供給装置は、本開示に係る発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本開示に係る発明を以下のものに限定しない。各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態に分けて示す場合があるが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。後述の実施形態では、前述と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態ごとには逐次言及しないものとする。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。
【0009】
(第1実施形態)
本実施形態に係る便器用薬液供給装置101を、図1~図5を用いて説明する。図1は、便器用薬液供給装置101の概略斜視図である。図2は、本体ケース11の内部を示す概略上面図である。図3は、本体ケース11の底部13を示す概略上面図である。図4は、本体ケース11内に配置される、薬液が封入される薬液パック51を収容するための薬液収容ケース42の概略斜視図である。図5は、本体ケース11内に配置される、薬液収容部41から薬液を取り出す駆動部61の概略斜視図である。
【0010】
便器用薬液供給装置101は、本体ケース11と、薬液を収容する薬液収容部41と、第1配管68と、上記薬液を薬液収容部41から取り出すポンプを有する駆動部61と、第2配管69と、ポンプの動作を制御する制御装置と、を備える。かかるポンプ及び制御装置は、駆動部61の内部に配置されている。上記薬液は、薬液収容部41から、第1配管68、ポンプ、第2配管69を順に通り排出される。また、制御装置は、ポンプが所定時間ごとに動作するように制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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