TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025025952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131241
出願日2023-08-10
発明の名称リモコン装置およびトイレシステム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47K 17/00 20060101AFI20250214BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】電力が十分に蓄えられていない場合であっても、できるだけ早期に使用者による非接触操作を検知可能な状態にすることができること。
【解決手段】実施形態に係るリモコン装置は、トイレ装置を制御するリモコン装置であって、人体を検知する焦電センサと、トイレ装置を制御する信号を送信する通信部と、焦電センサの検知結果に基づいて、通信部を制御して信号を送信させる制御部と、光を利用して発電を行う太陽電池と、太陽電池によって発電された電力を蓄え、蓄えた電力を制御部および焦電センサに供給する蓄電部と、を備え、蓄電部は、焦電センサに対し、制御部よりも先に電力を供給する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
トイレ装置を制御するリモコン装置であって、
人体を検知する焦電センサと、
前記トイレ装置を制御する信号を送信する通信部と、
前記焦電センサの検知結果に基づいて、前記通信部を制御して前記信号を送信させる制御部と、
光を利用して発電を行う太陽電池と、
前記太陽電池によって発電された電力を蓄え、蓄えた電力を前記制御部および前記焦電センサに供給する蓄電部と、
を備え、
前記蓄電部は、前記焦電センサに対し、前記制御部よりも先に前記電力を供給すること
を特徴とするリモコン装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記蓄電部は、前記焦電センサが検知可能な状態になった後に、前記制御部に前記電力を供給すること
を特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
【請求項3】
前記蓄電部から前記制御部への給電経路に設けられ、前記給電経路の導通および遮断を切り替えるスイッチを備え、
前記スイッチは、前記給電経路が遮断状態であるときに前記焦電センサにより前記人体が検知された場合に、前記給電経路を通電状態に切り替えること
を特徴とする請求項2に記載のリモコン装置。
【請求項4】
前記蓄電部の電圧が第1電圧に達した場合に、前記蓄電部から前記焦電センサに前記電力が供給され、前記蓄電部の電圧が前記第1電圧よりも高い第2電圧に達した場合に、前記蓄電部から前記制御部に前記電力が供給されること
を特徴とする請求項2に記載のリモコン装置。
【請求項5】
トイレルームに設けられたトイレ装置と、
前記トイレルームに設けられ、前記トイレ装置を制御するリモコン装置と
を備えるトイレシステムであって、
前記リモコン装置は、
人体を検知する焦電センサと、
前記トイレ装置を制御する信号を送信する通信部と、
前記焦電センサの検知結果に基づいて、前記通信部を制御して前記信号を送信させる制御部と、
光を利用して発電を行う太陽電池と、
前記太陽電池によって発電された電力を蓄え、蓄えた電力を前記制御部および前記焦電センサに供給する蓄電部と、
を備え、
前記蓄電部は、前記焦電センサに対し、前記制御部よりも先に前記電力を供給すること
を特徴とするトイレシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リモコン装置およびトイレシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
トイレルーム、洗面所およびキッチンといった水回り空間には、トイレ装置や自動水栓装置等の水回り機器を遠隔制御するリモコン装置が設けられる場合がある。
【0003】
水回り機器用のリモコン装置には、赤外線センサ等の人体検知センサが設けられる場合がある。特許文献1には、トイレ空間における使用者の有無を焦電型赤外線センサ(以下、「焦電センサ」と記載する)を用いて検知するトイレ装置が開示されている。
【0004】
また、水回り機器用のリモコン装置は、商用電源または乾電池により駆動するものが一般的であるが、太陽電池を備え、照明や外光を利用して発電された電力によって駆動するものも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-143628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、たとえば手かざし動作等の使用者による非接触操作を焦電センサを用いて検知するリモコン装置が検討されている。また、かかる焦電センサに供給をする電力を太陽電池による発電で賄うことが検討されている。
【0007】
太陽電池による発電は光源の有無や光の強さによって発電量が変動するため、焦電センサに対して電力を安定的に供給することが難しい。言い換えれば、太陽電池を搭載するリモコン装置においては、焦電センサを動作させるのに必要な電力を常時蓄えておくことは難しい。
【0008】
一例として、光源がトイレルームの照明である場合、太陽電池による発電はトイレルームの照明が点灯してから開始されることになる。しかしながら、太陽電池による発電が開始されてから焦電センサが人体を検知可能な状態となるまでにはタイムラグがある。このタイムラグは、具体的には、太陽電池による発電が開始されてから焦電センサが起動するまでのタイムラグと、焦電センサが起動してから人体を検出可能な状態となるまでのタイムラグとを含む。このタイムラグの期間に使用者による非接触操作がなされた場合、焦電センサは使用者による非接触操作を検知することができない。特に、焦電センサは起動してから検知可能な状態となるまでに要する時間が比較的長いため、入室直後の一定期間において使用者の非接触操作を検知することができない状況が発生しやすい。
【0009】
実施形態の一態様は、電力が十分に蓄えられていない場合であっても、できるだけ早期に使用者による非接触操作を検知可能な状態にすることができることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様に係るリモコン装置は、トイレ装置を制御するリモコン装置であって、人体を検知する焦電センサと、前記トイレ装置を制御する信号を送信する通信部と、前記焦電センサの検知結果に基づいて、前記通信部を制御して前記信号を送信させる制御部と、光を利用して発電を行う太陽電池と、前記太陽電池によって発電された電力を蓄え、蓄えた電力を前記制御部および前記焦電センサに供給する蓄電部と、を備え、前記蓄電部は、前記焦電センサに対し、前記制御部よりも先に前記電力を供給する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

TOTO株式会社
部材
1日前
TOTO株式会社
衛生陶器
1日前
TOTO株式会社
洗い場床
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
排水弁装置
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器
9日前
TOTO株式会社
陶器素地材料
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
9日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
9日前
TOTO株式会社
リモコン装置およびトイレシステム
1日前
TOTO株式会社
リモコン装置およびトイレシステム
1日前
TOTO株式会社
排水ソケットおよびトイレシステム
5日前
TOTO株式会社
水洗大便器
16日前
TOTO株式会社
健康管理システム及び健康管理方法
16日前
個人
11か月前
個人
椅子
9か月前
個人
鍋蓋
5か月前
個人
焼き網
8か月前
個人
耳拭き棒
2か月前
個人
体洗い具
1か月前
個人
スプーン
11か月前
続きを見る