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公開番号
2024161816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076876
出願日
2023-05-08
発明の名称
水封トラップ
出願人
フソー化成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E03C
1/28 20060101AFI20241113BHJP(上水;下水)
要約
【課題】 狭い空間においても設置可能な水封トラップを得る。
【解決手段】 水封トラップの貯水部11は、排水入口管12と排水出口管13の間に配置されている。排水入口管12と排水出口管13は、これらの中心軸線は水平方向を向き、同軸とされている。排水入口管12と排水出口管13内側に接続した連通管14a、14bはそれぞれ下方に折曲され、排水入口管12と排水出口管13よりも下位において連通管14a、14bの先端部同士を結合して形成された貯水部11が設けられている。
設置空間の関係で、貯水部11を深くできない場合に、貯水部11の深さを浅くすると共に、貯水部11を水平方向に拡大することにより拡大部16が形成され、貯水部11は連通管14a、14b同士を結合する場合と比較して、ほぼ同量の排水を貯留できるようにされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
排水管に接続する排水入口管及び排水出口管と、
前記排水入口管と前記排水出口管の内側端に、一端をそれぞれ接続する円管状の一対の連通管と、
これらの連通管の他端を下方に折曲すると共に他端同士を下方で結合し、排水を貯留可能とする貯水部と、
該貯水部内の前記連通管同士の結合部の上縁は、前記排水出口管の下縁よりも下方に位置し、
前記貯水部の中央部を上下方向に切断した断面は横広の偏平形状をしており、その断面積は、前記連通管の前記一端における各断面積と略同等、又は前記各断面積よりも大としたことを特徴とする水封トラップ。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記排水入口管は上方に向けて開口したことを特徴とする請求項1に記載された水封トラップ。
【請求項3】
前記貯水部には、前記貯水部内を清掃するための清掃管を付設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の水封トラップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば冷凍機等に接続される排出管中に配設される水封トラップに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
業務用の冷凍機には、内部に発生する霜等が溶融した排水を、外部に排出するための排出管が延出されている。発生した水滴は排水となって、この排出管内を上方から下方へと流れて、外部の下水管等に流出される。
【0003】
このような外部の下水管などに繋がっている排出管では、接続する装置との気圧差等により下水管からの汚臭、温風が逆流して装置内に侵入する場合があるので、これらを防止するために、排出管中に水封トラップを設けることが一般に行われている。このような排水構造は、業務用の冷暖房機器等の排水が発生する装置などにおいても、適宜に設けられている。
【0004】
通常の水封トラップは、排出管中にU字状、S字状部分を設けて、上方からの排水を貯水部に貯留し溢れた水を下方に排水することにより、排水管の通気を貯水部で部分的に遮断して汚臭等の逆流を防止している。そして、この種の水封トラップとしては、台所用流し台、洗面台等の家庭用機器の排水管中にも多く使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭62-21182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、装置の直下に水封トラップを配置して、上方から下方に排水することは比較的に容易であるが、業務用装置等においては、構造上、設置上の問題から、排水を水平方向に排出しなければならない場合がある。この場合には、特許文献1に記載されている図12に示すような、貯水Wを貯留する貯水部1への排水入口部2、貯水部1からの排水出口部3の中心軸を水平方向に向けた水封トラップを使用する必要がある。
【0007】
この場合においても、十分な量の貯水Wを貯留水可能な貯水部1を設置するための上下方向の空間的余裕、つまり貯水部1と排水入口部2、排水出口部3とを収納するための上下方向の距離に余裕があればよいが、この距離が得られない場合には、貯水部1の深さ寸法を短くせざるを得ず、貯水部1内に十分な量の貯水Wを貯留ができなくなる。
【0008】
従って、排水入口部2と排水出口部3間の気圧差が大きくなると、貯水部1の貯水Wが押し出されて、貯水部1により逆流を遮断できず、逆流防止等の機能不全が生ずる問題がある。
【0009】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、貯水部の深さが十分に得られない場合であっても、十分な水封機能を果たし得る水封トラップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係る水封トラップは、排水管に接続する排水入口管及び排水出口管と、前記排水入口管と前記排水出口管の内側端に、一端をそれぞれ接続する円管状の一対の連通管と、これらの連通管の他端を下方に折曲すると共に他端同士を下方で結合し、排水を貯留可能とする貯水部と、該貯水部内の前記連通管同士の結合部の上縁は、前記排水出口管の下縁よりも下方に位置し、前記貯水部の中央部を上下方向に切断した断面は横広の偏平形状をしており、その断面積は前記連通管の前記一端における各断面積と略同等、又は前記各断面積よりも大としたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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