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公開番号
2024168676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085551
出願日
2023-05-24
発明の名称
給水用コンセント
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
E03C
1/02 20060101AFI20241128BHJP(上水;下水)
要約
【課題】バルブユニットの押圧による操作を通じて継手の受水部と送水部との間の開閉を簡単に行うことができる給水用コンセントを提供する。
【解決手段】給水用コンセント11は、本体ボックス14と、継手19と、バルブユニット20と、を備える。継手19は、本体ボックス14の内部に支持される。継手19には、水の供給を受ける受水部22、及び、その水を壁12の表側に向けて送る送水部23が形成される。バルブユニット20は、継手19における受水部22と送水部23との間を開閉する。継手19には、壁12の開口部18に対応する位置で開口するとともに受水部22及び送水部23に繋がるバルブ取付部24が形成される。バルブユニット20は、バルブ取付部24の開口から受水部22と送水部23との間の箇所に至るよう差し込まれることによって継手19に取り付けられる。バルブユニット20は、壁12の表側からの押圧に基づき操作される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ボックスと、継手と、バルブユニットと、を備え、
前記本体ボックスは、壁の裏側であって前記壁の開口部に対応する位置に取り付けることが可能であり、
前記継手は、前記本体ボックスの内部に支持され、
前記継手には、水の供給を受ける受水部、及び、前記受水部が受けた水を前記壁の表側に向けて送る送水部が形成され、
前記バルブユニットは、前記壁の表側からの操作に基づき、前記継手における前記受水部と前記送水部との間を開閉する給水用コンセントにおいて、
前記継手には、前記壁の開口部に対応する位置で開口するとともに前記受水部及び前記送水部に繋がるバルブ取付部が形成され、
前記バルブユニットは、前記バルブ取付部の開口から前記継手における前記受水部と前記送水部との間の箇所に至るよう差し込まれることによって前記継手に取り付けられ、前記壁の表側からの押圧に基づき操作されるものである給水用コンセント。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記壁の開口部を前記壁の表側から塞ぐカバーを備え、
前記送水部にはホースを接続するためのカプラーが取り付けられ、
前記カバーには、前記壁の開口部を前記カバーで塞いだとき、前記バルブユニットを通すための第1孔と前記カプラーを通すための第2孔とが形成され、
前記第1孔は、前記バルブユニットを通したとき、そのバルブユニットに対し接することが可能であり、
前記第2孔は、前記壁に対し傾斜するよう前記カバーに形成された斜面に位置しており、
前記カプラーの外周面には、前記斜面に接するよう固定ナットがねじ込まれている請求項1に記載の給水用コンセント。
【請求項3】
前記バルブユニットにおける前記バルブ取付部の開口から露出した箇所には、前記バルブユニットを前記壁の表側からの押圧に基づき操作する操作ボタンが取り付けられ、
前記バルブユニットにおける前記バルブ取付部の開口から露出した箇所には、前記バルブ取付部の開口の中心線に沿って、前記バルブ取付部から離れる方向に突出する爪が形成されており、
前記操作ボタンは、掛け止め部を備えており、前記壁の表側から前記バルブユニットにおける前記バルブ取付部の開口から露出した箇所に対し接近させたとき、前記爪が前記掛け止め部とスナップ係合することにより、前記バルブユニットに取り付けられるものであり、
前記操作ボタンには、前記バルブユニットにおける前記バルブ取付部の開口から露出した箇所に向けて突出するガイドが形成され、
前記ガイドは、前記操作ボタンが前記爪の前記掛け止め部に対するスナップ係合によって前記バルブユニットに取り付けられたとき、前記爪における前記掛け止め部側と反対側に配置されるものである請求項1又は2に記載の給水用コンセント。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給水用コンセントに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示されるように、建物の壁には、洗濯機等の機器に対し給水を行う給水用コンセントが取り付けられている。給水用コンセントは、壁の裏側から水の供給を受け、その水を壁の表側に位置する上記機器に送る構造となっている。こうした給水用コンセントは、本体ボックスと、継手と、バルブユニットと、を備えている。
【0003】
本体ボックスは、壁の裏側であって壁の開口部に対応する位置に取り付けられる。継手は、本体ボックスの内部に支持されている。継手には、水の供給を受ける受水部、及び、受水部が受けた水を壁の表側に向けて送る送水部が形成されている。バルブユニットは、壁の表側からの操作に基づき、継手における受水部と送水部との間を開閉する。特許文献1の給水用コンセントでは、バルブユニットとして回転操作されるタイプのものが用いられている。
【0004】
給水用コンセントのバルブユニットは、例えば上記機器の設置や交換の際に操作される。詳しくは、バルブユニットの回転操作を通じて継手の受水部と送水部との間を閉じることにより、送水部からの水の送水を停止した状態で、その送水部に対し上記機器をホース等で繋いだり、上記送水部からホース等で繋がる上記機器を外して新しい上記機器をホース等で送水部に繋いだりする。その後、上記機器をホース等で送水部に繋ぐ。その状態で、バルブユニットの回転操作を通じて継手の受水部と送水部との間を開くことにより、給水用コンセントから上記機器に水を送ることが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5961587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の給水用コンセントでは、継手の受水部と送水部との間の開閉を行う際、バルブユニットを回転操作しなければならない。こうしたバルブユニットの回転操作には、ある程度の力が必要になるため、継手の受水部と送水部との間の開閉を簡単に行うことが難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する給水用コンセントは、本体ボックスと、継手と、バルブユニットと、を備える。本体ボックスは、壁の裏側であって壁の開口部に対応する位置に取り付けることが可能となっている。継手は、本体ボックスの内部に支持される。継手には、水の供給を受ける受水部、及び、受水部が受けた水を壁の表側に向けて送る送水部が形成される。バルブユニットは、壁の表側からの操作に基づき、継手における受水部と送水部との間を開閉する。上記継手には、壁の開口部に対応する位置で開口するとともに受水部及び送水部に繋がるバルブ取付部が形成される。上記バルブユニットは、バルブ取付部の開口から継手における受水部と送水部との間の箇所に至るよう差し込まれることによって継手に取り付けられる。上記バルブユニットは、壁の表側からの押圧に基づき操作されるものとされる。
【0008】
上記構成によれば、継手における受水部と送水部との間の開閉は、壁の表側からのバルブユニットの押圧に基づく操作を通じて行われる。詳しくは、バルブユニットが継手における受水部と送水部との間を閉じているとき、バルブユニットを壁の表側から押圧することにより、バルブユニットが継手における受水部と送水部との間を開くよう操作される。また、バルブユニットが継手における受水部と送水部との間を開いているとき、バルブユニットを壁の表側から押圧することにより、バルブユニットが継手における受水部と送水部との間を閉じるよう操作される。このように継手の受水部と送水部との間の開閉を行う際には、バルブユニットを壁の表側から押圧するだけでよいため、そのバルブユニットの操作に大きな力が必要になることはない。従って、バルブユニットの押圧による操作を通じて、継手の受水部と送水部との間の開閉を簡単に行うことができる。また、バルブユニットを壁の表側から押圧するとき、その押圧に基づく力が給水用コンセントの継手、詳しくはバルブ取付部に作用する。このように押圧に基づく上記力を継手で受けるため、その力が繰り返し作用することに対する給水用コンセントの耐久性を向上させることができる。
【0009】
上記給水用コンセントは、壁の開口部を壁の表側から塞ぐカバーを備えるものとすることが考えられる。更に、上記送水部にはホースを接続するためのカプラーが取り付けられる。上記カバーには、壁の開口部をカバーで塞いだとき、バルブユニットを通すための第1孔とカプラーを通すための第2孔とが形成される。上記第1孔は、バルブユニットを通したとき、そのバルブユニットに対し接することが可能とされる。上記第2孔は、壁に対し傾斜するようカバーに形成された斜面に位置するものとされる。上記カプラーの外周面には、上記斜面に接するよう固定ナットがねじ込まれている。
【0010】
上記構成によれば、壁の開口部を塞ぐよう壁に対しカバーが固定される。このようにカバーを壁に固定する際、カバーの第1孔にバルブユニットが通されるとともに、カバーの第2孔にカプラーが通される。そして、カバーの第2孔を通ったカプラーの外周面には固定ナットがねじ込まれる。このようにねじ込まれた固定ナットがカバーの斜面に押し付けられると、その押し付けに基づく力のうち、壁と平行になる方向の成分がカバーに作用することにより、第1孔の内周面がバルブユニットに対し押し付けられる。更に、上記押し付けに基づく力のうち、壁と直交する方向の成分がカバーに作用することにより、カバーが壁の開口部を塞ぐよう壁に対し押し付けられる。カバーは、これらの押し付けによって壁に対し固定される。従って、カプラーの外周面に対する固定ナットのねじ込みにより、カバーを壁に対し手間をかけることなく固定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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