TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024177849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096214
出願日
2023-06-12
発明の名称
トイレ用防臭栓
出願人
個人
代理人
弁理士法人パテントボックス
主分類
E03C
1/28 20060101AFI20241217BHJP(上水;下水)
要約
【課題】長期に亘り防臭性能を維持するトイレ用防臭栓を提供する。
【解決手段】 少なくともボウル部と、前記ボウル部に開口部を介して連続して接続する配管と、を有するトイレの防臭栓であって、当該防臭栓は、前記開口部の径よりも大きい径を有する蓋部と、前記開口部を塞ぐ弾性変形可能な材料から構成される栓部と、使用者が把持する把持部と、を有する、防臭栓。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくともボウル部と、前記ボウル部に開口部を介して連続して接続する配管と、を有するトイレの防臭栓であって、当該防臭栓は、
前記開口部の径よりも大きい径を有する蓋部と、
前記開口部を塞ぐ弾性変形可能な材料から構成される栓部と、
使用者が把持する把持部と、
を有する、防臭栓。
続きを表示(約 55 文字)
【請求項2】
前記栓部の内部には、不凍液が充填されている、
請求項1に記載の防臭栓。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば長期間使用されないトイレの排水口部に取り付けられる、トイレからの悪臭を防臭する防臭栓に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、トイレなど使用によって排水が生じる各種の排水機器には、排水を床下配管など下水側に排出する排水機構が設けられている。これらの排水機構には、一般的に、下水側からの臭気を防止する、又は、害虫や小動物が屋内側に侵入することを防止する機能を有する水封型排水トラップが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
水封型排水トラップは、排水流路中に排水が貯まる水封部を設けて、水封部内の水(封水)が、下水側からの臭気、害虫又は小動物等が屋内に入ることを遮断する役割を果たしている。そのため、頻繁に排水が行われている場合には問題がないが、排水頻度が少なくなると、封水としての水の自然蒸発により、臭気等を遮断する機能を有しなくなる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-328625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、少子高齢化等の影響もあり、相続時で使用しない空き家や賃貸住宅において長期間契約が決まらず空き家が増えており、封水の蒸発による水封型排水トラップの機能低下が頻繁に起きている。また、長期間旅行等で自宅を留守にしていた場合や、長期間使用しない別荘等の場合においても、同様の機能低下が発生している。そのため、部屋中が不快な下水の悪臭で満ちてしまったり、害虫や小動物類が室内に侵入するといった実害が生じた事例もある。
【0006】
また、水封型排水トラップは、封水の蒸発が激しい夏季などにおいては、短期間でトラップの役目を果たせなくなってしまう恐れがある。
【0007】
そのため、賃貸住宅の空室を定期的に循環訪問したり、使用していない空き家や別荘をわざわざ訪問したりして、定期的に水封型排水トラップの封水量を監視して、減少した封水を適宜補充する必要がある。しかしながら、多数ある排水トラップ全ての封水の減少を点検し、封水を補充するには、多大な労力がかかり、経済的にも好ましいものではない。また、公的機関の水道局等に上水道を開栓し使用料を支払うのも望ましくない。
【0008】
そこで、本発明は、長期に亘り防臭性能を維持するトイレ用防臭栓を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明のトイレ用防臭栓は、少なくともボウル部と、前記ボウル部に開口部を介して連続して接続する配管と、を有するトイレの防臭栓であって、当該防臭栓は、前記開口部の径よりも大きい径を有する蓋部と、前記開口部を塞ぐ弾性変形可能な材料から構成される栓部と、使用者が把持する把持部と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一実施形態によると、長期に亘り防臭性能を維持するトイレ用防臭栓を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社LIXIL
排水装置および浴室
3日前
株式会社LIXIL
便器装置
3日前
株式会社LIXIL
便器装置
3日前
他の特許を見る