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公開番号
2024156261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070576
出願日
2023-04-24
発明の名称
水栓用ハンドル
出願人
株式会社KVK
代理人
個人
,
個人
主分類
E03C
1/042 20060101AFI20241029BHJP(上水;下水)
要約
【課題】ハンドル本体の内部から外部へ液体が垂れることを抑制する。
【解決手段】水栓本体12に取り付けて用いられる水栓用ハンドル30であって、軸方向の他端部が開放されているとともに、一端部が封鎖されている有底筒状のハンドル本体31を有しており、ハンドル本体31の内部に吸水部材40が配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
水栓本体に取り付けて用いられる水栓用ハンドルであって、
軸方向の他端部が開放されているとともに、一端部が封鎖されている有底筒状のハンドル本体を有しており、
前記ハンドル本体の内部に吸水部材が配置されていることを特徴とする水栓用ハンドル。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記吸水部材は、板状に構成されており、前記ハンドル本体の前記他端部を塞いでいる請求項1に記載の水栓用ハンドル。
【請求項3】
前記水栓用ハンドルは、前記水栓本体から突出する軸部材に接続されており、
前記吸水部材は、前記軸部材に係合する係合部を有する請求項1に記載の水栓用ハンドル。
【請求項4】
前記係合部は、前記吸水部材に形成された貫通孔である請求項3に記載の水栓用ハンドル。
【請求項5】
前記吸水部材は、スリットを有しており、曲面状に湾曲した状態で配置されている請求項2に記載の水栓用ハンドル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓本体に取り付けて用いられる水栓用ハンドルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、キッチン流し台の上面に設置して使用される水栓について記載している。
図8、9に示すように、特許文献1等に記載された水栓10は、筒状の水栓本体12と、水栓本体12の上部に取り付けられる吐水管(図示省略)と、水栓本体12の側部に取り付けられるレバーハンドル(水栓用ハンドル30ともいう)とを有している。水栓10は、水栓本体12の内部に弁部材20を有している。水栓10は、弁部材20に接続されるとともに水栓本体12の側部から突出する軸部材20aを有している。軸部材20aは水栓用ハンドル30に接続されており、水栓用ハンドル30を操作することによって、軸部材20aを介して弁部材20を操作することができる。
【0003】
水栓用ハンドル30は、軸方向の他端部が開放されているとともに、一端部が封鎖されている有底筒状のハンドル本体31と、ハンドル本体31の側部からハンドル本体31の径方向に延びる棒状のレバー32とを有している。
【0004】
図8に示すように、例えばハンドル本体31の軸方向が水平方向に対して傾斜するように水栓用ハンドル30を操作すると、弁部材20が開状態になって吐水管からの吐水を行うことができる。
【0005】
図9に示すように、例えばハンドル本体31の軸方向が水平方向に沿うように水栓用ハンドル30を操作すると、弁部材20が閉状態になって吐水管からの吐水を止めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-36637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献1等の水栓用ハンドル30は、有底筒状のハンドル本体31を有しているため、水栓10の使用時や洗浄時等にハンドル本体31に液体がかかると、ハンドル本体31の内部に液体Wが入る虞があった。
【0008】
図8に示すように、水栓用ハンドル30を傾斜させると、弁部材20と、水栓用ハンドル30のハンドル本体31との間の隙間Sが大きくなりやすい。そのため、この隙間Sからハンドル本体31の内部に液体Wが入りやすくなる。さらに、ハンドル本体31の底部が下方に位置するため、ハンドル本体31の内部に液体Wが滞留しやすくなる。
【0009】
図9に示すように、ハンドル本体31の内部に液体Wが滞留した状態で、水栓用ハンドル30を傾斜した状態から元の状態に戻すと、ハンドル本体31の内部に滞留していた液体Wがキッチン流し台上に垂れる虞があった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
態様1の水栓用ハンドルは、水栓本体に取り付けて用いられる水栓用ハンドルであって、軸方向の他端部が開放されているとともに、一端部が封鎖されている有底筒状のハンドル本体を有しており、前記ハンドル本体の内部に吸水部材が配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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