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公開番号
2024143383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056030
出願日
2023-03-30
発明の名称
小便器
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E03D
13/00 20060101AFI20241003BHJP(上水;下水)
要約
【課題】洗浄性を向上させること。
【解決手段】実施形態に係る小便器は、本体部と、吐水装置とを備える。本体部は、正面において小便を受けるボウル面が内側に形成される。吐水装置は、ボウル面の上方領域の中央に設けられ、洗浄水をボウル面の左右方向に広がるように吐水する。ボウル面には、棚部が形成される。棚部は、ボウル面の左右両側に、前方側に向けて降下しながら延び、吐水装置から吐水された洗浄水の一部を、前方側に向けて導く。棚部の内側の高さが棚部の外側の高さ以下となる順傾斜エリアにおいて、棚部の外側交点と、棚部の内側交点との長さは一定である。外側交点は、棚部の平坦面の延長線と、棚部の外側端に接続するボウル面の第1側面の延長線との交点である。内側交点は、棚部の平坦面の延長線と、棚部の内側端に接続するボウル面の第2側面の延長線との交点である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
正面において小便を受けるボウル面が内側に形成される本体部と、
前記ボウル面の上方領域の中央に設けられ、洗浄水を前記ボウル面の左右方向に広がるように吐水する吐水装置と
を備え、
前記ボウル面には、前記ボウル面の左右両側に、前方側に向けて降下しながら延び、前記吐水装置から吐水された前記洗浄水の一部を、前方側に向けて導く棚部が形成され、
前記棚部の内側の高さが前記棚部の外側の高さ以下となる順傾斜エリアにおいて、前記棚部の外側交点と、前記棚部の内側交点との長さは一定であり、
前記外側交点は、前記棚部の平坦面の延長線と、前記棚部の外側端に接続する前記ボウル面の第1側面の延長線との交点であり、
前記内側交点は、前記棚部の平坦面の延長線と、前記棚部の内側端に接続する前記ボウル面の第2側面の延長線との交点である、小便器。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記棚部は、前記棚部の平坦面と、前記ボウル面の前記第2側面とを接続する曲面部を備え、
前記曲面部の曲率は、前記順傾斜エリアにおいて一定である、請求項1に記載の小便器。
【請求項3】
前記棚部は、前記棚部の平坦面と、前記ボウル面の前記第2側面とを接続する曲面部を備え、
前記曲面部における前記棚部の平坦面側の端部と、前記曲面部における前記第2側面側の端部との距離は、一定である、請求項1に記載の小便器。
【請求項4】
前記棚部は、
前記順傾斜エリアと、
前記棚部の内側の高さが前記棚部の外側の高さよりも高い逆傾斜エリアと
を含み、
前記逆傾斜エリアは、前記順傾斜エリアよりも前記吐水装置側に形成される、請求項1に記載の小便器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、小便器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ボウル面の上方領域に設けられた吐水装置から、ボウル面の左右方向に広がるように洗浄水を吐水する小便器が知られている(例えば、特許文献1参照)。ボウル面には、洗浄水をボウル面の前方側まで誘導する棚部が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-38660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記する小便器では、棚部によるボウル面の前方側への洗浄水の誘導、すなわち、洗浄性の向上について改善の余地がある。
【0005】
実施形態の一態様は、洗浄性を向上させる小便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る小便器は、本体部と、吐水装置とを備える。本体部は、正面において小便を受けるボウル面が内側に形成される。吐水装置は、ボウル面の上方領域の中央に設けられ、洗浄水をボウル面の左右方向に広がるように吐水する。ボウル面には、棚部が形成される。棚部は、ボウル面の左右両側に、前方側に向けて降下しながら延び、吐水装置から吐水された洗浄水の一部を、前方側に向けて導く。棚部の内側の高さが棚部の外側の高さ以下となる順傾斜エリアにおいて、棚部の外側交点と、棚部の内側交点との長さは一定である。外側交点は、棚部の平坦面の延長線と、棚部の外側端に接続するボウル面の第1側面の延長線との交点である。内側交点は、棚部の平坦面の延長線と、棚部の内側端に接続するボウル面の第2側面の延長線との交点である。
【0007】
これにより、小便器は、吐水装置から吐水されて、棚部を流れる洗浄水が、ボウル面の前方側までが到達する量を多くすることができる。そのため、小便器は、ボウル面の前方側における洗浄性を向上させることができる。すなわち、小便器は、洗浄性を向上させることができる。また、小便器は、吐水装置から吐水される洗浄水の吐水量を少なくしつつ、ボウル面の洗浄性を向上させることができる。また、小便器は、たとえば、使用者の目線において、順傾斜エリアの棚部の幅を一定とすることができる。そのため、小便器は、意匠性を向上させることができる。
【0008】
また、棚部は、曲面部を備える。曲面部は、棚部の平坦面と、ボウル面の第2側面とを接続する。曲面部の曲率は、順傾斜エリアにおいて一定である。
【0009】
これにより、小便器は、使用者の目に触れやすい棚部の内側の曲率が、使用者の目線において、変化することを抑制し、意匠性を向上させることができる。
【0010】
また、棚部は、棚部の平坦面と、ボウル面の第2側面とを接続する曲面部を備える。曲面部における棚部の平坦面側の端部と、曲面部における第2側面側の端部との距離は、一定である。
(【0011】以降は省略されています)
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