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公開番号2024146444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059343
出願日2023-03-31
発明の名称トイレシステム
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人
主分類A47K 17/00 20060101AFI20241004BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】照明ユニットを有する構成において、光による空間演出性を保持させつつ、使い勝手および意匠性を向上させる。
【解決手段】トイレ装置を設置したトイレ室を構成するトイレシステム1は、カウンターの照明ユニット52を制御する制御部70を備える。制御部70は、カウンター下に設けられたキャビネットに配設された人体検知センサ41、トイレ装置の機能部3dに配設された接近検知センサ42および着座検知センサ43が、通信可能に接続されている。さらに、制御部70には、リモコン27が通信可能に接続されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
便器を有するトイレ装置を設置したトイレ室に、照明ユニットを有するカウンターを設けたトイレシステムであって、
前記トイレ室における人体の状態検知を行うセンサと、
前記照明ユニットを制御する制御部と、
を備え、
前記カウンターは、前記照明ユニットに設けた複数のLED素子から照射された光が入射する入光面と、前記入光面から入射した光を出射する出光面が設けられた導光体から形成されたカウンター板部を有し、
前記制御部は、前記センサの検知結果に応じて、前記カウンターが前記カウンター板部の前記出向面から出射された光によりトイレ空間を照明するときの照度を調整する、
ことを特徴とするトイレシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記トイレ装置は、前記便器上に設けられた便座を有し、
前記センサは、使用者の前記便座への着座を検知する着座検知センサであり、
前記制御部は、前記着座検知センサから着座検知信号が入力されたときに、前記カウンターによる照明の照度を下げる制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項3】
前記センサは、使用者の前記トイレ装置への接近状態を検知する接近検知センサであり、
前記制御部は、前記接近検知センサから接近検知信号が入力されたときに、前記カウンターによる照明の照度を下げる制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項4】
前記センサは、使用者の前記トイレ室への入室を検知する人体検知センサであり、
前記制御部は、前記人体検知センサから人体検知信号が入力されてから所定の時間が経過したときに、前記カウンターによる照明の照度を下げる制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項5】
前記センサは、使用者の前記便器に対する立位姿勢を検知する姿勢検知センサを含み、
前記制御部は、前記立位姿勢検知センサから立位姿勢検知信号が入力されている間には、所定の時間が経過しても、前記カウンターによる照明の照度を下げる制御を行わない、
ことを特徴とする請求項4に記載のトイレシステム。
【請求項6】
前記制御部は、前記カウンターの所定の領域において照度を下げる制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項7】
前記カウンターは、前記トイレ装置の側方に配置され、
前記所定の領域は、前記トイレ室の側面視において、前後方向で少なくとも前記トイレ装置に重畳する重畳領域を含む領域である、
ことを特徴とする請求項6に記載のトイレシステム。
【請求項8】
前記制御部は、時間帯に応じて予め設定した照度で前記カウンターによる照明を点灯させるとともに、照度が低く設定されている時間帯では、前記センサの検知結果に基づく照度の調整を行わない、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトイレシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレ室内にカウンターを設置したトイレシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トイレ室、洗面所、浴室、キッチンなど、住宅または宿泊施設において水栓器具が設置される水回り設備設置室では、一般的に、天井および/または壁面に設置された主照明器具により室内全体を照明するように構成されている。このような主照明器具により室内全体を照明する他に、水栓器具などの水回り設備を光らせるように構成された照明が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、水栓器具、キャビネット、浴槽、シャワーヘッド、握りバー、収納棚、カウンター、タオル掛け、トイレットペーパーホルダ、便器等の水回り設備を内部透視構造であるスケルトン構造とし、内部にLED素子を埋設することで、当該水回り設備を光らせるようにした構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-120448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
主照明器具によりトイレ室等の室内全体を照明した場合、例えば、夜間就寝途中に起き出して水栓器具を使用するときに使用者が室内照明による光を眩しく感じ、その後の入眠困難および睡眠の質の低下などの問題を生じさせていた。
【0006】
特許文献1に開示された構成によれば、水回り設備を光らせるようにしたことで、主照明器具で室内全体を照明することなく水栓器具が使用可能となるが、スケルトン構造としているため、隠したい水回り設備の内部構造も外部から視認可能となる。このようなスケルトン構造は、意匠性を低下させる原因となる。また、隠したい水回り設備の内部構造を隠しつつ部分的にスケルトン構造としても、LED素子を含むLEDパッケージ(電子部品)が外部から見えること、デザインの統一性を損なう等、意匠性の低下を生じさせる。
【0007】
また、隠したい水回り設備の内部構造を外部から視認できないようにするには、従来どおり構成した水回り設備に、内部透視可能な材質により外皮を設けて2重構造にするなどの対応が考えられる。しかしながら、このような対応では、水回り設備の外形寸法が従来よりも大きくなり、他の設備との関係で予定しているスペースに配置することが困難になる、あるいは、使い勝手を損なう等の問題を生じる。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、照明ユニットを有する構成において、光による空間演出性を保持させつつ、使い勝手および意匠性を向上させることができるトイレシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るトイレシステムは、便器を有するトイレ装置を設置したトイレ室に、照明ユニットを有するカウンターを設けたトイレシステムであって、前記トイレ室における人体の状態検知を行うセンサと、前記照明ユニットを制御する制御部と、を備え、前記カウンターは、前記照明ユニットに設けた複数のLED素子から照射された光が入射する入光面と、前記入光面から入射した光を出射する出光面が設けられた導光体から形成されたカウンター板部を有し、前記制御部は、前記センサの検知結果に応じて、前記カウンターが前記カウンター板部の前記出向面から出射された光によりトイレ空間を照明するときの照度を調整する、ことを特徴とするものである。
【0010】
このような構成のトイレシステムによれば、カウンター板部に光を導光させて、カウンターを照明装置として構成し、カウンター板部の後方から前方にむけて照度が低下する光のグラデーションを生成させることから、意匠性を向上させることができる。また、カウンター板部の使用者に近い先端側の方が、相対的に照度が低くなることから、使用者に対して眩しさを感じにくくすることができる。さらに、センサの検知結果に応じてカウンターによる照明の照度を下げるよう調整することで、入室やトイレ装置使用後のトイレ室のカウンターからの照明光によるトイレ空間の演出性を損なうことなく、トイレ室の使い勝手を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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