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公開番号
2024058445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-25
出願番号
2022165804
出願日
2022-10-14
発明の名称
卓上用清掃具
出願人
個人
代理人
主分類
A47L
13/20 20060101AFI20240418BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】掃除対象領域の広狭に関係なく常に円滑に卓上の掃き清掃を行うことができる。
【解決手段】
複数の骨組部材2と、各骨組部材2の回動中心となる貫通部材3と、複数の骨組部材2を、回動を可能としつつ互いに連結する連結部材4とを備え、開き角θが最大角度となる全開状態、及び開き角θが最小角度となる全閉状態を実現可能な扇状体7と、扇状体7の径方向W外側部において周方向Pに沿って並ぶように配置され、径方向W外周部から突出して設けられた複数の可撓性線材8又は房素材とを有する卓上用清掃具1であって、広幅の掃除対象領域Sに対しては、全開状態にて卓上の掃き清掃を行い、狭幅の掃除対象領域S′に対しては、全閉状態にて卓上の掃き清掃を行い、前記広幅と前記狭幅との中間である中間幅の掃除対象領域S″に対しては、開き角θを中間角度にして卓上の掃き清掃を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
略棒状又は略細板状の複数の骨組部材と、厚さ方向に互いに束ねられた前記複数の骨組部材それぞれの長さ方向一方側の端部近傍を各骨組部材が回動可能となるように厚さ方向に貫通し、当該各骨組部材の回動中心となる貫通部材と、前記複数の骨組部材を、前記回動を可能としつつ互いに連結する連結部材と、を備え、前記回動により前記複数の骨組部材のうち周方向一方端の第1骨組部材と周方向他方端の第2骨組部材とのなす開き角を所定の最大角度となるまで開いた全開状態、及び、前記第1骨組部材と前記第2骨組部材とのなす前記開き角を所定の最小角度となるまで閉じた全閉状態であって前記第1骨組部材及び前記第2骨組部材を含む前記複数の骨組部材を厚さ方向にそれぞれ重ね合わせるようにした前記全閉状態、を実現可能な扇状体と、
前記扇状体の径方向外側部において周方向に沿って並ぶように配置され、それぞれが当該径方向外周部から突出して設けられた複数の可撓性線材又は房素材と、
を有する卓上用清掃具であって、
広幅の掃除対象領域に対しては、前記全開状態にした前記扇状体を用いて前記回動中心の軸心方向に平行な第1方向に略沿って前記卓上用清掃具を動かして卓上の掃き清掃を行い、
狭幅の掃除対象領域に対しては、前記全閉状態にした前記扇状体を用いて前記第1方向又は前記回動中心の軸心方向に直交する第2方向に略沿って前記卓上用清掃具を動かして卓上の掃き清掃を行い、
前記広幅と前記狭幅との中間である中間幅の掃除対象領域に対しては、前記第1骨組部材と前記第2骨組部材とのなす前記開き角を前記最大角度と前記最小角度との中間角度にした前記扇状体を用いて前記第1方向に略沿って前記卓上用清掃具を動かして卓上の掃き清掃を行うようにした、
ことを特徴とする卓上用清掃具。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1記載の卓上用清掃具において、
前記連結部材は、
前記複数の骨組部材を互いに連結して一体化するように、各骨組部材の一方側の面に貼られ、前記骨組部材の回動とともに折り畳み又は解き拡がり可能とするための山折り線及び谷折り線を備えた、略扇形又は略円弧状のシート部材である
ことを特徴とする卓上用清掃具。
【請求項3】
請求項2記載の卓上用清掃具において、
前記複数の可撓性線材又は房素材のそれぞれは、
前記扇状体に備えられた前記シート部材のうち、前記山折り線及び前記谷折り線以外の部位の前記径方向外側部に設けられている
ことを特徴とする卓上用清掃具。
【請求項4】
請求項2記載の卓上用清掃具において、
前記複数の可撓性線材又は房素材は、
互いに属性が異なる、第1線材又は第1房素材と第2線材又は第2房素材とを含み、
前記複数の骨組部材は、
前記第1骨組部材と前記第2骨組部材との間に配置された第3骨組部材を含み、
前記扇状体に備えられた前記シート部材のうち前記周方向の一方側の前記径方向外周部には、前記可撓性線材又は房素材として前記第1線材又は第1房素材が設けられており、
前記扇状体に備えられた前記シート部材のうち前記周方向の他方側の前記径方向外周部には、前記可撓性線材又は房素材として前記第2線材又は第2房素材が設けられている
ことを特徴とする卓上用清掃具。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の卓上用清掃具において、
前記複数の可撓性線材又は房素材は、
前記扇状体の前記全開状態において当該複数の可撓性線材又は房素材それぞれの先端を結んだ軌跡が前記扇状体の径方向外周側の縁部に沿う略円弧形状を形成するように、略放射状に配置されている
ことを特徴とする卓上用清掃具。
【請求項6】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の卓上用清掃具において、
前記複数の可撓性線材又は房素材は、
前記扇状体の前記全開状態において当該複数の可撓性線材又は房素材それぞれの先端を結んだ軌跡が略水平方向に沿う略一直線形状をと形成するように配置されている
ことを特徴とする卓上用清掃具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、卓上用清掃具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デスクの上の消しゴムのカスやパソコン上のホコリを清掃する為の掃除用卓上ブラシとして、定規と一体化されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の図1~図2等には、定規1の長手方向の一端部に卓上ブラシ2を設け、卓上の消しゴムカス等の被清掃物の掃き清掃を可能とする構成について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-251522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、卓上ブラシ2が定規1と同じ幅かつ同じ厚みとなるため、掃除対象領域が定規1とほぼ同じ幅であれば円滑に被清掃物を掃き出すことができるが、掃除対象領域が定規1の幅よりも広い場合は卓上ブラシ2を何度も往復させなければ被清掃物を掃き出すことができず不便である。また掃除対象領域が定規1の幅よりも狭い場合は、卓上ブラシ2でその領域内の被清掃物を掃き出すことはほぼ不可能となる。
【0005】
本発明の目的は、掃除対象領域の広狭に関係なく常に円滑に卓上の掃き清掃を行うことができる卓上用清掃具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本願発明は、略棒状又は略細板状の複数の骨組部材と、厚さ方向に互いに束ねられた前記複数の骨組部材それぞれの長さ方向一方側の端部近傍を各骨組部材が回動可能となるように厚さ方向に貫通し、当該各骨組部材の回動中心となる貫通部材と、前記複数の骨組部材を、前記回動を可能としつつ互いに連結する連結部材と、を備え、前記回動により前記複数の骨組部材のうち周方向一方端の第1骨組部材と周方向他方端の第2骨組部材とのなす開き角を所定の最大角度となるまで開いた全開状態、及び、前記第1骨組部材と前記第2骨組部材とのなす前記開き角を所定の最小角度となるまで閉じた全閉状態であって前記第1骨組部材及び前記第2骨組部材を含む前記複数の骨組部材を厚さ方向にそれぞれ重ね合わせるようにした前記全閉状態、を実現可能な扇状体と、前記扇状体の径方向外側部において周方向に沿って並ぶように配置され、それぞれが当該径方向外周部から突出して設けられた複数の可撓性線材又は房素材と、
を有する卓上用清掃具であって、広幅の掃除対象領域に対しては、前記全開状態にした前記扇状体を用いて前記回動中心の軸心方向に平行な第1方向に略沿って前記卓上用清掃具を動かして卓上の掃き清掃を行い、狭幅の掃除対象領域に対しては、前記全閉状態にした前記扇状体を用いて前記第1方向又は前記回動中心の軸心方向に直交する第2方向に略沿って前記卓上用清掃具を動かして卓上の掃き清掃を行い、前記広幅と前記狭幅との中間である中間幅の掃除対象領域に対しては、前記第1骨組部材と前記第2骨組部材とのなす前記開き角を前記最大角度と前記最小角度との中間角度にした前記扇状体を用いて前記第1方向に略沿って前記卓上用清掃具を動かして卓上の掃き清掃を行うようにしたことを特徴としている。
【0007】
本願発明の卓上用清掃具によれば、広い掃除対象領域に対しては扇状体を全開状態にし、狭い掃除対象領域に対しては扇状体を全閉状態にすることで円滑に掃き清掃を行うことができる。
中間幅の掃除対象領域に対しても、第1骨組部材と第2骨組部材との開き角をその掃除対象領域の幅に合わせた適宜の角度とすることで、円滑に掃き清掃を行うことができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、掃除対象領域の広狭に関係なく常に円滑に卓上の掃き清掃を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
全開状態の卓上用清掃具を表側から見た正面図である。
全開状態の卓上用清掃具を表側から見た斜視図である。
全閉状態の卓上用清掃具を裏側から見た正面図である。
図3に示す領域Zの拡大図である。
全閉状態の卓上用清掃具の正面図及び側面図である。
全開状態と全閉状態の中間にある卓上用清掃具の正面図である。
広幅の掃除対象領域に対する清掃方法の一例を説明する概念図である。
狭幅の掃除対象領域に対する清掃方法の一例を説明する概念図である。
中間幅の掃除対象領域に対する清掃方法の一例を説明する概念図である。
複数の可撓性線材それぞれの先端を結んだ軌跡が略水平方向に沿う変形例に係る卓上用清掃具の正面図である。
互いに属性が異なる可撓性線材を含む場合変形例に係る卓上用清掃具の正面図である。
可撓性線材の配置の仕方が異なる変形例に係る卓上用清掃具の正面図である。
可撓性線材が一部配置されない変形例に係る卓上用清掃具の正面図及びその使用例を説明する概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の技術的範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば下記の各構成要素を均等なものに置換した実施形態を採用することができ、それらについても本発明の技術的範囲に含まれる。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするため、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
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