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公開番号2024052455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022167965
出願日2022-09-30
発明の名称アルミトレー
出願人個人
代理人
主分類A47J 37/00 20060101AFI20240404BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 調理済の揚げ物を、オーブントースターやオーブンレンジで温め直す際に、付属の網や金属トレーの上に敷き、加熱によって余分な油を染み出させて、健康的に食感良く仕上げ、かつ染み出た油で調理場を汚すことがなく、さらにサイズ調節のできるアルミトレーを提供する。
【解決手段】 高くカーブをつけて形成された側壁2、底面3を備え、底面3全面に突起4を配列して、各突起4の間に油の溜まる窪み5を有し、アルミ箔から一体に形成される。アルミトレー1を並べた時に接する側壁2同士を、重ねて折り返すことにより連結させ、サイズ調節できるようにしたものである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
側壁(2)及び底面(3)を備え、底面(3)全面に、突起(4)を配列し型押しして、アルミ箔から一体に形成されたアルミトレー(1)。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
上記底面(3)には、上記突起(4)の配列によって、各々の突起(4)の間に窪み(5)が形成されることを特徴とする請求項1に記載のアルミトレー(1)。
【請求項3】
上記側壁(2)を、カーブをつけて高く形成し、本アルミトレーを並べた時に、接する側壁(2)同士を重ねて折り返すことで、連結させることができる請求項1及び2に記載のアルミトレー(1)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オーブントースターやオーブンレンジによる調理に際し用いられる、アルミトレーに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、調理済みの揚げ物を温め直す際、オーブントースターやオーブンレンジに付属する網や金属トレーに、家庭用のアルミホイルを敷き、その上に被調理品を載せて加熱していた。
【0003】
調理済みの揚げ物を加熱する目的は、温かくして食することの他に、揚げ物に含まれる余分な油を落として健康的に食すること、揚げたてのように、カラッと食感良く仕上げることである。
であるにもかかわらず、アルミホイルを網や金属トレーに敷いただけでは、加熱の際に被調理品から染み出た油が再付着して、食感が悪くなったり、アルミホイルに被調理品がくっつくことで破れが生じ、調理場を油で汚すことになる。
また、市販のアルミ箔成形品では、被調理品の量や、オーブントースターやオーブンレンジのサイズに対応しておらず不便であった。
【0004】
しかしながら、アルミホイルを使わなければ、油で汚れた付属の網や金属トレーを洗う手間がかかるという不都合があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、調理済みの揚げ物をオーブントースターやオーブンレンジで温め直す際に、付属の網や金属トレーの上に敷き、加熱によって余分な油を染み出させて、健康的に食感良く仕上げ、かつ染み出た油で調理場を汚すことがなく、さらにサイズ調節のできるアルミトレーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明のアルミトレー1は、側壁2及び底面3を備え、底面3全面に、先端が丸みを帯びた突起4を配列し型押しして、アルミ箔から一体に形成されたものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1のアルミトレー1の底面3に型押しされた突起4の配列により、各々の突起4の間に窪み5が形成されることを特徴としたものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1及び2のアルミトレー1の側壁2を、カーブをつけて高く形成し、本アルミトレーを並べた時に接する側壁2同士を重ねて折り返すことで、連結できることを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のアルミトレー1には、次のような効果がある。
請求項1の発明では、側壁2及び底面3を備え、アルミ箔から一体に形成されており、底面3全面には、先端が丸みを帯びた突起4を配列し型押ししていることで強度が増す。
このことにより、オーブントースターやオーブンレンジに付属した網や金属トレーの上に敷き、その上に被調理品を載置した際の、重みによる変形を防ぐことができ、庫内からの出し入れ時に被調理品が転がり落ちたり、油が流れ出るのを防ぎ、調理場を汚さない。
さらに突起形状の特徴として、被調理品を点で支えるので、余分な油が染み出しやすくなり、離型剤をコーティングしなくても本アルミトレーから剥がしやすくなる。
また、30~60μmのアルミ箔で形成された場合、焼き網に敷いてキャンプやバーベキューなどのアウトドアで使用したり、グリル調理の代わりにオーブントースターでの肉、魚料理に利用でき、どの場合でも調理器具を汚さずに済む。
【0010】
請求項2の発明では、請求項1の底面3に型押しされた突起4の配列により、各々の突起4の間に窪み5が形成される。
これにより、加熱された被調理品から染み出た余分な油が、この窪み5に溜まり、被調理品に油が再付着することなく、カラッと食感良く仕上がる。
また、窪み5に溜まった油が目視できることで、健康的に調理できたと感じられる。
さらに、油は窪み5に溜まっているので、オーブントースターやオーブンレンジから取り出す際に、流れ出すことがなくなり、調理場を汚さないので、油汚れを洗わずに済む。
(【0011】以降は省略されています)

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