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公開番号2024158535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073799
出願日2023-04-27
発明の名称食事用具
出願人個人
代理人個人
主分類A47G 21/02 20060101AFI20241031BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ナイフ部を使用する際に、カット対象をスムーズに且つ容易にカットできるように、カット対象を押さえながら刃先に十分に力を掛けてカットすることを可能にする、スプーン機能またはフォーク機能、及びナイフ機能を兼ね備えた食事用具を提供する。
【解決手段】複数の切先22を有するフォーク部21を備える掬い部20であって、フォーク部21は掬い部20の先端部に長手方向Xに沿って少なくとも1本の切り込みを設けて形成された、掬い部20と、掬い部20の基端部23に連接する柄部30と、を備える食事用スプーンにナイフ機能を持たせた食事用具10であって、食事用具10の下面側に、長手方向Xに沿って、掬い部20の基端部23の下面部から柄部30の下面部に亘ってナイフ部41が形成されたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の切先を有するフォーク部を備える掬い部であって、前記フォーク部は前記掬い部の先端部に長手方向に沿って少なくとも1本の切り込みを設けて形成された、掬い部と、
前記掬い部の基端部に連接する柄部と、
を備える食事用スプーンにナイフ機能を持たせた食事用具であって、
前記食事用具の下面側に、長手方向に沿って、前記掬い部の基端部の下面部から前記柄部の下面部に亘ってナイフ部が形成されたことを特徴とする食事用具。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記ナイフ部の反対側の柄部の上面部には平坦部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の食事用具。
【請求項3】
前記ナイフ部は、鋸歯を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食事用具。
【請求項4】
複数の切先を有するフォーク部と、
前記フォーク部の基端部に連接する柄部と、
を備える食事用フォークにナイフ機能を持たせた食事用具であって、
前記食事用具の下面側に、長手方向に沿って、前記フォーク部の基端部の下面部から前記柄部の下面部に亘ってナイフ部が形成されたことを特徴とする食事用具。
【請求項5】
前記ナイフ部の反対側の柄部の上面部には平坦部が形成されたことを特徴とする請求項4に記載の食事用具。
【請求項6】
前記ナイフ部は、鋸歯を有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の食事用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スプーン機能またはフォーク機能、及びナイフ機能を兼ね備えた食事用具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一つの食事用具で様々なタイプの料理、例えば、肉、魚、麺類、スープ等を食することを可能とするため、ナイフ機能を兼ね備えた飲食用スプーンまたはフォークが広く用いられている。かかる飲食用スプーンまたはフォークは、柄部の一端に設けられた掬い部またはフォーク部の側面側にナイフ部が形成される構造(特許文献1、2)、あるいは、スプーン部またはフォーク部が設けられた柄部の一端とは反対側の他端にナイフ部が形成される構造(特許文献3)となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3215305号
実全平3-58173号公報
特開2010-246864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、スプーンまたはフォークの柄部の一端に設けられた掬い部またはフォーク部の側面側にナイフ部が形成される構造、並びに、掬い部またはフォーク部が設けられた柄部の一端とは反対側の他端にナイフ部が形成される構造のいずれも、ナイフ部を使用する際に、使用者の握り手位置とナイフ部までが離れているため、カット対象が動かないように押さえながら刃先に十分に力を掛けてカットすることができず、スムーズに、且つ容易にカットができないという問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ナイフ部を使用する際に、カット対象をスムーズに且つ容易にカットできるように、カット対象を押さえながら刃先に十分に力を掛けてカットすることを可能にする、スプーン機能またはフォーク機能、及びナイフ機能を兼ね備えた食事用具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、複数の切先を有するフォーク部を備える掬い部であって、前記フォーク部は前記掬い部の先端部に長手方向に沿って少なくとも1本の切り込みを設けて形成された、掬い部と、前記掬い部の基端部に連接する柄部と、を備える食事用スプーンにナイフ機能を持たせた食事用具であって、前記食事用具の下面側に、長手方向に沿って、前記掬い部の基端部の下面部から前記柄部の下面部に亘ってナイフ部が形成されたことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の食事用具において、前記ナイフ部の反対側の柄部の上面部には平坦部が形成されたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の食事用具において、前記ナイフ部は、鋸歯を有することを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、複数の切先を有するフォーク部と、前記フォーク部の基端部に連接する柄部と、を備える食事用フォークにナイフ機能を持たせた食事用具であって、前記食事用具の下面側に、長手方向に沿って、前記フォーク部の基端部の下面部から前記柄部の下面部に亘ってナイフ部が形成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の食事用具において、前記ナイフ部の反対側の柄部の上面部には平坦部が形成されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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