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公開番号2023174399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-07
出願番号2022087251
出願日2022-05-27
発明の名称まな板
出願人個人
代理人個人
主分類A47J 47/00 20060101AFI20231130BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】指の安全性を高めることができるまな板を提供する。
【解決手段】まな板100は、食材を載置する食材載置部110の表面に刃物から指の損傷を防止するための指保護部120を設けたものであって、指保護部120は、指保護部120の奥側に食材を位置決めし指保護部120の手前側に親指を置いたときに振り下ろされた刃物から親指を保護するため、食材載置部110の表面から所定の突出高さを有する第1突出部122と、左右方向のいずれか一方への親指の指先の移動を規制することで親指の指先を刃物から保護するため、食材載置部110の表面から所定の突出高さを有する第2突出部124と、を備えたことを特徴とする。かかる構成によれば、指の安全性を高めることができるまな板が提供される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
食材を載置する食材載置部の表面に刃物から指の損傷を防止するための指保護部を設けたまな板であって、
前記指保護部は、
前記指保護部の奥側に食材を位置決めし前記指保護部の手前側に親指を置いたときに振り下ろされた刃物から親指を保護するため、前記食材載置部の表面から所定の突出高さを有する第1突出部と、
左右方向のいずれか一方への親指の指先の移動を規制することで親指の指先を刃物から保護するため、前記食材載置部の表面から所定の突出高さを有する第2突出部と、
を備えたことを特徴とする、まな板。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記第1、第2突出部は、板状材で一体構成されており、平面視略L字状であることを特徴とする、請求項1に記載のまな板。
【請求項3】
前記指保護部は、前記第1突出部を挟んで前記第2突出部と対向する位置に、親指の指先を刃物から保護するため、左右方向のいずれか他方への親指の移動を規制する第3突出部を更に備えたことを特徴とする、請求項1に記載のまな板。
【請求項4】
前記第1~第3突出部は、板状材で一体構成されており、平面視略コ字状であることを特徴とする、請求項3に記載のまな板。
【請求項5】
前記指保護部が左右方向に2以上併設されていることを特徴とする、請求項1又は3に記載のまな板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、指保護部を設けたまな板に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のまな板として、実用新案登録第3148646号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献には、L形形状の豆腐用のまな板1を滑りにくく持ちやすいようにした豆腐用まな板であって、豆腐用まな板1の底面裏側に、一本の指を通すことができる環状部2を備えた指掛け3を設けたことが開示されている。これにより、環状部2及び指掛け3の働きで豆腐用まな板1を保持する手の平及び指先が滑りにくくなり、持ちやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3148646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されるような従来のまな板では、まな板の持ちやすさに着目しており、指の安全性については考慮されていない。指の安全性を高めることのできるまな板が希求されていた。
【0005】
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、指の安全性を高めることが可能な、新規かつ改良されたまな板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明によれば、食材を載置する食材載置部の表面(載置面)に刃物から指の損傷を防止するための指保護部を設けたまな板であって、前記指保護部は、前記指保護部の奥側に食材を位置決めし前記指保護部の手前側に親指を置いたときに振り下ろされた刃物から親指を保護するため、前記食材載置部の表面から所定の突出高さを有する第1突出部と、左右方向のいずれか一方への親指の指先の移動を規制することで親指の指先を刃物から保護するため、前記食材載置部の表面から所定の突出高さを有する第2突出部と、を備えたことを特徴とする、まな板(指保護部付まな板)が提供される。
【0007】
かかる構成によれば、振り下ろされた刃物が親指に接触する前に第1突出部に当接することで、第1突出部は振り下ろされた刃物が親指に接触することを防止し、親指の指先と刃物の間に第2突出部が配置されることで、第2突出部は親指の指先に刃物が接触することを防止することができる。このようにして、指の安全性を高めることが可能である。
【0008】
本発明は様々な応用が可能である。以下の応用例は適宜組み合わせることができる。
【0009】
例えば、前記第1、第2突出部は、板状材で一体構成されており、平面視略L字状であってもよい。かかる構成によれば、製造が簡単になり製造コストの削減になる。なお、第1、第2突出部の突出高さは同一でもよい。さらに製造が簡単になる。
【0010】
また、前記指保護部は、前記第1突出部を挟んで前記第2突出部と対向する位置に、親指の指先を刃物から保護するため、左右方向のいずれか他方への親指の移動を規制する第3突出部を更に備えるようにしてもよい。かかる構成によれば、両利きに対応できる。同じまな板を利き腕の異なる複数人で利用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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