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公開番号2023176845
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022089363
出願日2022-06-01
発明の名称調理器具
出願人個人
代理人個人
主分類A47J 43/28 20060101AFI20231206BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 容易かつ安定的に自立する灰汁除去器具を提供する。
【解決手段】 掬い部と柄とからなる灰汁除去器具において、掬い部は下方に延びる脚部を有する。その掬い部は複数の脚部を有し、複数の脚部は、掬い部の中心部から等間隔に設けられ、脚部の底部は掬い部の底部よりも下に位置する。また、脚部により灰汁除去器具を自立させた場合、柄は掬い部の中心部から垂直方向、または、ほぼ垂直方向に延びる部材である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
掬い部と柄とからなる灰汁除去器具において、
前記掬い部は下方に延びる脚部を有する、
ことを特徴とする調理器具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記掬い部は複数の前記脚部を有し、
複数の前記脚部は、前記掬い部の中心部から等間隔に設けられている、
ことを特徴とする請求項1記載の調理器具。
【請求項3】
前記脚部の底部は、前記掬い部の底部よりも下に位置する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の調理器具。
【請求項4】
前記柄は、垂直方向、または、ほぼ垂直方向に延びる部材である、
ことを特徴とする請求項1記載の調理器具。
【請求項5】
前記柄は、前記掬い部の中心部から、垂直方向、または、ほぼ垂直方向に延びる部材である、
ことを特徴とする請求項1記載の調理器具。
【請求項6】
掬い部と柄とからなる灰汁除去器具において、
前記掬い部は下方に延びる具材除け部を有する、
ことを特徴とする調理器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、調理器具に関し、特に、食物を煮た際等に生じる灰汁を除去するための灰汁除去器具に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
食物を煮ると灰汁が生じる。灰汁は苦味や渋味を有するため料理を不味くする原因となる。よって、調理の際は適宜灰汁を除去する必要がある。
【0003】
灰汁は、灰汁取り用の灰汁除去器具を使って除去することが一般的であり、その構造や方法は以下の通りである。
【0004】
図5の符号61は従来の灰汁除去器具であり、柄62と灰汁溜め部63とからなる。
灰汁溜め部63は、灰汁を掬い取るためのすり鉢状の網64と、網64の外周を縁取る外周部65とからなる。網64は、水分を透過させる一方で灰汁を透過させない程度の細かい網目を有する。
柄62は外周部65に取り付けられている。
灰汁を除去する際は、柄62を手に持ち、網64で鍋に浮遊する灰汁を掬い取り、灰汁を除去する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
アマゾンジャパンホームページ、https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8B%E6%9D%91%E4%BC%81%E8%B2%A9-%E6%9D%BF%E5%89%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE-%E3%81%82%E3%81%8F%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%90%8D%E4%BA%BA-%E3%80%90%E3%81%82%E3%81%8F%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%80%91-27538/dp/B003URQNAG/ref=sr_1_18?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=15WT47FBXIVAN&keywords=%E5%87%BA%E6%B1%81%2B%E7%B6%B2&qid=1651969520&sprefix=%E7%81%B0%E6%B1%81%2B%E7%B6%B2%2Caps%2C270&sr=8-18&th=1、2022年5月8日検索
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の通り、従来の灰汁除去器具61を使えば容易に灰汁を除去できる一方で、置き場所に困るという欠点があった。
鍋料理を食す際、灰汁除去器具61は頻繁に使用する器具であるため、鍋の近くに置いておく必要がある。しかし、従来の灰汁除去器具61は図5の通りバランスが悪い器具であるため自立せず、テーブルの上に細長い灰汁除去器具61を寝かすように置くしかなく、邪魔であった。
【0007】
また、従来の灰汁除去器具61で灰汁を掬い上げる際、肉や野菜等の具材も一緒に掬い上げてしまうことがあり、灰汁だけを効率的に掬い取ることが難しいという問題もあった。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、自立して邪魔にならず、且つ、灰汁だけを効率よく掬い上げることができる灰汁除去器具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記問題を解決するため、本発明では、以下の灰汁除去器具が提供される。
(1)掬い部と柄とからなる灰汁除去器具において、掬い部は下方に延びる脚部を有する。これにより灰汁除去器具をテーブルに置いた際に、灰汁除去器具が傾くことがなくなり(バランスが良好になり)、灰汁除去器具がテーブルの上で容易に自立する。
(2)掬い部は複数の脚部を有し、複数の脚部は、掬い部の中心部から等間隔に設けられている。これにより、灰汁除去器具のバランスは更に良好になり、灰汁除去器具がテーブルの上で更に容易に自立する。
(3)脚部の底部は、掬い部の底部よりも下に位置する。これにより、掬い部の底部がテーブル上面に接して、脚部の底部がテーブル上面から浮いてしまうことを防止できる。すなわち、掬い部底部の干渉を受けずに、脚部だけで水平状態を維持できるため、灰汁除去器具を安定して自立させることができる。
(4)脚部により灰汁除去器具を自立させた場合、柄は、垂直方向、または、ほぼ垂直方向に延びる部材である。すなわち、脚部の底部がテーブル上面に接するようにして、灰汁除去器具をテーブルに置いた場合、柄はテーブル面に対して垂直方向に、或いは、ほぼ垂直方向に延びることとなる。これにより、灰汁除去器具のバランスが向上し、灰汁除去器具が、より安定して自立する。
(5)脚部により灰汁除去器具を自立させた場合、柄は、掬い部の中心部から、垂直方向、または、ほぼ垂直方向に延びる部材である。すなわち、脚部の底部がテーブル上面に接するようにして、灰汁除去器具をテーブルに置いた場合、柄はテーブル面に対して、掬い部中心部から垂直方向に、或いは、ほぼ垂直方向に延びることとなる。これにより、灰汁除去器具の重心が中心部付近に集中し、灰汁除去器具のバランスが更に向上し、灰汁除去器具が、より安定して自立する。
(6)掬い部と柄とからなる灰汁除去器具において、掬い部は下方に延びる具材除け部を有する。これにより、具材を除けながら灰汁を除去できるので、灰汁と具材とを一緒に掬い上げてしまう不都合を回避できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明を利用すれば、灰汁除去器具を容易、且つ、安定的に自立させることができる。
また、灰汁と具材とを一緒に掬い上げてしまう不都合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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