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公開番号2024146443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059342
出願日2023-03-31
発明の名称水回りカウンター
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人
主分類A47K 17/00 20060101AFI20241004BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】照明ユニットを有する構成において、光による空間演出性を保持させつつ、使い勝手および意匠性を向上させる。
【解決手段】水回り設備設置室において壁面に沿って設置される水回りカウンターであって、カウンター50は、照明ユニット52と、カウンター板部51を備え、照明ユニット52は、複数のLED素子を有し、壁面に沿って設けられたカウンター板部51の壁面側となる後端側に接続され、カウンター板部51は、後端側に設けられ複数のLED素子から照射される光が入射する入光面と、入光面から入射した光が拡散する拡散面としての下面51cと、拡散面に対向して設けられ、当該拡散面で拡散された光が出射される出光面としての上面51aを有し、入光面と、拡散面と、出光面には、それぞれ異なる表面加工が施されているものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
照明ユニットと、カウンター板部を備えた水回りカウンターであって、
前記照明ユニットは、
複数のLED素子を有し、壁面に沿って設けられた前記カウンター板部の前記壁面側となる後端側に接続され、
前記カウンター板部は、
後端側に設けられ前記複数のLED素子から照射される光が入射する入光面と、
前記入光面から入射した光が拡散する拡散面と、前記拡散面に対向して設けられ、当該拡散面で拡散された光が出射される出光面を有し、
前記入光面と、前記拡散面と、前記出光面には、それぞれ異なる表面加工が施されている、
ことを特徴とする水回りカウンター。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記カウンター板部における前記出光面と前記拡散面には、前後方向において均一な表面加工が施されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の水回りカウンター。
【請求項3】
前記カウンター板部の後端側には、前記出光面の所定の領域を覆う隠蔽部が設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の水回りカウンター。
【請求項4】
前記隠蔽部は、前記入光面から入射した光を前記カウンター板部内に反射するように構成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の水回りカウンター。
【請求項5】
前記カウンター板部における前記出光面には、全面において均一な表面加工が施されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の水回りカウンター。
【請求項6】
前記カウンター板部における前記拡散面には、全面において均一な表面加工が施されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の水回りカウンター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレ室、洗面所、キッチンなどの水回りカウンターに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トイレ室、洗面所、浴室、キッチンなど、住宅または宿泊施設において水栓器具が設置される水回り設備設置室では、一般的に、天井および/または壁面に設置された主照明器具により室内全体を照明するように構成されている。このような主照明器具により室内全体を照明する他に、水栓器具などの水回り設備を光らせるように構成された照明が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、水栓器具、キャビネット、浴槽、シャワーヘッド、握りバー、収納棚、カウンター、タオル掛け、トイレットペーパーホルダ、便器等の水回り設備を内部透視構造であるスケルトン構造とし、内部にLED素子を埋設することで、当該水回り設備を光らせるようにした構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-120448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
主照明器具によりトイレ室等の室内全体を照明した場合、例えば、夜間就寝途中に起き出して水栓器具を使用するときに使用者が室内照明による光を眩しく感じ、その後の入眠困難および睡眠の質の低下などの問題を生じさせていた。
【0006】
特許文献1に開示された構成によれば、水回り設備を光らせるようにしたことで、主照明器具で室内全体を照明することなく水栓器具が使用可能となるが、スケルトン構造としているため、隠したい水回り設備の内部構造も外部から視認可能となる。このようなスケルトン構造は、意匠性を低下させる原因となる。また、隠したい水回り設備の内部構造を隠しつつ部分的にスケルトン構造としても、LED素子を含むLEDパッケージ(電子部品)が外部から見えること、デザインの統一性を損なう等、意匠性の低下を生じさせる。
【0007】
また、隠したい水回り設備の内部構造を外部から視認できないようにするには、従来どおり構成した水回り設備に、内部透視可能な材質により外皮を設けて2重構造にするなどの対応が考えられる。しかしながら、このような対応では、水回り設備の外形寸法が従来よりも大きくなり、他の設備との関係で予定しているスペースに配置することが困難になる、あるいは、使い勝手を損なう等の問題を生じる。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、照明ユニットを有する構成において、光による空間演出性を保持させつつ、使い勝手および意匠性を向上させることができる水回りカウンターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る水回りカウンターは照明ユニットと、カウンター板部を備えた水回りカウンターであって、前記照明ユニットは、複数のLED素子を有し、壁面に沿って設けられた前記カウンター板部の前記壁面側となる後端側に接続され、前記カウンター板部は、後端側に設けられ前記複数のLED素子から照射される光が入射する入光面と、前記入光面から入射した光が拡散する拡散面と、前記拡散面に対向して設けられ、当該拡散面で拡散された光が出射される出光面を有し、前記入光面と、前記拡散面と、前記出光面には、それぞれ異なる表面加工が施されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
このような構成の水回りカウンターによれば、カウンター板部51に光を導光させて、カウンターを照明装置として構成し、カウンター板部51においては、光の拡散の観点から、それぞれに適切な表面加工が施されていることから、カウンター板部の後方から前方に向かって照度が低下する光のグラデーションを生成させることができる。これにより、カウンターの意匠性を向上させることができる。また、使用者から遠いカウンター板部の後方から使用者にちかい前方に向かって照度が低下することから、使用者が眩しさを感じることを抑制し、カウンターの使い勝手を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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