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公開番号2024119077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025686
出願日2023-02-22
発明の名称掃除用手持ちブラシ
出願人個人
代理人
主分類A47L 13/38 20060101AFI20240827BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】2以上の目的で使用でき、磨き掃除も行える掃除用手持ちブラシを提供する。
【解決手段】隣接して配置された第1および第2中央ブラシ部分20、30と、前記第1中央ブラシ部分20の外方側部に隣接して配置された第1側方ブラシ部分40と、前記第2中央ブラシ部分30の外方側部に隣接して配置された第2側方ブラシ部分50とを備え、それらの隣接する部分が互いに枢着部材により、枢着連結されており、それらの枢着連結により前記第1側方ブラシ部分40、前記第1中央ブラシ部分20、前記第2中央ブラシ部分30、前記第2側方ブラシ部分50は、それらが直線状に配置された第1使用形態と、この第1使用形態から、各ブラシ部分を互いに対して折り曲げて、前記第1側方ブラシ部分40、前記第1中央ブラシ部分20、前記第2中央ブラシ部分30、前記第2側方ブラシ部分50が並列状態に配置された第2使用形態とを取ることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
変形することにより2以上の目的で使用できる掃除用手持ちブラシにおいて、
隣接して配置された第1および第2中央ブラシ部分20、30と、
前記第1中央ブラシ部分20の外方側部に隣接して配置された第1側方ブラシ部分40と、
前記第2中央ブラシ部分30の外方側部に隣接して配置された第2側方ブラシ部分50とを備え、
前記第1および第2中央ブラシ部分20、30は、長尺の第1および第2中央ブラシ部分基台22、32と、この第1および第2中央ブラシ部分基台22、32の下面に植設された多数の繊維からなる第1および第2中央ブラシ部繊維部24、34とを備え、
前記第1側方ブラシ部分40は、長尺の第1側方ブラシ部分基台42と、この第1側方ブラシ部分基台42の下面に植設された多数の繊維からなる第1側方ブラシ部繊維部44と、前記第1側方ブラシ部分基台42の内方側部から前記第1中央ブラシ部分20の上辺に沿って所定長内方に延びる第1延長部分46とを備えており、
前記第2側方ブラシ部分50は、長尺の第2側方ブラシ部分基台52と、この第2側方ブラシ部分基台52の下面に植設された多数の繊維からなる第2側方ブラシ部繊維部54と、前記第2側方ブラシ部分基台52の内方側部から前記第2中央ブラシ部分30の上辺に沿って所定長内方に延びる第2延長部分56とを備えており、
前記第1及び第2中央ブラシ部分20、30の前記中央ブラシ部分基台22、32の内方側部同士が第1枢着部材70により枢着されており、
前記第1中央ブラシ部分20の前記第1中央ブラシ部分基台22の外方側部と、前記第1側方ブラシ部分40の内方側部が第2枢着部材80により枢着されており、
前記第2中央ブラシ部分30の前記第2中央ブラシ部分基台32の外方側部と、前記第2側方ブラシ部分50の内方側部が第3枢着部材90により枢着されており、
前記第1および第2側方ブラシ部分40、50の第1及び第2延長部分46、56の内方側部は、連結部材60により連結されており、前記第1および第2側方ブラシ部分40、50の第1及び第2延長部分46、56の内方側部は、それぞれ前記連結部材60の両側部に枢着されており、
前記第1側方ブラシ部分40、前記第1中央ブラシ部分20、前記第2中央ブラシ部分30、前記第2側方ブラシ部分50は、それらが直線状に配置された第1使用形態と、
この第1使用形態から、各ブラシ部分を互いに対して折り曲げて、前記第1側方ブラシ部分40、前記第1中央ブラシ部分20、前記第2中央ブラシ部分30、前記第2側方ブラシ部分50が並列状態に配置された第2使用形態とを取ることができるようになっており、
前記各ブラシ部分20、30、40、50が前記第2使用形態のとき、前記第1および第2延長部分46、56は、互いに前記連結部材60で連結された状態で、前記第2使用形態のブラシ部分群から外側に延び、離間した並列状態となり、この部分が使用者の把持部となっていることを特徴とする手持ちブラシ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
第1および第2中央ブラシ部分20、30、と第1および第2側方ブラシ部分40、50の、各繊維部24、34、44、54毎に、植設する繊維の属性を変えることにより、各繊維部の強度および/または耐久性が異なる請求項1の掃除用手持ちブラシ。
【請求項3】
前記繊維の属性が、素材の種類、太さおよび形状のうち少なくとも1つである請求項2の掃除用手持ちブラシ。
【請求項4】
第1および第2中央ブラシ部分20、30と、第1および第2側方ブラシ部分40、50の、各繊維部24、34、44、54の少なくとも他の繊維部と隣接する側部部分の繊維を、前記他の繊維部の方向に斜めに植設された請求項1~3のいずれかの掃除用手持ちブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手持ちブラシに関し、さらに詳細には、複数用途用に変形可能な掃除用手持ちブラシに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
上記のような類いのブラシ類としては、特開2005-270440号公報に記載されたブラシ形箒が知られている。
【0003】
この公開公報に記載されたブラシ形箒は、細長い基台の下面に払掃用の繊維を植設することにより形成されたヘッドと、このヘッドに連結された柄とを有し、上記ヘッドが、基台の長さを調節することによって清掃時の掃き幅を調節自在になるような構成を採用しているため、
長い掃き幅を有することによってごみを効率よく掃き集めることができ、掃き幅を調節することにより集めたごみを塵取りに掃き込む作業も行い易く、機能性に優れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-270440号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記ブラシ形箒は、上記のような構造であるので、広い清掃面を清掃する際や塵取りにゴミを掃き込む際、あるいは狭い場所で清掃する際など、それぞれに最適な掃き幅を持つ箒を提供できるという効果が見込まれるが、用途が掃き掃除に限定され、磨き掃除には適さないという問題があった。
【0006】
また、磨き掃除で使われる従来のブラシでは、平面や曲面と、溝や角部では、それぞれの清掃場所に適しているブラシの構成が異なり、平面と角部によって構成される清掃場所においては、ブラシの構成が異なる複数のブラシを用意するか、特性が異なる清掃部分を持つブラシを用意する必要があった。
【0007】
そこで本発明は、広い清掃面や、溝や角部などの細い清掃面など、さまざまな清掃場所に適した繊維の並び方と使用形態形状に変形させることにより、2以上の目的で使用でき、磨き掃除も行える掃除用手持ちブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した課題は下記の構成の本発明による掃除用手持ちブラシにより達成される。
すなわち、本発明による掃除用手持ちブラシは、
変形することにより2以上の目的で使用できる掃除用手持ちブラシにおいて、
隣接して配置された第1および第2中央ブラシ部分20、30と、
前記第1中央ブラシ部分20の外方側部に隣接して配置された第1側方ブラシ部分40と、
前記第2中央ブラシ部分30の外方側部に隣接して配置された第2側方ブラシ部分50とを備え、
前記第1および第2中央ブラシ部分20、30は、長尺の第1および第2中央ブラシ部分基台22、32と、この第1および第2中央ブラシ部分基台22、32の下面に植設された多数の繊維からなる第1および第2中央ブラシ部繊維部24、34とを備え、
前記第1側方ブラシ部分40は、長尺の第1側方ブラシ部分基台42と、この第1側方ブラシ部分基台42の下面に植設された多数の繊維からなる第1側方ブラシ部繊維部44と、前記第1側方ブラシ部分基台42の内方側部から前記第1中央ブラシ部分20の上辺に沿って所定長内方に延びる第1延長部分46とを備えており、
前記第2側方ブラシ部分50は、長尺の第2側方ブラシ部分基台52と、この第2側方ブラシ部分基台52の下面に植設された多数の繊維からなる第2側方ブラシ部繊維部54と、前記第2側方ブラシ部分基台52の内方側部から前記第2中央ブラシ部分30の上辺に沿って所定長内方に延びる第2延長部分56とを備えており、
前記第1及び第2中央ブラシ部分20、30の前記中央ブラシ部分基台22、32の内方側部同士が第1枢着部材70により枢着されており、
前記第1中央ブラシ部分20の前記第1中央ブラシ部分基台22の外方側部と、前記第1側方ブラシ部分40の内方側部が第2枢着部材80により枢着されており、
前記第2中央ブラシ部分30の前記第2中央ブラシ部分基台32の外方側部と、前記第2側方ブラシ部分50の内方側部が第3枢着部材90により枢着されており、
前記第1および第2側方ブラシ部分40、50の第1及び第2延長部分46、56の内方側部は、連結部材60により連結されており、前記第1および第2側方ブラシ部分40、50の第1及び第2延長部分46、56の内方側部は、それぞれ前記連結部材60の両側部に枢着されており、
前記第1側方ブラシ部分40、前記第1中央ブラシ部分20、前記第2中央ブラシ部分30、前記第2側方ブラシ部分50は、それらが直線状に配置された第1使用形態と、
この第1使用形態から、各ブラシ部分を互いに対して折り曲げて、前記第1側方ブラシ部分40、前記第1中央ブラシ部分20、前記第2中央ブラシ部分30、前記第2側方ブラシ部分50が並列状態に配置された第2使用形態とを取ることができるようになっており、
前記各ブラシ部分20、30、40、50が前記第2使用形態のとき、前記前記第1および第2延長部分46、56は、互いに前記連結部材60で連結された状態で、前記第2使用形態のブラシ部分群から外側に延び、離間した並列状態となり、この部分が使用者の把持部となっている。
【0009】
第1および第2中央ブラシ部分20、30、と第1および第2側方ブラシ部分40、50の、各繊維部24、34、44、54毎に、植設する繊維の属性を変えることにより、各繊維部の強度および/または耐久性を異なるようにしてもよい。
前記繊維の属性は、素材の種類、太さおよび形状のうち少なくとも1つとすることができる。
第1および第2中央ブラシ部分20、30と、第1および第2側方ブラシ部分40、50の、各繊維部24、34、44、54の少なくとも他の繊維部と隣接する側部部分の繊維を、前記他の繊維部の方向に斜めに植設しても良い。
【発明の効果】
【0010】
清掃場所に合わせて、それに適した形状へと本体を変形させることにより、複数のブラシを用意したり、それらを持ち替えたりなどの手間を省くことができ、清掃時間の短縮にも期待ができる。
(【0011】以降は省略されています)

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