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公開番号
2024142580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023054769
出願日
2023-03-30
発明の名称
商品吊下げ具
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A47F
5/00 20060101AFI20241003BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】商品の補充の作業効率を高めることを可能とする商品吊下げ具を提供することである。
【解決手段】商品吊下げ具10は、水平方向に延伸し、前方側で垂直方向の上方に向けて曲がる曲げ部を有する商品吊下げバー部12と、商品吊下げバー部12の上方に設けられ、商品吊下げバー部12に略平行に延伸する支持バー部14と、商品吊下げバー部12の後方と支持バー部14の後方とを連結する鉛直部16と、を備えた商品陳列具に付設される商品吊下げ具10であって、商品吊下げバー部12は、前方に曲げ部が設けられ、第1の径を有する筒状の第1棒部材12aと、後方が鉛直部16に連結され、第1の径よりも小さい第2の径を有し、第1棒部材12aの後方から第1棒部材12a内に挿入可能な第2棒部材12bと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水平方向に延伸し、前方側で垂直方向の上方に向けて曲がる曲げ部を有する商品吊下げバー部と、
前記商品吊下げバー部の上方に設けられ、前記商品吊下げバー部に略平行に延伸する支持バー部と、
前記商品吊下げバー部の後方と前記支持バー部の後方とを連結する鉛直部と、
を備えた商品陳列具に付設される商品吊下げ具であって、
前記商品吊下げバー部は、
前方に前記曲げ部が設けられ、第1の径を有する筒状の第1棒部材と、
後方が前記鉛直部に連結され、前記第1の径よりも小さい第2の径を有し、前記第1棒部材の後方から前記第1棒部材内に挿入可能な第2棒部材と、
を備えることを特徴とする商品吊下げ具。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の商品吊下げ具において、
前記第2棒部材は、前方に設けられ、下方に向けて傾斜する傾斜面を有することを特徴とする商品吊下げ具。
【請求項3】
請求項2に記載の商品吊下げ具において、
前記第1棒部材は、後方の内周面の一部に設けられる第1螺合部を有し、
前記第2棒部材は、後方の外周面の一部に設けられ、前記第1螺合部と螺合する第2螺合部を有することを特徴とする商品吊下げ具。
【請求項4】
請求項1に記載の商品吊下げ具において、
前記第1棒部材は、後方に設けられ、周方向の上半分が欠けた半円筒部を有することを特徴とする商品吊下げ具。
【請求項5】
請求項4に記載の商品吊下げ具において、
前記第2棒部材は、後方において径方向外側に向けて突出する突起部を有しており、
前記第1棒部材は、前記半円筒部に設けられ、周方向に回転させたときに前記突起部を係合させるための切り欠き部を有することを特徴とする商品吊下げ具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品吊下げ具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンビニエンスストアなどの小売業では、商品を陳列する商品陳列棚がある。ここには、商品を吊り下げた状態で陳列するための商品吊下げバーを有する商品陳列具が設置されることがある。
【0003】
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、弾力のあるプラスチックを素材に用い、前後に細長い矩形でバネ板1を設け、バネ板1は竿棒に吊して使用する事から吊す為の穴を設けるのであり、バネ板1の背部へ背部穴2を設け、正面部はスライドする事からスライド穴3として設け、バネ板1の正面外へ複数の商品を竿棒へ吊す事によってバネ板1は湾曲し、バネ板1の湾曲の戻りによって竿棒に吊された複数の商品が正面方向へ押し出される事となり、商品表示ができてバネ板1の脱落防止箇所を備えた、吊り下がり前詰めバネ板が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、商品陳列用枠体や壁面に着脱可能又は着脱不可能に取り付けられる係合片と、この係合片に後端部が固定された複数の商品を着脱可能に吊持するフック部材と、前記フック部材にスライド移動可能に取り付けられ該フック部材に吊持された商品を前方に押し付けることができる押し付け体と、前記押し付け体に取り付けられ該押し付け体をスライド移動させる操作バーと、前記押し付け体を常時後方へ付勢する付勢弾性体と、を備えることを特徴とする商品陳列具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-47338号公報
特開平10-272042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、グミなどのお菓子は、袋の上部に貫通孔が形成されており、貫通孔を商品吊下げバーを通して、奥行き方向に複数の袋を積み重ねていく。このような陳列方法では、商品を新しく補充する際に賞味期限が近づいたものほど前方側に位置させる必要がるため、吊り下げている袋を全て商品吊下げバーから一旦取り外した後、補充する商品を商品吊下げバーに吊り下げ、その後、取り外した賞味期限が近づいた商品を当該補充した商品の前方側に商品吊下げバーに吊り下げる必要がある。このように商品を補充するとなると時間がかかり作業効率が悪くなる。
【0007】
本発明の目的は、商品の補充の作業効率を高めることを可能とする商品吊下げ具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る商品吊下げ具は、水平方向に延伸し、前方側で垂直方向の上方に向けて曲がる曲げ部を有する商品吊下げバー部と、前記商品吊下げバー部の上方に設けられ、前記商品吊下げバー部に略平行に延伸する支持バー部と、前記商品吊下げバー部の後方と前記支持バー部の後方とを連結する鉛直部と、を備えた商品陳列具に付設される商品吊下げ具であって、前記商品吊下げバー部は、前方に前記曲げ部が設けられ、第1の径を有する筒状の第1棒部材と、後方が前記鉛直部に連結され、前記第1の径よりも小さい第2の径を有し、前記第1棒部材の後方から前記第1棒部材内に挿入可能な第2棒部材と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る商品吊下げ具において、前記第2棒部材は、前方に設けられ、下方に向けて傾斜する傾斜面を有することが好ましい。
【0010】
また、本発明に係る商品吊下げ具において、前記第1棒部材は、後方の内周面の一部に設けられる第1螺合部を有し、前記第2棒部材は、後方の外周面の一部に設けられ、前記第1螺合部と螺合する第2螺合部を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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