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公開番号
2025018730
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122707
出願日
2023-07-27
発明の名称
椅子
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
A47C
7/00 20060101AFI20250130BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】利用者が椅子に手をつきながら立ち上がるときにも安定性を維持できる椅子を実現する。
【解決手段】椅子(1)は、上下方向に開口を有する筒状の第1部材(17)と、第1部材(17)の開口に挿入され、受付部材(13)が第1所定値以上の力を受け付けたときに、第1部材(17)の内側面に当接することにより、脚部(12)に対する受付部材(13)の回転を抑止する第2部材(16)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
座部と、
前記座部を支持する脚部と、
下方に向けて加えられる利用者の力を受け付ける受付部材と、
前記脚部に対して、前記受付部材を回転させる回転機構と、
前記回転機構による前記受付部材の回転を抑止する抑止機構と、を備え、
前記抑止機構は、
上下方向に開口を有する筒状の第1部材と、
前記第1部材の前記開口に挿入され、前記受付部材が第1所定値以上の力を受け付けたときに、前記第1部材の内側面に当接することにより、前記脚部に対する前記受付部材の回転を抑止する第2部材と、を有する椅子。
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【請求項2】
前記抑止機構によって前記受付部材の回転が抑止されている状態で、前記受付部材に対する前記座部の回転を制限する座部回転制限部材をさらに備える、請求項1に記載の椅子。
【請求項3】
前記第1部材および前記第2部材の一方は内歯を有し、他方は外歯を有し、
前記抑止機構は、前記受付部材が前記第1所定値以上の力を受け付けたときに、前記外歯が前記内歯に当接することにより、前記脚部に対する前記受付部材の回転を抑止する、請求項1または2に記載の椅子。
【請求項4】
前記第2部材は、粘弾性体を有し、
前記抑止機構は、前記受付部材が受け付けた力に応じて前記粘弾性体が弾性変形し、前記粘弾性体が前記第1部材の前記内側面に当接することにより、前記脚部に対する前記座部の回転を抑止する、請求項1または2に記載の椅子。
【請求項5】
前記脚部は、床面に対して水平方向に移動可能であり、
前記抑止機構は、前記受付部材が前記第1所定値以上の力を受け付けたときに、前記脚部の水平方向の移動を更に抑止する、請求項1または2に記載の椅子。
【請求項6】
前記抑止機構は、ストッパ軸を更に有し、
前記第1部材および前記第2部材の一方は前記ストッパ軸を前記床面に向けて付勢する第1付勢部材を有し、他方は前記ストッパ軸を前記床面から離す方向に付勢する第2付勢部材を有し、
前記受付部材が前記第1所定値以上の力を受け付けたとき、前記ストッパ軸は、前記第1付勢部材の付勢力および前記第2付勢部材の付勢力の合成力により、前記床面へ押し当てられ、前記脚部の水平方向の移動を抑止し、
前記受付部材が前記第1所定値以下の第2所定値未満の力を受け付けたとき、前記ストッパ軸は、前記第1付勢部材の付勢力および前記第2付勢部材の付勢力の合成力により、前記床面から離される、請求項5に記載の椅子。
【請求項7】
前記抑止機構は、前記受付部材が受け付けた力に応じて、前記第1部材および前記第2部材のいずれかが上下動し、
前記抑止機構は、
前記脚部に配置され、前記脚部が水平方向に移動することを許容する第1状態と、前記脚部が水平方向に移動することを抑止する第2状態との間を、遷移可能である係止部材と、
前記第1部材および前記第2部材のうち前記受付部材が受け付けた力に応じて上下動する一方の移動に前記係止部材を連動させる接続部材と、を有し、
前記受付部材が前記第1所定値以上の力を受け付けたときに、前記第1部材および前記第2部材のうちの前記一方に前記接続部材によって前記係止部材が連動することにより、前記係止部材が前記第1状態から前記第2状態に遷移する、請求項5に記載の椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、椅子本体を床面に対して固定するためのロック機構を備えた椅子が知られている。例えば、特許文献1には、キャスタ付き椅子本体の脚部に、床面を押圧するストッパと、ストッパを床面に向けて突出させる押圧手段と、押圧手段を操作する操作手段とを有する固定機構を備えた椅子が開示されている。特許文献1に記載の椅子では、操作手段の操作により、ストッパが床面を押圧するように動作し、これによりキャスタ付き椅子本体が床面に対して固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-135134号公報(2000年 5月16日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の椅子は、使用者が膝に力が入りにくい人や下半身の筋力が低下している人である場合、安定性の面で改善の余地がある。
【0005】
膝に力が入りにくい人や下半身の筋力が低下している人は、椅子から立ち上がろうとするとき、椅子を杖替わりに手をかけて立ち上がる。このとき、椅子が脚部に対して座部が回転する回転機構を有する場合、特許文献1に記載の椅子では、利用者が椅子から立ち上がろうとすると、座部が回転して手をかけた部分が動くため不安定な状態となる。このため、利用者が転倒するおそれがある。
【0006】
本発明の一態様は、例えば膝に力が入りにくい人や下半身の筋力が低下している人が椅子に手をつきながら立ち上がるときにも安定性を維持できる椅子を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る椅子は、座部と、前記座部を支持する脚部と、下方に向けて加えられる利用者の力を受け付ける受付部材と、前記脚部に対して、前記受付部材を回転させる回転機構と、前記回転機構による前記受付部材の回転を抑止する抑止機構と、を備え、前記抑止機構は、上下方向に開口を有する筒状の第1部材と、前記第1部材の前記開口に挿入され、前記受付部材が第1所定値以上の力を受け付けたときに、前記第1部材の内側面に当接することにより、前記脚部に対する前記受付部材の回転を抑止する第2部材と、を有する。
【0008】
上記構成によれば、受付部材が第1所定値以上の力を受け付けたときに、抑止機構によって受付部材の回転が抑止される。受付部材に対して力を印加することによって、脚部に対する受付部材の回転を抑止させることができるので、利用者が椅子に手をついて立ち上がるときに転倒することを防ぐことができる。
【0009】
また、上記構成によれば、抑止機構を椅子に設けている。市販の椅子の椅子本体に抑止機構を有する椅子支持機構を装着する構造とした場合、椅子支持機構の構成部材が大型化し、装着後の椅子が重くなりすぎるという問題があった。抑止機構を椅子に備え付けることにより、椅子本体に椅子支持機構を装着する場合よりも軽量化し、椅子の取り回しを向上させることができる。
【0010】
さらに、抑止機構は、筒状の第1部材と、該第1部材に内接する第2部材とによって構成されている。このような構造の場合、回転軸と同軸の筒状の第1部材を設けることにより、回転抑止に必要な第1部材と第2部材との接触面積を十分に確保した上で、コンパクトでデザインとしても目立たない抑止機構を設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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