特許ウォッチ

公開番号2025013076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023126603
出願日2023-07-14
発明の名称フィルター
出願人有限会社住友
代理人
主分類A47J 31/02 20060101AFI20250117BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】小径カップとともに大径のカップにも兼用されるコーヒー等を抽出するフィルターを提供することを目的とする。
【解決手段】透水性濾過シートよりなり内部に抽出材料が充填される抽出材料収納体と、前記抽出材料収納体の両側外面に付設されるカップへの一対の装着部材とからなるフィルターであり、前記装着部材のそれぞれは一対の係止部を備え、一方の前記係止部より他方の前記係止部が外方に突出して設けられ、前記装着部材のそれぞれにおいて他方の前記係止部のそれぞれが水平方向において開かれることで、小径カップとともに大径のカップにも装着可能とすることを特徴とするフィルター。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
透水性濾過シートよりなり内部に抽出材料が充填される抽出材料収納体と、前記抽出材料収納体の両側外面に付設されるカップへの一対の装着部材とからなるフィルターであり、
前記装着部材のそれぞれは一対の係止部を備え、一方の前記係止部より他方の前記係止部が外方に突出して設けられ、前記装着部材のそれぞれにおいて他方の前記係止部のそれぞれが水平方向において開かれることで、小径カップとともに大径のカップにも装着可能とすることを特徴とするフィルター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、コーヒー等を抽出するフィルターに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【０００２】
コーヒーを飲む際に使用するカップは開口径の小さいマグカップや開口径の大きいティーカップが使用され、それらに対応して異なる大きさのフィルターを装着使用している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
この発明では小径カップとともに大径カップにも兼用されるコーヒー等を抽出するフィルターを提供することを目的とする。
【０００４】
この発明では、透水性濾過シートよりなり内部に抽出材料が充填される抽出材料収納体と、前記抽出材料収納体の両側外面に付設されるカップへの一対の装着部材とからなるフィルターであり、前記装着部材のそれぞれは一対の係止部を備え、一方の前記係止部より他方の前記係止部が外方に突出して設けられ、前記装着部材のそれぞれにおいて他方の前記係止部のそれぞれが水平方向において開かれることで、小径カップとともに大径のカップにも装着可能とすることを特徴とするフィルターを提供する。
【０００５】
上記構成のフィルターは、前記装着部材のそれぞれにおいて他方の係止部が開かれない状態においては小径カップへの装着が行え、他方の係止部が開かれた状態においては大径のカップへの装着が行われる。
【発明の効果】
【０００６】
この発明によれば、小径カップとともに大径カップにも兼用できるコーヒー等の抽出用フィルターが得られる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
この発明のフィルター正面図
この発明のフィルターの装着説明図
この発明のフィルターの装着説明図
この発明のフィルターの抽出時説明略図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
図１はこの発明のフィルターの正面図、図２、図３は同装着説明図であり、フィルター１は透水性濾過シートよりなり上部が開放するとともに下部が先細り状態となった内部に抽出材料が充填される抽出材料収納体２と、厚紙よりなり抽出材料収納体２の両側外面に付設される同形状の一対のカップへの装着部材３とからなる。
【０００９】
装着部材３のそれぞれは上部内面が抽出材料収納体２の中央外面上部に固着される固着部５と、固着部５から下方への延出部７と、延出部７の両側から外方に突出する一対の係止部８、９を備え、係止部８、９それぞれの下縁にはカップ上縁への係止凹部１１、１２が係止部８、９の外端位置より同位置に備えられている。上記係止部９は上記係止部８より延出部７から遠くに延出しており、それに伴って係止凹部１２も係止凹部１１より延出部７から遠くに位置して設けられている。
【００１０】
カップへのフィルター１の装着は、係止凹部１１、１２のそれぞれがカップの上縁に係止されて行われ、図２は開口径が小さい径のマグカップ１０への装着状態を示し、図３は開口径が大きい径のティーカップ２０への装着状態を示す。
（【００１１】以降は省略されています）

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