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公開番号2024139595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050609
出願日2023-03-27
発明の名称吐水装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20241002BHJP(上水;下水)
要約【課題】衛生性と安全性とを向上できる吐水装置を提供する。
【解決手段】浴槽に設けられ、前記浴槽の内部に向けて湯水を吐出する吐水部と、前記浴槽と前記吐水部との間を接続する供給管路と、前記吐水部に設けられ、紫外光を含む光を照射する照射部と、を備え、前記吐水部は、前記供給管路から供給された湯水が流れる吐水通路を有し、前記照射部は、前記吐水通路の内部に向けて光を照射することを特徴とする吐水装置。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項１】
浴槽に設けられ、前記浴槽の内部に向けて湯水を吐出する吐水部と、
前記浴槽と前記吐水部との間を接続する供給管路と、
前記吐水部に設けられ、紫外光を含む光を照射する照射部と、
を備え、
前記吐水部は、前記供給管路から供給された湯水が流れる吐水通路を有し、
前記照射部は、前記吐水通路の内部に向けて光を照射することを特徴とする吐水装置。
続きを表示（約 570 文字）【請求項２】
前記吐水通路は、
前記供給管路に連通する流路と、
前記流路に連通して、湯水を吐出させる吐水口を有する絞り流路と、
を有し、
前記照射部は、前記流路に向けて光を照射させることを特徴とする請求項１に記載の吐水装置。
【請求項３】
前記吐水通路は、
前記供給管路に連通する流路と、
前記流路に連通して、湯水を吐出させる吐水口を有する絞り流路と、
を有し、
前記照射部は、前記絞り流路に向けて光を照射させることを特徴とする請求項１に記載の吐水装置。
【請求項４】
前記供給管路に設けられ、前記浴槽の内部と前記吐水部との間で湯水を循環させるポンプをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の吐水装置。
【請求項５】
前記紫外光の波長は、２００ｎｍ以上２８０ｎｍ以下の値となっていることを特徴とする請求項１に記載の吐水装置。
【請求項６】
前記吐水部は、下側ケースと、前記下側ケースの上方に位置する上側ケースと、を有し、
前記吐水通路は、前記下側ケースと前記上側ケースとの間に形成されており、
前記照射部は、前記上側ケースの上に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の吐水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の態様は、一般的に吐水装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
浴槽に設置され、浴槽内に向かって湯水を吐出したり、吐出された湯水に光を照射したりする吐水装置が知られている。このような吐水装置は、入浴者の肩や首に向けて湯水を吐出する吐水部と、吐水部から吐出された湯水に光を照射する照射部と、を有している。照射部は、吐水部から吐出された湯水に紫外線を照射させて、湯水の殺菌を行っている（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１００５３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載された吐水装置は、吐出された湯水に紫外線を照射しているので、湯水が流れる吐水部内の除菌、殺菌はできない。また、紫外線が入浴者に接触するおそれがある。
【０００５】
本発明の態様は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、衛生性と安全性とを向上できる吐水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１の発明は、浴槽に設けられ、前記浴槽の内部に向けて湯水を吐出する吐水部と、前記浴槽と前記吐水部との間を接続する供給管路と、前記吐水部に設けられ、紫外光を含む光を照射する照射部と、を備え、前記吐水部は、前記供給管路から供給された湯水が流れる吐水通路を有し、前記照射部は、前記吐水通路の内部に向けて光を照射することを特徴とする吐水装置である。
【０００７】
この吐水装置によれば、吐水部の吐水通路の内部に向けて紫外光を含む光を照射することにより、紫外光の外部への漏れを抑制して、安全に利用することができる。また、吐出される湯水だけでなく、吐水通路の内面に付着した菌に対しても紫外光を照射することができるので、吐水通路の内面に付着した菌を除菌、殺菌することができる。
【０００８】
第２の発明は、第１の発明において、前記吐水通路は、前記供給管路に連通する流路と、前記流路に連通して、湯水を吐出させる吐水口を有する絞り流路と、を有し、前記照射部は、前記流路に向けて光を照射させることを特徴とする吐水装置である。
【０００９】
この吐水装置によれば、吐水通路のうち、湯水の流れ方向の上流側に位置する流路に光を照射させている。これにより、除菌、殺菌された湯水を下流側（絞り流路）に流すことができる。従って、吐水通路の内部の除菌、殺菌を効率よく行うことができる。
【００１０】
第３の発明は、第１の発明において、前記吐水通路は、前記供給管路に連通する流路と、前記流路に連通して、湯水を吐出させる吐水口を有する絞り流路と、を有し、前記照射部は、前記絞り流路に向けて光を照射させることを特徴とする吐水装置である。
（【００１１】以降は省略されています）

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