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公開番号2024146213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058987
出願日2023-03-31
発明の名称小便器
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03D 13/00 20060101AFI20241004BHJP(上水;下水)
要約【課題】バキュームブレーカに対するメンテナンス性を向上させることができる小便器を提供する。
【解決手段】実施形態に係る小便器は、ボウル部と、吐水部と、機能部と、収納部とを備える。ボウル部は、尿を受ける。吐水部は、ボウル部に洗浄水を吐水する。機能部は、吐水部に洗浄水を供給する。収納部は、ボウル部の上部後側に形成され、機能部を収納する。機能部は、吐水部への給水路に設けられ、吐水部からの汚水の逆流を防止するバキュームブレーカと、バキュームブレーカの上流側に設けられ、給水路を閉止する止水状態と給水路を開放する給水状態とを切り替えるダイヤフラムとを含む。バキュームブレーカは、ダイヤフラムよりも上方に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
尿を受けるボウル部と、
前記ボウル部に洗浄水を吐水する吐水部と、
前記吐水部に洗浄水を供給する機能部と、
前記ボウル部の上部後側に形成され、前記機能部を収納する収納部と
を備え、
前記機能部は、
前記吐水部への給水路に設けられ、前記吐水部からの汚水の逆流を防止するバキュームブレーカと、
前記バキュームブレーカの上流側に設けられ、前記給水路を閉止する止水状態と前記給水路を開放する給水状態とを切り替えるダイヤフラムと
を含み、
前記バキュームブレーカは、前記ダイヤフラムよりも上方に配置される
ことを特徴とする小便器。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記機能部は、
前記バキュームブレーカの上流側に設けられ、前記給水路における洗浄水の流れを用いて発電する発電部
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の小便器。
【請求項3】
前記バキュームブレーカは、前記吐水部に固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の小便器。
【請求項4】
前記バキュームブレーカは、
上流側に入水口、下流側に出水口を有する通水路と、
前記通水路と外部とを連通する大気導入口と、
前記通水路内に設けられ、洗浄水の水圧によって鉛直方向に沿って動作することで、通水時には前記入水口と前記出水口とを連通させ、非通水時には前記通水路と前記大気導入口とを連通させる弁体と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の小便器。
【請求項5】
前記バキュームブレーカは、
前記大気導入口から溢れ出た洗浄水を受ける水受け部
をさらに備え、
前記水受け部は、
受けた洗浄水を排出する排水口と、
前記排水口を囲むように形成される壁部と
を備えることを特徴とする請求項4に記載の小便器。
【請求項6】
前記水受け部は、
洗浄水を受ける底面部が前記大気導入口に向けて下り傾斜となるように形成される
ことを特徴とする請求項5に記載の小便器。
【請求項7】
前記吐水部は、
前記給水路から供給された洗浄水を前記ボウル部に吐水する第1吐水孔と、
前記水受け部から前記排水口を介して供給された洗浄水を前記ボウル部に吐水する第2吐水孔と
を備えることを特徴とする請求項5に記載の小便器。
【請求項8】
前記第2吐水孔は、前記第1吐水孔よりも上方に設けられる
ことを特徴とする請求項7に記載の小便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、小便器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、小便器において、使用者の尿を受けるボウル部の上部後側に設けられた収納部を有し、収納部に機能部を収納するように構成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-203340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、小便器は、設置される国や場所において定められた規定を満たすため、汚水が給水路を逆流することを防止するバキュームブレーカを備えることがある。かかるバキュームブレーカは、メンテナンスの頻度が比較的高い機器である。そのため、小便器においては、バキュームブレーカに対するメンテナンス性の向上が求められる。
【0005】
実施形態の一態様は、バキュームブレーカに対するメンテナンス性を向上させることができる小便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る小便器は、尿を受けるボウル部と、前記ボウル部に洗浄水を吐水する吐水部と、前記吐水部に洗浄水を供給する機能部と、前記ボウル部の上部後側に形成され、前記機能部を収納する収納部とを備え、前記機能部は、前記吐水部への給水路に設けられ、前記吐水部からの汚水の逆流を防止するバキュームブレーカと、前記バキュームブレーカの上流側に設けられ、前記給水路を閉止する止水状態と前記給水路を開放する給水状態とを切り替えるダイヤフラムとを含み、前記バキュームブレーカは、前記ダイヤフラムよりも上方に配置されることを特徴とする。
【0007】
これにより、バキュームブレーカは、例えば収納部において上方からアクセスし易い位置に配置されることとなり、作業者はバキュームブレーカのメンテナンスを容易に行うことができる。すなわち、バキュームブレーカがダイヤフラムよりも上方に配置されることで、メンテナンスの頻度が比較的高いバキュームブレーカのメンテナンス性を向上させることができる。
【0008】
また、前記機能部は、前記バキュームブレーカの上流側に設けられ、前記給水路における洗浄水の流れを用いて発電する発電部をさらに含むことを特徴とする。
【0009】
このように、バキュームブレーカの上流側に発電部が設けられることで、吐水部から発電部などへの汚水の逆流を防止することができる。
【0010】
また、前記バキュームブレーカは、前記吐水部に固定されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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