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公開番号
2024172307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089933
出願日
2023-05-31
発明の名称
独立型水利用システム
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
E03B
1/00 20060101AFI20241205BHJP(上水;下水)
要約
【課題】利便性の高い独立型水利用システムを提供する。
【解決手段】特定の水需要設備を対象として水を利用する独立型水利用システムであって、造水装置と、前記造水装置で造水された上水を上水需要設備に送水する上水管と、前記上水需要設備で利用された後の第一排水を送水する第一排水管と、前記第一排水管に接続され且つ前記第一排水を浄化する浄化装置と、前記浄化装置で前記第一排水が浄化されることによって生成された中水を中水需要設備に送水する中水管と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
特定の水需要設備を対象として水を利用する独立型水利用システムであって、
造水装置と、
前記造水装置で造水された上水を上水需要設備に送水する上水管と、
前記上水需要設備で利用された後の第一排水を送水する第一排水管と、
前記第一排水管に接続され且つ前記第一排水を浄化する浄化装置と、
前記浄化装置で前記第一排水が浄化されることによって生成された中水を中水需要設備に送水する中水管と、を備えた独立型水利用システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記中水需要設備で利用された後の第二排水を前記浄化装置へ送水する第二排水管を備えた請求項1に記載の独立型水利用システム。
【請求項3】
前記上水及び前記中水のうちの少なくともいずれかを外部に放流する放流管を備えた請求項1に記載の独立型水利用システム。
【請求項4】
前記上水管に接続され且つ前記上水を貯留する上水貯留槽を備えた請求項1に記載の独立型水利用システム。
【請求項5】
前記上水貯留槽に貯留されている前記上水を前記上水需要設備以外に流出させる上水流出管と、
前記上水流出管による前記上水の流出量を調節する上水流出装置と、を備えた請求項4に記載の独立型水利用システム。
【請求項6】
前記中水管に接続され且つ前記中水を貯留する中水貯留槽を備え、
前記上水流出管は、前記上水貯留槽に貯留されている前記上水を前記中水貯留槽に流出させる請求項5に記載の独立型水利用システム。
【請求項7】
前記上水貯留槽に貯留されている前記上水の水質及び水位の少なくともいずれかの状態を検出する上水状態検出装置を備え、
前記上水流出装置は、前記上水状態検出装置が検出した前記上水の状態に基づいて前記上水の流出量を調節可能に構成されている請求項5に記載の独立型水利用システム。
【請求項8】
前記上水貯留槽に貯留されている前記上水の状態を検出する上水状態検出装置を備え、
前記造水装置は、前記上水状態検出装置が検出した前記上水の状態に基づいて前記上水の造水量を調節可能に構成されている請求項4に記載の独立型水利用システム。
【請求項9】
前記上水状態検出装置は、前記上水貯留槽に貯留されている前記上水の水位を検出する上水水位計及び前記上水の水質を検出する上水水質計のうちの少なくともいずれかを含んでいる請求項7又は8に記載の独立型水利用システム。
【請求項10】
前記上水管にそれぞれ接続され且つ前記上水を貯留する複数の上水貯留槽と、
複数の前記上水貯留槽のそれぞれに対応するように設けられた複数の上水導入装置と複数の上水導出装置とを備え、
複数の前記上水導入装置は、それぞれ対応する前記上水貯留槽に流入させる前記上水の流量を調節可能に構成され、
複数の前記上水導出装置は、それぞれ対応する前記上水貯留槽から流出させる前記上水の流量を調節可能に構成されている請求項1に記載の独立型水利用システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特定の水需要設備を対象として水を利用する独立型水利用システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、特定の地域を対象として構築される循環水利用システムが開示されている。当該循環水利用システムは、循環水が一方向に流れる閉ループ状の循環流路と、閉ループ状の循環流路に接続して設けられ、循環流路を流れる循環水を使用する、住居、テナント、及び事務所のうちの少なくとも一種からなる小口水需要体が複数集まって構成される水需要体、からそれぞれ排出される排出水を循環流路2へ排水する排出流路と、閉ループ状の循環流路に接続して設けられ、循環流路を流れる排出水を含む循環水を浄化する浄化手段と、閉ループ状の循環流路における排出流路の接続部の上流、且つ浄化手段の下流から分岐して設けられ、浄化手段で浄化された循環水を水需要体に供給する供給流路と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5705936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような循環水利用システムでは、循環流路を流れる循環水の原水として、上水道網から導水した水道水が必要であり、上水道網が構築されていない地域などでは適用することができず、不便である。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、利便性の高い独立型水利用システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明は、特定の水需要設備を対象として水を利用する独立型水利用システムであって、造水装置と、前記造水装置で造水された上水を上水需要設備に送水する上水管と、前記上水需要設備で利用された後の第一排水を送水する第一排水管と、前記第一排水管に接続され且つ前記第一排水を浄化する浄化装置と、前記浄化装置で前記排水が浄化されることによって生成された中水を中水需要設備に送水する中水管と、を備えている。なお、上水需要設備として、例えば住宅の台所又は風呂のように、水が人に直接的に触れる設備を適用してもよい。また、中水需要設備として、例えば便所又は洗濯機のように、水が人に直接的には触れない設備を適用してもよい。
【0007】
本発明の一態様では、前記独立型水利用システムは、前記中水需要設備で利用された後の第二排水を前記浄化装置へ送水する第二排水管を備えてもよい。また、前記独立型水利用システムは、前記上水及び前記中水のうちの少なくともいずれかを外部に放流する放流管を備えてもよい。
【0008】
また、本発明の一態様では、前記独立型水利用システムは、前記上水管に接続され且つ前記上水を貯留する上水貯留槽を備えてもよい。また、前記独立型水利用システムは、前記上水貯留槽に貯留されている前記上水を前記上水需要設備以外に流出させる上水流出管と、前記上水流出管による前記上水の流出量を調節する上水流出装置と、を備えてもよい
。なお、上水流出装置として、例えば上水貯留槽の槽内若しくは上水流出管に設けられた上水流出ポンプ、上水流出管に設けられた上水流出バルブ、又はこれらの組み合わせを適用してもよい。また、上水需要設備への送水以外の目的として、例えば上水貯留槽に貯留される上水の水位を低下させる排水、中水としての利用、消防用水としての利用、又は散水用水としての利用などが挙げられる。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記独立型水利用システムは、前記中水管に接続され且つ前記中水を貯留する中水貯留槽を備え、前記上水流出管は、前記上水貯留槽に貯留されている前記上水を前記中水貯留槽に流出させてもよい。また、前記独立型水利用システムは、前記上水貯留槽に貯留されている前記上水の水質及び水位の少なくともいずれかの状態を検出する上水状態検出装置を備え、前記上水流出装置は、前記上水状態検出装置が検出した前記上水の状態に基づいて前記上水の流出量を調節可能に構成されてもよい。例えば、上水状態検出装置が検出した上水の状態に基づいて、作業員が上水の流出量を手動で調節してもよい。或いは、上水流出装置の稼働及び停止を自動制御する制御装置を設けて、当該制御装置により上水の流出量を自動で調節してもよい。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記造水装置は、前記上水状態検出装置が検出した前記上水の状態に基づいて前記上水の造水量を調節可能に構成されてもよい。例えば、上水状態検出装置が検出した上水の状態に基づいて、作業員が上水の造水量を手動で調節してもよい。或いは、造水装置の稼働及び停止を自動制御する制御装置を設けて、当該制御装置により上水の造水量を自動で調節してもよい。また、前記上水状態検出装置は、前記上水貯留槽に貯留されている前記上水の水位を検出する上水水位計及び前記上水の水質を検出する上水水質計のうちの少なくともいずれかを含んでもよい。上水の水質とは、例えば水温、色、濁度、又はpHなどである。
(【0011】以降は省略されています)
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