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公開番号2025010453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024195098,2020187714
出願日2024-11-07,2020-11-11
発明の名称雨水排水システム、及び建築物
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04D 13/08 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約【課題】軒樋よりも下流側の内部に詰まったゴミを容易に掃除できる雨水排水システムを提供する。
【解決手段】建築物200の雨水を排水する雨水排水システムであって、雨水が流入する流入開口に設けられるドレン部材と、ドレン部材の下流側に設けられる継手30および竪管と、を備え、継手30は、ドレン部材の下流側に位置し、雨水の流路となる連結管35と、連結管35から外側に向かって突出した延長管36と、延長管36の端部に形成された掃除口36aと、を有する、雨水排水システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建築物の雨水を排水する雨水排水システムであって、
前記雨水が流入する流入開口に設けられるドレン部材と、
前記ドレン部材の下流側に設けられる継手および竪管と、
を備え、
前記継手は、
前記ドレン部材の下流側に位置し、前記雨水の流路となる連結管と、
前記連結管から外側に向かって突出した延長管と、
前記延長管の端部に形成された掃除口と、を有する、
雨水排水システム。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記ドレン部材は、前記流入開口に対し、周方向に複数配置される縦リブを有する、
請求項1に記載の雨水排水システム。
【請求項3】
前記流入開口に挿入されて落し口を形成する装着筒と、
前記装着筒の上端に設けられる鍔部と、
前記落とし口の上方に離間した位置に設けられる蓋部材と、を有し、
前記縦リブは、前記蓋部材の外周部と、を連結している、
請求項2に記載の雨水排水システム。
【請求項4】
前記ドレン部材と前記竪管との間に、第1継手と、第2継手と、前記第1継手と前記第2継手の間の横管と、を備え、
前記第1継手または前記第2継手が、前記継手であり、
前記第1継手、前記第2継手、前記横管、前記竪管のいずれかにサイフォン発生部が設けられている、
請求項1に記載の雨水排水システム。
【請求項5】
前記連結管は湾曲している、
請求項1から4のいずれか一項に記載の雨水排水システム。
【請求項6】
前記連結管は屈曲している、
請求項1から4のいずれか一項に記載の雨水排水システム。
【請求項7】
前記継手は、合成樹脂で形成され、モルタルで被覆されている、
請求項1から6のいずれか一項に記載の雨水排水システム。
【請求項8】
前記掃除口に蓋体が取り付け可能である、
請求項1から7のいずれか一項に記載の雨水排水システム。
【請求項9】
前記蓋体は、挿入部と、フランジ部と、を有し、
前記挿入部は、前記掃除口から前記延長管内に挿入され、
前記フランジ部は、前記挿入部よりも、前記挿入部の径方向外側に向かって突出しており、
前記フランジ部の外径は、前記延長管の外径以上である、
請求項8に記載の雨水排水システム。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載の雨水排水システムが配置される、建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雨水排水システム、及び建築物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、軒樋と、一対のエルボと、呼び樋と、竪樋と、を備える雨樋システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。軒樋の底部には、集水口が形成されている。集水口には、雨樋システムにサイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部が設けられている。サイフォン発生部は、集水口の上方に配置される網と、網に接続された複数の縦リブと、を備えている。
サイフォン発生部では、ベンチュリ効果と類似した効果が発揮され、満流状態が発生し易くなる。このため、サイフォン現象が良好に発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-120068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の雨樋システムでは、落ち葉等のゴミが、複数の縦リブの間等を通して、雨樋システムにおける軒樋よりも下流側の内部に入り込むことがある。この場合、集水口の上方は網及び複数の縦リブで覆われているため、集水口の上方から、雨樋システムの内部に入り込んだゴミが掃除し難くなる。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、軒樋よりも下流側の内部に詰まったゴミを容易に掃除できる雨水排水システム、及び建築物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の雨樋システムは、軒樋と、竪樋と、前記軒樋と前記竪樋との間に接続されるか、前記竪樋に設けられた複数の継手と、サイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部と、を備える雨樋システムであって、前記複数の継手のうちの少なくとも1つは、掃除口が形成された継手本体と、前記掃除口に着脱可能に取付けられた蓋体と、を有することを特徴としている。
【0007】
この発明によれば、雨樋システムがサイフォン発生部を備えるため、雨樋システムにサイフォン現象が発生し、軒樋、複数の継手、及び竪樋に多量の雨水を流すことができる。また、複数の継手の少なくとも1つは、継手本体及び蓋体を備える。このため、例えば、継手本体の掃除口から蓋体を取り外す。この状態で、掃除口を通して継手本体内に掃除用具等を入れ、軒樋よりも下流側の継手本体及び竪樋等の内部に詰まったゴミを容易に掃除することができる。
【0008】
また、前記雨樋システムにおいて、前記継手本体の開口面積は30cm

以上であってもよい。
ここで言う開口面積は、継手本体の軸に直交する平面による、継手本体の内部空間の断面積を意味する。
この発明によれば、継手本体が比較的大きな開口面積を有するため、例えば、雨樋システムが、大きな屋根面積を有する非住宅建築物に用いられても、継手本体の第1端部から継手本体内に流入した雨水が、継手本体内で滞ることなく、継手本体の第2端部から流出することができる。
【0009】
また、前記雨樋システムにおいて、前記継手本体は湾曲していてもよい。
この発明によれば、雨樋システムの流路を、湾曲した継手本体により接続することができる。
【0010】
また、前記雨樋システムにおいて、継手本体は屈曲していてもよい。
この発明によれば、雨樋システムの流路を、屈曲した継手本体により接続することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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