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公開番号
2025022608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127332
出願日
2023-08-03
発明の名称
野菜収穫機
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01D
33/10 20060101AFI20250206BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】収容容器を載置支持するための載置台部を機体の側部に前後延伸状に設けるとともに機体の後側に補助席を配置した構成において、機体の側方のスペースの有無にかかわらず、補助席から載置台部に対する良好なアクセス性を得ることができ、作業性を向上することができる野菜収穫機を提供する。
【解決手段】コンテナ120を載置支持するための載置台部130を備えた野菜収穫機であって、コンベヤ7の後方に設けられた補助席125を備え、載置台部130は、コンベヤ7により搬送される野菜を受け入れる位置にコンテナ120を位置させる部分を含むコンテナ台本体部131と、載置台部130を後方に延長させるコンテナ台後部132とを有し、コンテナ台後部132は、機体に設けられた回動支持部160により、コンテナ台本体部131から離間するようにコンテナ台本体部131に対して少なくとも後方に移動可能に支持された状態で設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
野菜を土壌から引き抜いて収穫する収穫部と、前記収穫部により収穫された野菜を搬送する搬送装置と、前記搬送装置により搬送された野菜を収容する収容容器を載置支持するための載置台部と、を備えた野菜収穫機であって、
前記搬送装置の後方の位置に設けられた補助席を備え、
前記載置台部は、前記搬送装置により搬送される野菜を受け入れる位置に前記収容容器を位置させる部分を含む載置台本体部と、前記載置台部を前記載置台本体部から後方に延長させる延長台部と、を有し、
前記延長台部は、機体に設けられた支持部により、前記載置台本体部から離間するように前記載置台本体部に対して少なくとも後方に移動可能に支持された状態で設けられている
ことを特徴とする野菜収穫機。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記延長台部は、前記載置台部に対して左右内側方に位置する回動軸を中心として、上下方向を回動軸方向として回動可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
【請求項3】
前記補助席は、前記支持部に支持されており、前記延長台部は、前記補助席とともに回動可能に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の野菜収穫機。
【請求項4】
前記延長台部は、前記支持部に設けられた軸支部により回動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の野菜収穫機。
【請求項5】
前記補助席は、前記軸支部により前記延長台部と共通の回動軸回りに回動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項4に記載の野菜収穫機。
【請求項6】
前記補助席が前記延長台部と一体的に回動するように前記延長台部と前記補助席とを互いに係合させた係合状態と、前記延長台部と前記補助席との係合を解除した非係合状態との切換えが可能な係合部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の野菜収穫機。
【請求項7】
前記延長台部は、機体側に対して係止可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ニンジン等の根菜やタマネギ、ニンニク、百合根等の鱗茎菜を収穫するための野菜収穫機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ニンジン等の根菜やタマネギ等の鱗茎菜等の野菜を収穫対象とした野菜収穫機として、圃場に栽培された野菜を、土壌内の野菜本体部から地上に延び出ている茎葉部を挟持しながら引き抜いて搬送し、搬送中に茎葉部を切断して野菜本体部を収穫する構成のものが知られている。この種の野菜収穫機には、運転席に座って機体の操縦を行う作業者とともに収穫作業を行う補助作業者が座るための補助席を備えたものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
【0003】
特許文献1には、機体の左側部に設けられた収穫部で得られた収穫物(野菜本体部)を機体の右方に向けて搬送する中継搬送部と、機体の右側において前後延伸状に設けられ収容容器を載置させる載置部とを備えた構成が開示されている。同文献において、載置部は、中継搬送部の終端部の近傍に位置し収穫物を収容した収容容器を受け入れる収容容器受入体と、収容容器受入体から前方および後方の各方向に向けて延伸した前半部載置体および後半部載置体とを有する。このような構成において、中継搬送部の後方、かつ後半部載置体の左右内側方(左方)の位置に、補助席が配置されている。
【0004】
特許文献2には、収穫部で得られた収穫物を、収穫袋をセットした収容部へと搬送する選別部の構成として、収穫部から右方に向けて延設された第一選別部と、その終端部から後上方の収容部に向けて延設された第二選別部とを備えた構成が開示されている。このような構成において、第一選別部の後方、かつ第二選別部の左右内側方(左方)の位置に、補助席が配置されている。そして、同文献には、補助作業者が補助席に乗り込む動作や、収穫袋を圃場に降ろす作業等を行うため、第二選別部を、上下方向を回動軸方向として、機体の左右外側(右側)に向けて回動可能としていることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6105350号公報
特開2021-171000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された構成によれば、補助席の右側に、載置部の後部をなす後半部載置体が位置している。このため、補助席に座っている補助作業者が、例えば載置部上のコンテナの入替え等のために載置部の右側(機体外側)に行く場合、後半部載置体の後側を通って回り込む必要があるため、遠回りとなって動線が長くなり作業性が良くない。
【0007】
この点、特許文献2に開示されているように、補助席の右側にある第二選別部を回動可能とした構成によれば、補助作業者が補助席から載置部の右側に行く場合の遠回りを軽減できると考えられる。しかしながら、特許文献2に開示された構成によれば、第二選別部は機体の左右外側に向けて回動可能に設けられているため、機体の側方に十分なスペースが確保できない場合、第二選別部を回動することができないという問題がある。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、収容容器を載置支持するための載置台部を機体の側部に前後延伸状に設けるとともに機体の後側に補助席を配置した構成において、機体の側方のスペースの有無にかかわらず、補助席から載置台部に対する良好なアクセス性を得ることができ、作業性を向上することができる野菜収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る野菜収穫機は、野菜を土壌から引き抜いて収穫する収穫部と、前記収穫部により収穫された野菜を搬送する搬送装置と、前記搬送装置により搬送された野菜を収容する収容容器を載置支持するための載置台部と、を備えた野菜収穫機であって、前記搬送装置の後方の位置に設けられた補助席を備え、前記載置台部は、前記搬送装置により搬送される野菜を受け入れる位置に前記収容容器を位置させる部分を含む載置台本体部と、前記載置台部を前記載置台本体部から後方に延長させる延長台部と、を有し、前記延長台部は、機体に設けられた支持部により、前記載置台本体部から離間するように前記載置台本体部に対して少なくとも後方に移動可能に支持された状態で設けられているものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る野菜収穫機は、前記野菜収穫機において、前記延長台部は、前記載置台部に対して左右内側方に位置する回動軸を中心として、上下方向を回動軸方向として回動可能に設けられているものである。
(【0011】以降は省略されています)
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