TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025016881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119652
出願日
2023-07-24
発明の名称
防虫光源及び防虫方法
出願人
北海道電力株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01M
29/10 20110101AFI20250129BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】白色光や黄色光が持つ夜蛾類に対する誘引抑制効果を低下させることなく、コバエ類やユスリカ類の誘引を抑制することが可能な防虫光源及び防虫方法を提供する。
【解決手段】防虫光源1は、防虫対象領域に向けて白色光又は黄色光を放射するLED光源2と、当該防虫対象領域に向けて遠赤色光を放射する遠赤色光源3と、を備える。防虫方法は、防虫対象領域に向けて白色光又は黄色光を放射すると同時に遠赤色光を放射する工程を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
飛び回る昆虫の防虫対象領域への誘引を抑制する防虫光源であって、
前記防虫対象領域に向けて白色光又は黄色光を放射する第1の光源と、前記防虫対象領域に向けて遠赤色光を放射する第2の光源と、を備える、
防虫光源。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記第2の光源から放射される光の波長域は、700nm~800nmの範囲で広がっている、
請求項1に記載の防虫光源。
【請求項3】
前記第1の光源は、白色光を放射する白色LED灯又は黄色光を放射する黄色LED灯である、
請求項1又は2に記載の防虫光源。
【請求項4】
前記昆虫は、夜蛾類、ハエ類、コバエ類及びユスリカ類のいずれかに属している、
請求項1又は2に記載の防虫光源。
【請求項5】
飛び回る昆虫の防虫対象領域への誘引を抑制する防虫方法であって、
前記防虫対象領域に向けて白色光又は黄色光を放射すると同時に遠赤色光を放射する工程を含む防虫方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防虫光源及び防虫方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
農場における減農薬や有機栽培、倉庫及び工場における衛生管理のために防虫光源が広く用いられている。防虫光源では、放射する光の波長を制御することにより昆虫の誘引を抑制する効果を生じさせている。例えば、特許文献1には、夜蛾類の誘引抑制に効果を発揮する黄色光と昆虫が視認しにくい赤色光とを組み合わせることで略橙色の光を生成し、昆虫の誘引抑制効果と人間に対するリラクゼーション効果とを同時に生じさせる防虫方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-22448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の防虫方法で用いている黄色光は、ヒトに不快感を与え、衛生面でも問題を引き起こすコバエ類及びユスリカ類を誘引する。また、黄色光と組み合わせて用いられる赤色光は昆虫の誘引抑制効果を有していない。このため、特許文献1の防虫方法では、コバエ類やユスリカ類の誘引を抑制することができない、という問題がある。また、黄色光のみならず白色光についても夜蛾類に対する誘引抑制効果を持つものの、コバエ類及びユスリカ類を誘引するという問題が存在している。
【0005】
本発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、白色光や黄色光が持つ夜蛾類に対する誘引抑制効果を低下させることなく、コバエ類やユスリカ類の誘引を抑制することが可能な防虫光源及び防虫方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る防虫光源は、
飛び回る昆虫の防虫対象領域への誘引を抑制する防虫光源であって、
前記防虫対象領域に向けて白色光又は黄色光を放射する第1の光源と、前記防虫対象領域に向けて遠赤色光を放射する第2の光源と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、白色光や黄色光が持つ夜蛾類に対する誘引抑制効果を低下させることなく、コバエ類やユスリカ類の誘引を抑制することが可能な防虫光源及び防虫方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る防虫光源の構成を示す図である。
実施例1における捕捉装置の配置や構成を示す図である。
実施例1における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
実施例2における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
実施例3における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
実施例4における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
実施例5における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
実施例6における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
実施例7における夜蛾類、ハエ類及びその他の昆虫の捕捉数を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態に係る防虫光源及び防虫方法を、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面では、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
【0010】
実施の形態に係る防虫光源は、発光時に防虫対象領域への飛び回る昆虫の誘引を抑制する光源である。防虫対象領域は、飛び回る昆虫の誘引を抑制する対象の領域であり、空間に設定されてもよく、平面上に設定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
除草具
16日前
個人
ベアスタンガン
16日前
個人
ペット用玩具
13日前
井関農機株式会社
収穫機
19日前
井関農機株式会社
収穫機
19日前
井関農機株式会社
作業車両
27日前
個人
獣罠捕獲検知システム
16日前
個人
有害獣類の忌避装置
21日前
株式会社誠和
接触構造体
27日前
タキイ種苗株式会社
レタス植物
6日前
個人
根掛りしないイカ用疑似餌
16日前
日産化学株式会社
農薬粒状組成物
21日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
2日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
2日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
株式会社天装
猫の爪研ぎ具
21日前
株式会社エスク
鳥獣忌避装置
16日前
株式会社サクマ
植物収容構造
19日前
みのる産業株式会社
移植装置
13日前
株式会社東海化成
ポット保持具
12日前
環境事業計画株式会社
動物用罠
21日前
個人
ルアー
6日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
株式会社拓凌
動物捕獲用罠
21日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
20日前
株式会社クボタ
作業機
20日前
株式会社クボタ
システム
21日前
個人
四足歩行動物用被服パターンの設計方法
19日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
19日前
AGRIST株式会社
収穫装置
9日前
有限会社吉田モールド
浮釣り遠投カゴ
20日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
19日前
有限会社アジル
鳥獣忌避システム
27日前
株式会社クボタ
コンバイン
19日前
株式会社クボタ
コンバイン
19日前
株式会社クボタケミックス
弁装置
13日前
続きを見る
他の特許を見る