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公開番号
2024172705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090593
出願日
2023-06-01
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人永井国際特許事務所
主分類
A01C
15/00 20060101AFI20241205BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】貯留部に充填された資材の残量を作業車両の後部に設けられたセンサで測定することにより、通信部品点数を減らし、センサの早期故障を防止した作業車両を提供する。
【解決手段】作業機(20)を圃場に散布する資材が充填された貯留部(21)と、該貯留部(21)の下部に連通された排出部(22)で形成し、平面視において、連結部(7)における操縦部(5)の下側にセンサ(44)を設け、連結部(7)に加わる作業機(20)の荷重をセンサ(44)で測定し、貯留部(21)の資材が予め設定した所定残量以下になった場合には警報機(15,19)を作動して警告を行う構成とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
操縦部(5)の下側後部に連結部(7)を設け、該連結部(7)に作業機(20)を連結した作業車両において、
前記作業機(20)を圃場に散布する資材が充填された貯留部(21)と、該貯留部(21)の下部に連通された排出部(22)で形成し、
平面視において、前記連結部(7)における操縦部(5)の下側にセンサ(44)を設け、
前記連結部(7)に加わる作業機(20)の荷重をセンサ(44)で測定し、
前記貯留部(21)の資材が予め設定した所定残量以下になった場合には警報機(15,19)を作動して警告を行う構成とした作業車両。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記連結部(7)の左右方向の両側部から後方に向かって延在する左右一対のロワリンク(30)と、前記連結部(7)の左右方向の中間部から後方に向かって延在するトップリンク(40)を設け、
側面視において、前記トップリンク(40)をロワリンク(30)よりも上側に配置し、
前記排出部(22)を内嵌する支持部材(25)を設け、
前記ロワリンク(30)の後部に支持部材(25)の左右方向の両側部を連結し、
前記トップリンク(40)の後部に支持部材(25)の左右方向の中間部を連結し、
前記トップリンク(40)の前部を左右方向に延在する支軸(41A)の外周部に設けられたステー(41B)に固定された左右方向に延在するピン(41C)に回転自在に連結し、
前記センサ(44)で、前記作業機(20)の荷重に起因する支軸(41A)のねじり角度(φ)を測定した請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記センサ(44)とステー(41B)における前側上部を前後方向に延在するロッド(45)で連結し、
前記支軸(41A)の軸心視において、前記支軸(41A)の軸心とロッド(45)が連結されたステー(41B)の前側上部の径方向の距離を、前記支軸(41A)の軸心とピン(41C)の軸心の径方向の距離よりも長く設定した請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
平面視において、前記センサ(44)は、前記排出部(22)の回転軸(23)にエンジンの出力回転を伝動するPTO軸(6)よりも前方に設けられた請求項1~3のいずれか1項に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肥料等の資材を散布する作業機を牽引する作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
作業車両に牽引される作業機の貯留部の下部にセンサを設け、貯留部に充填された資材の残量を測定して資材の残量が所定以下になった場合には、作業者に警告を行う技術が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-243738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、作業車両のコントローラにセンサの測定値を無線で通信する必要があることから通信部品点数が多くなり、また、雨水によってセンサが早期に故障する恐れもあった。
【0005】
そこで、本発明は、貯留部に充填された資材の残量を作業車両の後部に設けられたセンサで測定することにより、通信部品点数を減らし、センサの早期故障を防止した作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、操縦部(5)の下側後部に連結部(7)を設け、該連結部(7)に作業機(20)を連結した作業車両において、
前記作業機(20)を圃場に散布する資材が充填された貯留部(21)と、該貯留部(21)の下部に連通された排出部(22)で形成し、平面視において、前記連結部(7)における操縦部(5)の下側にセンサ(44)を設け、前記連結部(7)に加わる作業機(20)の荷重をセンサ(44)で測定し、前記貯留部(21)の資材が予め設定した所定残量以下になった場合には警報機(15,19)を作動して警告を行う構成とした作業車両である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記連結部(7)の左右方向の両側部から後方に向かって延在する左右一対のロワリンク(30)と、前記連結部(7)の左右方向の中間部から後方に向かって延在するトップリンク(40)を設け、側面視において、前記トップリンク(40)をロワリンク(30)よりも上側に配置し、前記排出部(22)を内嵌する支持部材(25)を設け、前記ロワリンク(30)の後部に支持部材(25)の左右方向の両側部を連結し、前記トップリンク(40)の後部に支持部材(25)の左右方向の中間部を連結し、前記トップリンク(40)の前部を左右方向に延在する支軸(41A)の外周部に設けられたステー(41B)に固定された左右方向に延在するピン(41C)に回転自在に連結し、前記センサ(44)で、前記作業機(20)の荷重に起因する支軸(41A)のねじり角度(φ)を測定した請求項1記載の作業車両である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記センサ(44)とステー(41B)における前側上部を前後方向に延在するロッド(45)で連結し、前記支軸(41A)の軸心視において、前記支軸(41A)の軸心とロッド(45)が連結されたステー(41B)の前側上部の径方向の距離を、前記支軸(41A)の軸心とピン(41C)の軸心の径方向の距離よりも長く設定した請求項2記載の作業車両である。
【0009】
請求項4記載の発明は、平面視において、前記センサ(44)は、前記排出部(22)の回転軸(23)にエンジンの出力回転を伝動するPTO軸(6)よりも前方に設けられた請求項1~3のいずれか1項に記載の作業車両である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、作業機(20)を圃場に散布する資材が充填された貯留部(21)と、該貯留部(21)の下部に連通された排出部(22)で形成し、平面視において、連結部(7)における操縦部(5)の下側にセンサ(44)を設け、連結部(7)に加わる作業機(20)の荷重をセンサ(44)で測定し、貯留部(21)の資材が予め設定した所定残量以下になった場合には警報機(15,19)を作動して警告を行う構成としたので、部品点数が削減して、雨水によってセンサ(44)が早期に作動不良になることを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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