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公開番号2025007264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108543
出願日2023-06-30
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01B 69/00 20060101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくない。
【解決手段】 搭乗作業者のサイドクラッチレバー操作に応じて移動するサイドクラッチレバー部材500を備えており、左サイドクラッチケーブル係止部材310へ連結された右サイドクラッチレバー作用部材420と、右サイドクラッチケーブル係止部材320へ連結された左サイドクラッチレバー作用部材410と、は、互いに対向するように配置されており、サイドクラッチレバー部材500は、右サイドクラッチレバー作用部材420と左サイドクラッチレバー作用部材410との間の空間へ挿入されている野菜移植機である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
操縦ハンドル装置における歩行作業者のサイドクラッチ操作に応じて、左サイドクラッチケーブル部材および右サイドクラッチケーブル部材の牽引でそれぞれオフされる、左サイドクラッチ装置および右サイドクラッチ装置を備えている作業車両であって、
前記左サイドクラッチケーブル部材と係止されている、移動可能な左サイドクラッチケーブル係止部材と、
前記右サイドクラッチケーブル部材と係止されている、移動可能な右サイドクラッチケーブル係止部材と、
搭乗作業者のサイドクラッチレバー操作に応じて移動するサイドクラッチレバー部材と、
を備えており、
前記左サイドクラッチケーブル係止部材へ連結された一方のサイドクラッチレバー作用部材と、前記右サイドクラッチケーブル係止部材へ連結された他方のサイドクラッチレバー作用部材と、は、互いに対向するように配置されており、
前記サイドクラッチレバー部材は、前記一方のサイドクラッチレバー作用部材と前記他方のサイドクラッチレバー作用部材との間の空間へ挿入されていることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記一方のサイドクラッチレバー作用部材は、右サイドクラッチレバー作用部材であり、
前記他方のサイドクラッチレバー作用部材は、左サイドクラッチレバー作用部材であり、
前記サイドクラッチレバー部材を前記右サイドクラッチレバー作用部材へ当接するように移動させることにより、前記左サイドクラッチケーブル係止部材が移動させられ、前記左サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われ、
前記サイドクラッチレバー部材を前記左サイドクラッチレバー作用部材へ当接するように移動させることにより、前記右サイドクラッチケーブル係止部材が移動させられ、前記右サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記サイドクラッチレバー部材は、前記サイドクラッチレバー操作が行われるサイドクラッチレバー操作部と、前記左サイドクラッチレバー作用部材および前記右サイドクラッチレバー作用部材への当接が行われるサイドクラッチレバー当接部と、を有し、前記サイドクラッチレバー操作部と前記サイドクラッチレバー当接部との間へ配置されたサイドクラッチレバー支点軸の周りに回動させられることにより移動させられ、
前記サイドクラッチレバー操作部を左向きに回動させることにより、前記サイドクラッチレバー当接部は右向きに回動して前記右サイドクラッチレバー作用部材へ当接させられ、前記左サイドクラッチケーブル係止部材が移動し、前記左サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われ、
前記サイドクラッチレバー操作部を前記右向きに回動させることにより、前記サイドクラッチレバー当接部は前記左向きに回動して前記左サイドクラッチレバー作用部材へ当接させられ、前記右サイドクラッチケーブル係止部材が移動し、前記右サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記歩行作業者の前記サイドクラッチ操作に応じた前記左サイドクラッチケーブル部材または前記右サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われたとき、前記左サイドクラッチケーブル係止部材および前記右サイドクラッチケーブル係止部材の移動はストッパー機能により阻止されることを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
苗植付け装置により植付けられる、前記搭乗作業者により投入された苗を受入れる苗カップを有する苗カップ装置を備えており、
前記サイドクラッチレバー支点軸は、前記苗カップ装置の近傍へ立設された縦方向プレートにより軸支されており、
前記左サイドクラッチレバー作用部材および前記右サイドクラッチレバー作用部材は、所定の角度で前記縦方向プレートの下端部へ固定された横方向プレートへ回動可能に取付けられている、プレート部材であり、
前記サイドクラッチレバー当接部としての前記サイドクラッチレバー部材の下端部は、互いに対向する、前記左サイドクラッチレバー作用部材のプレート周縁部と前記右サイドクラッチレバー作用部材のプレート周縁部との間の空間へ挿入されていることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
車体に対して昇降させられる苗植付けホッパーを有する苗植付け装置を備えている作業車両であって、
前記車体へ揺動可能に取付けられた前側泥スクレーパー部材と、
前記車体へ揺動可能に取付けられた後側泥スクレーパー部材と、
を備えており、
前記苗植付けホッパーが上昇させられている期間の少なくとも一部において、前記前側泥スクレーパー部材および前記後側泥スクレーパー部材の内の少なくとも一方は前記苗植付けホッパーの外側壁面に対して押圧されることを特徴とする作業車両。
【請求項7】
前記前側泥スクレーパー部材を前記苗植付けホッパーの昇降と連動するように揺動させる泥スクレーパーカム機構と、
前記後側泥スクレーパー部材を前記前側泥スクレーパー部材へ連結する泥スクレーパー連結機構と、
を備えていることを特徴とする請求項6に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜移植機のような作業車両に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
昇降させられながら移植物の植付け作業を行う植付け具と、エンジンから伝達されてくる駆動力を利用して、植付け具を間欠的に昇降させる植付け具昇降機構と、駆動力の伝達オンオフを制御する駆動力制御機構と、を備え、植付け具昇降機構は、駆動力の伝達オンオフを行う植付け具昇降クラッチと、駆動力の伝達オンオフが行われるように植付け具昇降クラッチを制御するための植付け具昇降牽制アームと、を有し、駆動力制御機構は、駆動力の伝達オンオフが行われるように植付け具昇降牽制アームを制御するための植付け具昇降牽制カムを有する移植機のような作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-166654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が野菜移植機のような作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、たとえば、苗カップに苗を投入する搭乗作業者のための補助ステップが車体左側および車体右側の一方の側の後輪の上方に設けられている野菜移植機において、搭乗作業者が車体進行向きを容易に調節することができないことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、操縦ハンドル装置における歩行作業者のサイドクラッチ操作に応じて、左サイドクラッチケーブル部材および右サイドクラッチケーブル部材の牽引でそれぞれオフされる、左サイドクラッチ装置および右サイドクラッチ装置を備えている作業車両であって、
前記左サイドクラッチケーブル部材と係止されている、移動可能な左サイドクラッチケーブル係止部材と、
前記右サイドクラッチケーブル部材と係止されている、移動可能な右サイドクラッチケーブル係止部材と、
搭乗作業者のサイドクラッチレバー操作に応じて移動するサイドクラッチレバー部材と、
を備えており、
前記左サイドクラッチケーブル係止部材へ連結された一方のサイドクラッチレバー作用部材と、前記右サイドクラッチケーブル係止部材へ連結された他方のサイドクラッチレバー作用部材と、は、互いに対向するように配置されており、
前記サイドクラッチレバー部材は、前記一方のサイドクラッチレバー作用部材と前記他方のサイドクラッチレバー作用部材との間の空間へ挿入されていることを特徴とする作業車両である。
【0009】
第2の本発明は、前記一方のサイドクラッチレバー作用部材は、右サイドクラッチレバー作用部材であり、
前記他方のサイドクラッチレバー作用部材は、左サイドクラッチレバー作用部材であり、
前記サイドクラッチレバー部材を前記右サイドクラッチレバー作用部材へ当接するように移動させることにより、前記左サイドクラッチケーブル係止部材が移動させられ、前記左サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われ、
前記サイドクラッチレバー部材を前記左サイドクラッチレバー作用部材へ当接するように移動させることにより、前記右サイドクラッチケーブル係止部材が移動させられ、前記右サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われることを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0010】
第3の本発明は、前記サイドクラッチレバー部材は、前記サイドクラッチレバー操作が行われるサイドクラッチレバー操作部と、前記左サイドクラッチレバー作用部材および前記右サイドクラッチレバー作用部材への当接が行われるサイドクラッチレバー当接部と、を有し、前記サイドクラッチレバー操作部と前記サイドクラッチレバー当接部との間へ配置されたサイドクラッチレバー支点軸の周りに回動させられることにより移動させられ、
前記サイドクラッチレバー操作部を左向きに回動させることにより、前記サイドクラッチレバー当接部は右向きに回動して前記右サイドクラッチレバー作用部材へ当接させられ、前記左サイドクラッチケーブル係止部材が移動し、前記左サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われ、
前記サイドクラッチレバー操作部を前記右向きに回動させることにより、前記サイドクラッチレバー当接部は前記左向きに回動して前記左サイドクラッチレバー作用部材へ当接させられ、前記右サイドクラッチケーブル係止部材が移動し、前記右サイドクラッチケーブル部材の前記牽引が行われることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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