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公開番号2024018436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022121786
出願日2022-07-29
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B60K 15/03 20060101AFI20240201BHJP(車両一般)
要約【課題】燃料タンク内に燃料が残っている状態での燃料切れの発生を抑制できる作業車両を提供する。
【解決手段】前輪4および後輪5の間に燃料タンク31を構成し、前輪4および後輪5間の中央部近傍で燃料タンク31底部に他の底部31bよりも低い燃料溜まり部31aを構成し、燃料溜まり部31aから燃料をエンジン7に供給する吸込みパイプ42を構成するとともに、吸込みパイプ42の先端42aを燃料溜まり部31a以外の底部31bよりも低い位置に配置した。
【選択図】 図7


特許請求の範囲【請求項1】
前輪(4)および後輪(5)の間に燃料タンク(31)を構成し、前輪(4)および後輪(5)間の中央部近傍で燃料タンク(31)底部に他の底部(31b)よりも低い燃料溜まり部(31a)を構成し、燃料溜まり部(31a)から燃料をエンジン(7)に供給する吸込みパイプ(42)を構成するとともに、吸込みパイプ(42)の先端(42a)を燃料溜まり部(31a)以外の底部(31b)よりも低い位置に配置したことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
エンジン(7)で残った燃料を燃料タンク(31)に戻す戻しパイプ(41)を設け、戻しパイプ(41)は吸込みパイプ(42)とほぼ平行に構成される上下部(41a)と燃料タンク(31)の底部(31b)近傍に構成される前後部(41b)を有し、戻しパイプ(41)の先端(41a)を吸込みパイプ(42)の先端(42a)から離れた燃料タンク(41)後部に設けてなる請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
走行車体下部の左右に燃料タンクを備えた作業車両において、左右の燃料タンクを連通したホースを中央でS字状に連結するとともに、連結部の中央にエンジンへの燃料供給路形成し、内部にスチールボールを設けることで、走行車体が左右に傾斜しても燃料を吸い込みやすくした作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4281211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されたトラクタによると、車体が左右に傾斜して燃料が極僅かになった場合でも、スチールボールによって上位側のタンクへの連通が塞がれ、この位置で燃料を保持でき、下位側の燃料タンクから燃料を取り込むことができる。
【0005】
しかし、上記の構成でも前後左右への傾斜に対しては、燃料の偏りが発生してしまい、タンク内に燃料がある状態で燃料切れを起こしてしまう可能性があった。
【0006】
本発明は、燃料タンク内に燃料が残っている状態での燃料切れの発生を抑制できる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前輪4および後輪5の間に燃料タンク31を構成し、前輪4および後輪5間の中央部近傍で燃料タンク31底部に他の底部31bよりも低い燃料溜まり部31aを構成し、燃料溜まり部31aから燃料をエンジン7に供給する吸込みパイプ42を構成するとともに、吸込みパイプ42の先端42aを燃料溜まり部31a以外の底部31bよりも低い位置に配置した。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、エンジン7で残った燃料を燃料タンク31に戻す戻しパイプ41を設け、戻しパイプ41は吸込みパイプ42とほぼ平行に構成される上下部41aと燃料タンク31の底部31b近傍に構成される前後部41bを有し、戻しパイプ41の先端41aを吸込みパイプ42の先端42aから離れた燃料タンク41後部に設けてなる。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の発明によれば、燃料たまり部31aから燃料を吸い上げるように構成することで、燃料タンク31内の燃料を最後まで使うことができる。燃料溜まり部31aを前輪4および後輪5間の中央部近傍に構成することにより作業車体の前後傾斜の影響を抑制できる。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の効果に加え、戻しパイプ41の先端から出てくる燃料は温度が高くなっているため、吸込みパイプ41から離れた位置に構成することで、エンジン7に入る燃料の温度上昇を防止できる。また、吸込みパイプ41の先端41a付近で気泡が発生することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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