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公開番号2024036716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141121
出願日2022-09-06
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60K 16/00 20200101AFI20240311BHJP(車両一般)
要約【課題】ボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられており、前面衝突時の安全性に優れる車両を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る車両は、ボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられた車両である。太陽電池パネルは、車幅方向及び車両前後方向に並設された複数の太陽電池セルと、複数の太陽電池セルを覆うガラス板と、を備えており、ガラス板の表面又は内部に、車幅方向に延設された溝が形成されている。ガラス板において溝が形成された部位は板厚が薄いため、車両の前面衝突時にガラス板が溝に沿って積極的かつ規則的に壊れる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられた車両であって、
前記太陽電池パネルは、
車幅方向及び車両前後方向に並設された複数の太陽電池セルと、
前記複数の太陽電池セルを覆うガラス板と、を備えており、
前記ガラス板の表面又は内部に、車幅方向に延設された溝が形成された、
車両。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
複数の前記溝が、当該車両の前後方向に並んで形成された、
請求項１に記載の車両。
【請求項３】
少なくとも一対の前記溝が、前記ガラス板の両表面に対向するように形成された、
請求項１又は２に記載の車両。
【請求項４】
前記溝が、互いに隣接する前記複数の太陽電池セル同士の隙間に沿って形成された、
請求項１又は２に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は車両に関し、例えばボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられた車両に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられた車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１５１１３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
太陽電池パネルは、車幅方向及び車両前後方向に並設された複数の太陽電池セルと、当該複数の太陽電池セルを覆うガラス板（カバーガラス）とを備えている。
ボンネット上に取り付けられた太陽電池パネルを構成するガラス板は、安全上、前面衝突時に積極的かつ規則的に壊れることが好ましい。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、ボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられており、前面衝突時の安全性に優れる車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る車両は、
ボンネット上に太陽電池パネルが取り付けられた車両であって、
前記太陽電池パネルは、
車幅方向及び車両前後方向に並設された複数の太陽電池セルと、
前記複数の太陽電池セルを覆うガラス板と、を備えており、
前記ガラス板の表面又は内部に、車幅方向に延設された溝が形成されたものである。
【０００７】
本発明の一態様に係る車両では、ボンネット上に取り付けられた太陽電池パネルを構成するガラス板の表面又は内部に、車幅方向に延設された溝が形成されている。ガラス板において溝が形成された部位は板厚が薄いため、車両の前面衝突時にガラス板が溝に沿って積極的かつ規則的に壊れる。そのため、本発明の一態様に係る車両は、前面衝突時の安全性に優れている。
【０００８】
複数の前記溝が、当該車両の前後方向に並んで形成されていてもよい。このような構成により、車両の前面衝突時に、ガラス板がより積極的かつ規則的に壊れ易くなる。
【０００９】
少なくとも一対の前記溝が、前記ガラス板の両表面に対向するように形成されていてもよい。このような構成により、車両の前面衝突時に、ガラス板がさらに積極的かつ規則的に壊れ易くなる。
【００１０】
前記溝が、互いに隣接する前記複数の太陽電池セル同士の隙間に沿って形成されていてもよい。太陽電池セル上に溝が形成されていると、溝での太陽光の反射もしくは屈折によって、発電効率が低下し得る。太陽電池セル同士の隙間に沿って溝を形成することによって、発電効率の低下を抑制できる。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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