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公開番号2024043997
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149285
出願日2022-09-20
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B60H 1/00 20060101AFI20240326BHJP(車両一般)
要約【課題】 簡素な構成のエアコンを搭載した作業車両を提供する。
【解決手段】 キャビン16のルーフ22の空間部に、後部には複数の空気導入ブロア34,35を設け、前部にはエアコン本体31を設けた作業車両において、一方の空気導入ブロア34は、ルーフ22の左右一側に形成する外気導入口36に一端が接続された外気導入ダクト37の他端に接続されて外気を導入できる構成とし、他方の空気導入ブロア35は、キャビン天井27に開口する内気吸込口39からのキャビン16内気を吸込みエアコン本体31を経てキャビン16内を循環できる構成とし、外気取り込み運転を実行する場合は、外気導入ブロア34を駆動し、内気循環運転を実行する場合は、外気導入ブロア34を駆動せず、内気導入ブロア35を駆動するよう構成する。
【選択図】 図3



特許請求の範囲【請求項1】
キャビン(16)のルーフ(22)の空間部に、後部には複数の空気導入ブロア(34,35)を設け、前部にはエアコン本体(31)を設けた作業車両において、一方の空気導入ブロア(34)は、ルーフ(22)の左右一側に形成する外気導入口(36)に一端が接続された外気導入ダクト(37)の他端に接続されて外気を導入できる構成とし、他方の空気導入ブロア(35)は、キャビン天井(27)に開口する内気吸込口(39)からのキャビン(16)内気を吸込みエアコン本体(31)を経てキャビン(16)内を循環できる構成とし、外気取り込み運転を実行する場合は、外気導入ブロア(34)を駆動し、内気循環運転を実行する場合は、外気導入ブロア(34)を駆動せず、内気導入ブロア(35)を駆動するよう構成したことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
外気導入ダクト(37)はルーフ(22)の内面に一体成型する構成とした請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
エアコン本体(31)と複数の空気導入ブロア(34,35)を接続する空気導入ダクト(32)を備え、空気導入ダクト(32)の途中を分岐して後部に空気導入ブロア(34、35)を接続する構成とし、空気導入ダクト(32)を前記ルーフ(22)の内面に一体成型し、空気導入ダクト(32)の分岐部に対応する箇所にキャビン(16)内照射用のルームランプ(40)を配設した請求項1又は請求項2に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農用トラクタのような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
キャビンのルーフを中空状に形成して後部にブロアモータを備え、前部にエアコン装置を備えた作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2986307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のエアコンシステムは1つのモーターで空気の吸入および排出を行っており、外気取り込み運転と内部循環運転を切り替えるにはシャッタを動かす必要があった。しかし、シャッタは操作部からの連結や開閉のためのアクチュエータが必要になるなど、組立が難しく、また部品点数が増える要因となっていた。
【0005】
本発明は、簡素な構成のエアコンを搭載した作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、キャビン16のルーフ22の空間部に、後部には複数の空気導入ブロア34,35を設け、前部にはエアコン本体31を設けた作業車両において、一方の空気導入ブロア34は、ルーフ22の左右一側に形成する外気導入口36に一端が接続された外気導入ダクト37の他端に接続されて外気を導入できる構成とし、他方の空気導入ブロア35は、キャビン天井27に開口する内気吸込口39からのキャビン16内気を吸込みエアコン本体31を経てキャビン16内を循環できる構成とし、外気取り込み運転を実行する場合は、外気導入ブロア34を駆動し、内気循環運転を実行する場合は、外気導入ブロア34を駆動せず、内気導入ブロア35を駆動するよう構成した。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、外気導入ダクト37はルーフ22の内面に一体成型する構成とした。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
エアコン本体31と複数の空気導入ブロア34,35を接続する空気導入ダクト32を備え、空気導入ダクト32の途中を分岐して後部に空気導入ブロア34、35を接続する構成とし、空気導入ダクト32を前記ルーフ22の内面に一体成型し、空気導入ダクト32の分岐部に対応する箇所にキャビン16内照射用のルームランプ40を配設する。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、外気取り込み運転を実行する場合は、外気導入ブロア34を駆動し、内気循環運転を実行する場合は、外気導入ブロア34を駆動せず、内気導入ブロア35を駆動するものである。したがって、エアコン装置30の構成内にシャッタ等の切替部材を設けなくても外気取込み運転と内気循環運転とに切り替えることができる。なお、シャッタを設ける必要がないため、部品点数が減少し、組み立て容易性を向上できる。
【0010】
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、外気導入ダクト37はルーフ22の内面に一体成型される構成としている。したがって、部品点数が減少し、組み立て容易性を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)

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