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公開番号2024038917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022143288
出願日2022-09-08
発明の名称作業車両
出願人新明和工業株式会社
代理人個人
主分類B60P 1/16 20060101AFI20240313BHJP(車両一般)
要約【課題】より低コストで誤操作による荷箱等の動作を防止する作業車両を提供する。
【解決手段】作業車両は、開口を開閉するテールゲートが設けられ傾動可能なレシーバタンク、ダンプシリンダC1、ゲートシリンダC2、油圧ポンプP、第1の切替バルブV1、第2の切替バルブV2、ダンプ安全ブロック、ゲート支持具を備える吸引車であり、油圧ポンプPからダンプシリンダC1のロッド側油室11bに至る油路と油圧ポンプPからゲートシリンダC2のロッド側油室6bに至る油路との重複部と、ドレン油路Rdとを連通する切替バルブ迂回油路Rbと、油路Rbに設けられた迂回油路開閉バルブVとを備える。迂回油路開閉バルブVは、ダンプ安全ブロックまたはゲート支持具が規制状態にあるときに油路Rbを開通し、ダンプ安全ブロックおよびゲート支持具が規制解除状態にあるときに油路Rbを閉塞する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
後部の開口を開閉する扉が設けられ、傾動可能に構成された荷箱と、
前記荷箱を傾動させるダンプシリンダと、
前記扉を開閉させるゲートシリンダと、
前記ダンプシリンダおよびゲートシリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの吐出側と前記ダンプシリンダとの間に介設され、前記ダンプシリンダのロッド側油室とキャップ側油室における前記作動油の流入と流出の流れを切り替えて前記ダンプシリンダを伸縮させる第1の切替バルブと、
前記油圧ポンプの吐出側と前記ゲートシリンダとの間に介設され、前記ゲートシリンダのロッド側油室とキャップ側油室における前記作動油の流入と流出の流れを切り替えて前記ゲートシリンダを伸縮させる第2の切替バルブと、
前記荷箱が所定位置まで上方傾動した後の当該荷箱の下方傾動を規制する規制状態と当該規制状態を解除する規制解除状態とに切り替え可能な荷箱規制手段と、前記扉が所定開度まで開動作した後の当該扉の閉動作を規制する規制状態と当該規制状態を解除する規制解除状態とに切り替え可能な扉規制手段の一方または双方の手段と、
を備える作業車両であって、
前記第1の切替バルブが前記油圧ポンプの吐出側と前記ダンプシリンダのロッド側油室とを連通する切替状態にあるときに前記油圧ポンプの吐出側から前記ダンプシリンダのロッド側油室に至るまでの油路と、前記第2の切替バルブが前記油圧ポンプの吐出側と前記ゲートシリンダのロッド側油室とを連通する切替状態にあるときに前記油圧ポンプの吐出側から前記ゲートシリンダのロッド側油室に至るまでの油路とが重複する部分と、ドレン油路とを連通する切替バルブ迂回油路と、
前記切替バルブ迂回油路に設けられた迂回油路開閉バルブと、
を更に備え、
前記荷箱規制手段および前記扉規制手段の双方を備える場合、前記迂回油路開閉バルブは、前記荷箱規制手段および前記扉規制手段の一方または双方が前記規制状態にあるとき、前記切替バルブ迂回油路を開通し、荷箱規制手段および前記扉規制手段の双方が前記規制解除状態にあるとき、前記切替バルブ迂回油路を閉塞し、
前記荷箱規制手段および前記扉規制手段の一方のみを備える場合、前記迂回油路開閉バルブは、当該一方の手段が前記規制状態にあるとき、前記切替バルブ迂回油路を開通し、当該一方の手段が前記規制解除状態にあるとき、前記切替バルブ迂回油路を閉塞する、
ことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業車両において、
前記ドレン油路は、前記第1の切替バルブおよび前記第2の切替バルブのドレンポートに接続された油路であることを特徴とする作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、傾動可能な荷箱と、荷箱の後部の開口を開閉する扉とを備える作業車両に関する。特に、荷箱を上方へ傾動させた後、誤操作によりその荷箱を下方へ傾動させてしまうことや、扉を開放した後、誤操作によりその扉を閉動作させてしまうことを防止できる作業車両に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業車両として、建設作業現場や下水処理場等において汚泥、土砂、廃液等の回収対象物をレシーバタンク(荷箱)内に回収して、処理場等に運搬する吸引車が知られている(たとえば、特許文献1)。レシーバタンクには開閉可能なテールゲート(扉)が設けられており、処理場等においてテールゲートを開いて、レシーバタンクを上方傾動させることにより、その内部の回収対象物を排出できるようになっている。
【0003】
吸引車には、図7に示すように、レシーバタンクを上方傾動または下方傾動させる一対のダンプシリンダC1,C1と、テールゲートを開閉させる一対のゲートシリンダC2,C2と、これらに作動油を供給する油圧回路O’とが設けられている。そして、油圧回路O’のメインバルブユニットMにより、油圧ポンプPからダンプシリンダC1,C1およびゲートシリンダC2,C2への作動油の供給を制御するようになっている。
【0004】
図7に示す例では、メインバルブユニットM内に、ダンプシリンダC1,C1に接続された第1の方向切替バルブV1と、ゲートシリンダC2,C2に接続された第2の方向切替バルブV2とが設けられている。これら第1、第2の方向切替バルブV1,V2は手動式である。吸引車の側部には各種操作用の操作パネルが配置されており(図示省略)、第1、第2の方向切替バルブV1,V2を作動させるためのダンプレバーL1およびゲートレバーL2も、この操作パネルに設けられている。
【0005】
各レバーL1,L2を操作することで、第1、第2の方向切替バルブV1,V2の切替状態(スプールの位置等)を切り換えて、ダンプシリンダC1,C1やゲートシリンダC2,C2への作動油の供給と排出を制御でき、もってレシーバタンクを上下方向に傾動させたり、テールゲートを開閉したりできるようになっている。また、図7において、符号EV1,EV2は、それぞれダンプシリンダC1,C1とゲートシリンダC2,C2に対して設けられた電磁切替式のチェックバルブを示しており、符号CV1’,CV2’は、それぞれダンプシリンダC1,C1とゲートシリンダC2,C2に付設されたダブルパイロットチェックバルブを示している。
【0006】
電磁切替式のチェックバルブEV1は、非通電時に油路を開放し、通電時に戻り方向への作動油の流れに対して油路を閉塞する。この吸引車には、レシーバタンクの下方傾動を規制するための図示しないダンプ安全ブロックが設けられている。ダンプ安全ブロックがレシーバタンクの下方傾動を規制しない状態にあるとき、電磁切替式のチェックバルブEV1は、非通電状態となり、ダンプ安全ブロックがレシーバタンクの下方傾動を規制する状態にあるとき、電磁切替式のチェックバルブEV1は、通電状態となる。電磁切替式のチェックバルブEV1が通電状態にあるとき、戻り方向への作動油の流れに対して油路が閉塞されるため、ダンプシリンダC1,C1は収縮不能となり、レシーバタンクは下方傾動しないようになる。
【0007】
電磁切替式のチェックバルブEV2も同様であり、非通電時に油路を開放し、通電時に戻り方向への作動油の流れに対して油路を閉塞する。この吸引車には、テールゲートの閉動作を規制するための図示しないゲート安全棒が設けられている。ゲート安全棒がテールゲートの閉動作を規制しない状態にあるとき、電磁切替式のチェックバルブEV2は、非通電状態となり、ゲート安全棒がテールゲートの閉動作を規制する状態にあるとき、電磁切替式のチェックバルブEV2は、通電状態となる。電磁切替式のチェックバルブEV2が通電状態にあるとき、戻り方向への作動油の流れに対して油路が閉塞されるため、ゲートシリンダC2,C2は収縮不能となり、テールゲートは閉動作しないようになる。
【0008】
このように従来の吸引車にあっては、回収対象物の排出作業や点検等のためにレシーバタンクを上方傾動させ、あるいはテールゲートを開いているときに、ユーザが誤ってレシーバタンクが下方傾動する方向に操作レバーL1を操作してしまったり、誤ってテールゲートが閉動作する方向に操作レバーL2を操作してしまっても、レシーバタンクが下方傾動したりテールゲートが閉動作したりすることのない安全措置が多重に講じられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2007-255011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来の吸引車では、誤操作によるレシーバタンクやテールゲートの動作を防止するために、それらレシーバタンクやテールゲートに対応する2つのバルブ(たとえば、特許文献1の電磁切替式のチェックバルブEV1,EV2)が必要であり、吸引車の製造コストの上昇が問題となっていた。このバルブに関するコストの問題は、吸引車だけではなく、他の作業車両においても同様である。
(【0011】以降は省略されています)

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