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公開番号2024052353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022159017
出願日2022-09-30
発明の名称反力付与装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類B60K 26/02 20060101AFI20240404BHJP(車両一般)
要約【課題】簡単な構成の反力付与装置を提供する。
【解決手段】反力付与装置10は、アクチュエータ20と動力伝達部30とレバー40とを備える。アクチュエータ20は、通電により駆動力を発生させる。動力伝達部30は、アクチュエータ20からの駆動力を減速する減速ギヤ31、減速ギヤ32、および、減速ギヤ32に接続する軸部材36を有する。レバー40は、一端が軸部材36に接続し、減速ギヤ31、減速ギヤ32により減速されたアクチュエータ20からの駆動力により回転し、ペダル70に対し、運転者の踏込力に対する反力を付与可能である。減速ギヤ32およびレバー40は、軸部材36の両端にかしめ締結されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
運転者により踏込操作されるペダル(70)を備えるアクセル装置の前記ペダルに対し前記運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置であって、
通電により駆動力を発生させるアクチュエータ(20)と、
前記アクチュエータからの駆動力を減速する減速ギヤ(32)、および、前記減速ギヤに接続する軸部材(36)を有する動力伝達部(30)と、
一端が前記軸部材に接続し、前記減速ギヤにより減速された前記アクチュエータからの駆動力により回転し、前記ペダルまたは前記ペダルとともに回転するアーム(80)に対し前記反力を付与可能なレバー(40)と、を備え、
前記減速ギヤおよび前記レバーは、前記軸部材の両端にかしめ締結されている反力付与装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記減速ギヤは、前記軸部材の一端が嵌合するギヤ嵌合穴部(34)を有し、
前記レバーは、前記軸部材の他端が嵌合するレバー嵌合穴部(44)を有し、
前記軸部材の軸方向に垂直な断面において、前記軸部材の一端および前記ギヤ嵌合穴部の形状、または、前記軸部材の他端および前記レバー嵌合穴部の形状は、非円形である請求項1に記載の反力付与装置。
【請求項3】
前記軸部材の一端および前記ギヤ嵌合穴部、または、前記軸部材の他端および前記レバー嵌合穴部は、互いに対向する部位に少なくとも1つの平面(371、372、373、374、341、342、441、442)を有する請求項2に記載の反力付与装置。
【請求項4】
前記減速ギヤまたは前記レバーの少なくとも一方は、前記軸部材の一端または他端が嵌合する嵌合穴部(34、44)を有し、
前記嵌合穴部は、主穴部(343)、および、前記主穴部から径方向外側へ凹むよう形成された穴凹部(344)を有し、
前記軸部材は、前記主穴部の内側に位置する主軸部(37)、および、塑性変形により前記主軸部から径方向外側へ突出し前記穴凹部に入り込む軸凸部(379)を有する請求項1に記載の反力付与装置。
【請求項5】
前記減速ギヤまたは前記レバーの少なくとも一方は、前記軸部材に軸周りの回転力が作用したとき、治具(101、102)に当接することで前記減速ギヤまたは前記レバーの回転を規制可能な回転規制部(351、352、451、452)を有する請求項1~4のいずれか一項に記載の反力付与装置。
【請求項6】
前記軸部材は、前記軸部材に軸周りの回転力が作用したとき、治具(103)に当接することで前記軸部材の回転を規制可能な軸部材回転規制部(38)を軸方向の両端部以外の部位に有する請求項1~4のいずれか一項に記載の反力付与装置。
【請求項7】
前記軸部材回転規制部は、Dカット形状または二面幅形状となるよう形成されている請求項6に記載の反力付与装置。
【請求項8】
前記軸部材は、前記減速ギヤまたは前記レバーに対し軸方向で当接する座面(375、376)を有し、
前記減速ギヤまたは前記レバーは、前記座面と当接する第1平面(331、411)、および、前記第1平面と平行な第2平面(332、412)を有する請求項1~4のいずれか一項に記載の反力付与装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、反力付与装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、運転者により踏込操作されるペダルを備えるアクセル装置のペダルに対し、運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1の反力付与装置は、アクセル装置のペダルに対し、運転者の踏込力に対する反力を付与可能なレバーを備えている。また、この反力付与装置は、アクチュエータからの駆動力を減速する減速ギヤ、および、一端側が減速ギヤに接続し他端がレバーに接続する軸部材を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6634436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の反力付与装置では、軸部材の一端とレバーとがナットにより締結されている。そのため、反力付与装置の部材点数が多く、構成が複雑になるおそれがある。また、ナットの緩みにより軸部材からレバーが脱落するおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、簡単な構成の反力付与装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、運転者により踏込操作されるペダル(70)を備えるアクセル装置のペダルに対し運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置であって、アクチュエータ(20)と動力伝達部(30)とレバー(40)とを備える。アクチュエータは、通電により駆動力を発生させる。動力伝達部は、アクチュエータからの駆動力を減速する減速ギヤ(32)、および、減速ギヤに接続する軸部材(36)を有する。レバーは、一端が軸部材に接続し、減速ギヤにより減速されたアクチュエータからの駆動力により回転し、ペダルまたはペダルとともに回転するアーム(80)に対し前記反力を付与可能である。
【0008】
減速ギヤおよびレバーは、軸部材の両端にかしめ締結されている。そのため、反力付与装置の部材点数を削減でき、構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の反力付与装置、および、それを適用したアクセル装置を示す図。
第1実施形態の反力付与装置、および、それを適用したアクセル装置を示す斜視図。
第1実施形態の反力付与装置を示す断面図。
第1実施形態の反力付与装置の一部を示す断面図。
第1実施形態の反力付与装置を構成する部材のかしめ締結工程の状態を示す斜視図。
第1実施形態の反力付与装置の一部を示す図。
第1実施形態の反力付与装置を構成する部材のかしめ締結工程の状態を示す断面図。
第2実施形態の反力付与装置、および、それを適用したアクセル装置を示す図。
第2実施形態の反力付与装置、および、それを適用したアクセル装置を示す斜視図。
第3実施形態の反力付与装置の一部を示す断面図。
第4実施形態の反力付与装置の一部を示す断面図。
第5実施形態の反力付与装置の一部を示す断面図であって、かしめ締結前の状態を示す図。
第5実施形態の反力付与装置の一部を示す断面図であって、かしめ締結後の状態を示す図。
第6実施形態の反力付与装置の一部を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、複数の実施形態による反力付与装置、および、それを適用したアクセル装置を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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