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公開番号2024046241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151513
出願日2022-09-22
発明の名称給電レール
出願人ミック電子工業株式会社
代理人個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20240327BHJP(車両一般)
要約【課題】フレキシブルフラットケーブルを傷付けずに安定して動作させることができ、かつ、車体の振動による異音の発生を防止することが可能な給電レールを提供する。
【解決手段】本発明の給電レール1は、長筒型のケース8と、ケース8の内部に収容されたフレキシブルフラットケーブル11と、ケース8に固定された固定端子12と、ケース8の長手方向に可動する可動端子13と、可動端子13を固定し、ケース8に沿って移動するアクチュエーター16と、アクチュエーター16の移動に対応してフレキシブルフラットケーブル11を押さえ付けながらその動きを案内するガイドレール17と、ガイドレール17を支持し、ケース8との間隔を維持するようにガイドレール17に一体化されたガイドレールガイド24を備えて構成されている。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
長筒型のケースと、
前記ケースの内部に収容されたフレキシブルフラットケーブルと、
前記フレキシブルフラットケーブルの一端に設けられ、前記ケースに固定された固定端子と、
前記フレキシブルフラットケーブルの他端に設けられ、前記ケースの長手方向に可動する可動端子と、
前記可動端子を固定し、前記ケースに沿って移動するアクチュエーターと、
前記ケースの内部に収容され、前記アクチュエーターの移動に対応して前記フレキシブルフラットケーブルを押さえ付けながらその動きを案内するガイドレールと、
前記ガイドレールを支持し、前記ケースとの間隔を維持するように前記ガイドレールに一体化されたガイドレールガイドと、
を備えたことを特徴とする給電レール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両に搭載されたスライドシートに電力を供給するための給電レールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の装置として、本出願人が先に出願した給電レールが知られている(下記の特許文献1を参照)。
【0003】
この給電レールは、ケース内に収容されたフレキシブルフラットケーブルと、ケースに固定された固定端子と、ケースの長手方向に可動する可動端子と、可動端子を収容し、ケースのスリットに沿って移動するアクチュエーターと、アクチュエーターの移動に対応して、フレキシブルフラットケーブルを押さえ付けながらその動きを案内するガイドプレートを備えて構成されている。また、固定端子は車両の電源回路の配線に接続され、可動端子はスライドシート側の配線に接続されている。これにより、スライドシートの進退に応じてフレキシブルフラットケーブルが伸縮し、車両の電源回路からフレキシブルフラットケーブルを介してスライドシートへと電力を供給するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-032862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記のような従来の給電レールによると、ガイドプレートが長尺であり、支えがないとガイドプレートが自重で落下して傾いてしまうことがあり、フレキシブルフラットケーブルに対して安定した力が掛からず、動作不良が起こるという問題があった。また、ガイドプレートが金属製のため、スライドした際にフレキシブルフラットケーブルを擦って傷付けてしまう場合があり、回路がショートする可能性もあった。さらに、車両の走行中に車体が振動すると、ガイドプレートが動いてケースに衝突し、異音が発生するという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、フレキシブルフラットケーブルを傷付けずに安定して動作させることができ、かつ、車体の振動による異音の発生を防止することが可能な給電レールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するため、本発明に係る給電レールは、長筒型のケースと、前記ケースの内部に収容されたフレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルの一端に設けられ、前記ケースに固定された固定端子と、前記フレキシブルフラットケーブルの他端に設けられ、前記ケースの長手方向に可動する可動端子と、前記可動端子を固定し、前記ケースに沿って移動するアクチュエーターと、前記ケースの内部に収容され、前記アクチュエーターの移動に対応して前記フレキシブルフラットケーブルを押さえ付けながらその動きを案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持し、前記ケースとの間隔を維持するように前記ガイドレールに一体化されたガイドレールガイドと、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガイドレールガイドがガイドレールを支持しているため、ガイドレールが自重で落下することがなく、フレキシブルフラットケーブルに対して安定した力を加え、正常に動作させることができる。また、ガイドレールとケースとの間隔が一定に維持されているため、動作時にガイドレールがフレキシブルフラットケーブルを傷付けることがなく、フレキシブルフラットケーブルの故障を未然に防ぐことができる。さらに、車両の走行中に車体が振動しても、ガイドレールがガタツクことがないため、ケースとの衝突を回避し、異音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の給電レールが装着された車両のスライドシート周辺の構造を示す正面図
本発明の給電レールが装着された車両のスライドシート周辺の構造を示す側面図
本発明の給電レールの外観構造を示す斜視図
本発明の給電レールの内部構造を示す縦断面図
本発明の給電レールの内部構造を示す拡大横断面図
本発明の給電レールを構成するフレキシブルフラットケーブルの詳細図
本発明の給電レールを構成するガイドレールとガイドレールガイドの拡大斜視図
本発明の給電レールにおいてアクチュエーターが後方位置にある状態を示す縦断面図
本発明の給電レールにおいてアクチュエーターが前方位置にある状態を示す縦断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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