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公開番号2023078991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192360
出願日2021-11-26
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/13 20060101AFI20230531BHJP(車両一般)
要約【課題】耐摩耗性能を維持しつつ、優れたウェット性能を発揮し得るタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部2を有するタイヤである。トレッド部2は、周方向溝3と陸部4とを含む。陸部4には、周方向溝3に連通する少なくとも1本の浅溝30が設けられている。浅溝30は、その長手方向と直交する横断面において、V字状に連なる一対の溝壁30wを備えている。浅溝30の溝幅は、1.5~2.5mmである。一対の溝壁30wは、浅溝30の溝縁に立てたトレッド法線に対して30~50°の角度で傾斜する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる周方向溝と、前記周方向溝に隣接した少なくとも一つの陸部とを含み、
前記陸部には、前記周方向溝に連通する少なくとも1本の浅溝が設けられており、
前記浅溝は、その長手方向と直交する横断面において、V字状に連なる一対の溝壁を備えており、
前記浅溝の溝幅は、1.5~2.5mmであり、
前記一対の溝壁は、前記浅溝の溝縁に立てたトレッド法線に対して30~50°の角度で傾斜する、
タイヤ。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記浅溝の深さは、0.5~1.5mmである、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記少なくとも一つの陸部は、前記周方向溝のタイヤ軸方向の一方側に隣接する第1陸部と、前記周方向溝のタイヤ軸方向の他方側に隣接する第2陸部とを含み、
前記浅溝は、前記周方向溝から前記第1陸部に延びる第1浅溝と、前記周方向溝から前記第2陸部に延びる第2浅溝とを含む、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1浅溝は、前記第1陸部内に途切れ端を有する、請求項3に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1浅溝は、一定の溝幅で延びる部分を含む、請求項3又は4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記第2浅溝は、前記第2陸部内に途切れ端を有する、請求項3ないし5のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第2浅溝は、前記周方向溝から前記途切れ端まで連続して溝幅が小さくなっている、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項8】
トレッド平面視において、前記第1浅溝を、その長さ方向に沿って前記第2陸部側に延長した仮想延長領域は、前記第2浅溝と重複する、請求項3ないし7のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記第2浅溝のタイヤ軸方向の長さは、前記第1浅溝のタイヤ軸方向の長さよりも小さい、請求項3ないし8のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記周方向溝は、第1トレッド端に隣接して配された第1ショルダー周方向溝である、請求項3ないし9のいずれか1項に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、外側ショルダー陸部に浅溝が設けられた空気入りタイヤが提案されている。前記空気入りタイヤは、前記浅溝によって、ウェット走行時の旋回性能の向上を期待している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-043637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、タイヤについて、ウェット性能のさらなる改善が求められている。一方、従来のウェット性能改善方法では、耐摩耗性能の低下を招くおそれがあった。
【0005】
本開示は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、耐摩耗性能を維持しつつ、優れたウェット性能を発揮し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる周方向溝と、前記周方向溝に隣接した少なくとも一つの陸部とを含み、前記陸部には、前記周方向溝に連通する少なくとも1本の浅溝が設けられており、前記浅溝は、その長手方向と直交する横断面において、V字状に連なる一対の溝壁を備えており、前記浅溝の溝幅は、1.5~2.5mmであり、前記一対の溝壁は、前記浅溝の溝縁に立てたトレッド法線に対して30~50°の角度で傾斜する、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本開示のタイヤは、上記の構成を採用したことによって、耐摩耗性能を維持しつつ、優れたウェット性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
図1の第1ミドル陸部及び第2ショルダー陸部の拡大図である。
図2の浅溝の拡大図である。
図2のB-B線断面図である。
図2のD-D線断面図である。
図1の第1ミドル陸部、第2ミドル陸部及びクラウン陸部の拡大図である。
図6の第1ミドルサイプの拡大図である。
図6の第2ミドルサイプの拡大図である。
図6のA-A線断面図である。
図6のC-C線断面図である。
図1の第2ショルダー陸部の拡大図である。
比較例のトレッド部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき説明される。図1は、本開示の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして好適に使用される。但し、本開示は、このような態様に限定されるものではなく、重荷重用の空気入りタイヤや、タイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤに適用されても良い。
【0010】
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2は、車両への装着の向きが指定されている。これにより、トレッド部2は、車両装着時に車両外側となることが意図された第1トレッド端T1と、車両装着時に車両内側となることが意図された第2トレッド端T2とを含む。但し、本開示のタイヤ1は、このような態様に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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