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公開番号2023077871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-06
出願番号2021191357
出願日2021-11-25
発明の名称制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60L 15/20 20060101AFI20230530BHJP(車両一般)
要約【課題】車輪内部に車輪に設けられた電動機を適度な空気量で安価に冷却できる技術を提供する。
【解決手段】制御装置20は、車輪12に設けられる電動機14の動作状態に関する情報を取得する取得部と、電動機14の動作状態に関する情報にもとづいてラジエータファン18の駆動を決定する駆動決定部と、駆動決定部の決定に応じてラジエータファン18を駆動する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車輪に設けられる電動機の動作状態に関する情報を取得する取得部と、
前記電動機の動作状態に関する情報にもとづいてラジエータファンの駆動を決定する駆動決定部と、
前記駆動決定部の決定に応じて前記ラジエータファンを駆動する制御部と、を備えることを特徴とする制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車輪に設けられた電動機を冷却するための制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車輪のホイールの内部空間に走行駆動用のインホイールモータを備えた車両のインホイールモータ用ホイール構造が開示される。このインホイールモータ用ホイール構造は、ホイールとともに回転して当該ホイールの内部空間に外気を取り込むファンを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１５７８３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示される技術では、ホイールの内部に多くの空気を取り込む構造であるため、空気の水分が氷結や錆を招くおそれがある。
【０００５】
本発明の目的は、車輪内部に車輪に設けられた電動機を適度な空気量で安価に冷却できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の制御装置は、車輪に設けられる電動機の動作状態に関する情報を取得する取得部と、電動機の動作状態に関する情報にもとづいてラジエータファンの駆動を決定する駆動決定部と、駆動決定部の決定に応じてラジエータファンを駆動する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、車輪内部に車輪に設けられた電動機を適度な空気量で安価に冷却できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施例の制御装置を備える車両の概要を示す図である。
実施例の車両の機能構成を示す図である。
電動機の冷却処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、実施例の制御装置２０を備える車両１０の概要を示す。車両１０は、車輪１２、電動機１４、車載センサ１６、ラジエータファン１８および制御装置２０を備える。実施例の車両１０では、前方の車輪１２に電動機１４がそれぞれ設けられている。制御装置２０は、この電動機１４を個別に駆動する制御が可能である。
【００１０】
電動機１４は、タイヤの内径側に配置されるが、電動機１４の一部または全部が車輪１２よりもサスペンション側に出て配置されてよい。いずれにしても電動機１４は、少なくとも車輪１２からサスペンション側に露出する。
（【００１１】以降は省略されています）

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