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公開番号
2025132542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030184
出願日
2024-02-29
発明の名称
蓋付き容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250903BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収容した内容物が減ってきても容易に取り出すことができる。
【解決手段】中皿4の外周面は横断面視非真円形状を呈し、中筒3の内面のうち中皿4の外周面が容器軸方向に摺動する部分は横断面視非真円形状を呈し、中皿4の外周面は、中筒3の内面に対して全周にわたって当接し、中筒3の外面の上端部は、横断面視円形状を呈し、かつ容器本体2の上端部内に回転自在に保持され、中筒3は中栓52との間の摩擦抵抗によって蓋体5とともに容器軸回りに回転し、容器本体2と中皿4との間には、中皿4が、締め付け方向に回転したときに、中皿4を容器本体2に対して上昇させる上昇機構が設けられ、容器本体2と中筒3との間には、中筒3が中皿4とともに締め付け方向に回転したときに、中筒3を容器本体2に対して空回りさせ、かつ中筒3が中皿4とともに、緩み方向に回転しようとしたときに、容器本体2及び中筒3の相対回転を規制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体と、
前記容器本体に対して容器軸回りに沿う回転方向に回転自在に収容される中筒と、
前記中筒の内面に容器軸方向に摺動自在に嵌合された中皿と、
前記容器本体に螺合した蓋体本体、および前記中筒の上端部の内面に嵌合する中栓を有する蓋体と、を備え、
前記中皿の外周面は、横断面視非真円形状を呈し、
前記中筒の内面のうち、前記中皿の外周面が容器軸方向に摺動する部分は、横断面視非真円形状を呈し、
前記中皿の外周面は、前記中筒の内面に対して全周にわたって当接し、
前記中筒の外面の上端部は、横断面視円形状を呈し、かつ前記容器本体の上端部内に回転自在に保持され、
前記中筒は、前記中栓との間の摩擦抵抗によって前記蓋体とともに容器軸回りに回転し、
前記容器本体と前記中皿との間には、前記中皿が、前記回転方向のうちの第1方向に回転したときに、前記中皿を前記容器本体に対して上昇させる上昇機構が設けられ、
前記容器本体と前記中筒との間には、前記中筒が前記中皿とともに前記第1方向に回転したときに、前記中筒を前記容器本体に対して空回りさせ、かつ前記中筒が前記中皿とともに、前記回転方向のうち、前記第1方向と逆向きの第2方向に回転しようとしたときに、前記容器本体及び前記中筒の相対回転を規制するラチェット部が設けられている、蓋付き容器。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記中栓は、前記蓋体本体と別体であり、
前記蓋体本体と前記中栓とは別素材で形成されている、請求項1に記載の蓋付き容器。
【請求項3】
前記中栓は、前記中筒との間に別体の摩擦抵抗部材を備える、請求項1または2に記載の蓋付き容器。
【請求項4】
前記容器本体の側面に窓部が設けられ、
前記中筒は、透光性を有する素材により形成されている、請求項1または2に記載の蓋付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋付き容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、装着した蓋体を取り外して内容物を取り出すことができる蓋付き容器が知られている。特許文献1には、蓋付き容器として、ゲル状やクリーム状の内容物を収容するのに好適な広口のジャー容器が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-121595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の蓋付き容器においては、収容した内容物が減ってくると、指やスパチュラ等を容器に深く差し入れて内容物を取り出さなければならない。すなわち、この種の蓋付き容器は、使用後半において使い勝手に難があり、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、収容した内容物が減ってきても容易に取り出すことができる蓋付き容器を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓋付き容器は、容器本体と、前記容器本体に対して容器軸回りに沿う回転方向に回転自在に収容される中筒と、前記中筒の内面に容器軸方向に摺動自在に嵌合された中皿と、前記容器本体に螺合した蓋体本体、および前記中筒の上端部の内面に嵌合する中栓を有する蓋体と、を備え、前記中皿の外周面は、横断面視非真円形状を呈し、前記中筒の内面のうち、前記中皿の外周面が容器軸方向に摺動する部分は、横断面視非真円形状を呈し、前記中皿の外周面は、前記中筒の内面に対して全周にわたって当接し、前記中筒の外面の上端部は、横断面視円形状を呈し、かつ前記容器本体の上端部内に回転自在に保持され、前記中筒は、前記中栓との間の摩擦抵抗によって前記蓋体とともに容器軸回りに回転し、前記容器本体と前記中皿との間には、前記中皿が、前記回転方向のうちの第1方向(締め付け方向T1)に回転したときに、前記中皿を前記容器本体に対して上昇させる上昇機構が設けられ、前記容器本体と前記中筒との間には、前記中筒が前記中皿とともに前記第1方向に回転したときに、前記中筒を前記容器本体に対して空回りさせ、かつ前記中筒が前記中皿とともに、前記回転方向のうち、前記第1方向と逆向きの第2方向(緩み方向T2)に回転しようとしたときに、前記容器本体及び前記中筒の相対回転を規制するラチェット部が設けられている。
【0007】
容器本体に対して蓋体を第2方向に回転させると、中筒の第2方向の回転が規制される。蓋体を第1方向に回転させると、蓋体の中栓が中筒の内面に嵌合し、中筒が摩擦抵抗によって蓋体の中栓とともに回転する。そして、横断面視非真円形状を呈する中筒及び中皿が共に全周にわたって当接しているため、蓋体を第1方向に回転させて中筒とともに中皿を回転させると、中皿が容器本体に対して上昇する。すなわち、中筒と中皿との間に区画形成される収容空間に収められた内容物は、容器本体に蓋体を装着する度に上昇し、常に容器上方に内容物が保持されるため、内容物が減ってきてもこれを容易に取り出すことができ、使い勝手が良好となる。
【0008】
中筒が容器本体に対して第2方向に回転する場合は、ラチェット部により中筒の回転が規制され、中皿も回転しないので、中皿が上昇しない。一方、中筒が容器本体に対して第1方向に回転する場合は、ラチェット部において中筒が空回りし、中筒は第2方向への回転が許容される。このように中筒及び中皿は、ラチェット部を設けることにより、蓋体の回転方向のうち第2方向の回転を容易に規制することができる。
【0009】
また、中筒における第2方向の回転が規制されるので、中皿が容器本体の上端部から離間するように逆方向に下降することを防止できる。
さらに、内容物が容器上部に保持されているため、内容物が外気と触れる表面積を小さく抑えることができ、使用後半において外気と触れる表面積が増えることによる内容物の劣化の進行を抑制できる。
【0010】
前記中栓は、前記蓋体本体と別体であり、前記蓋体本体と前記中栓とは別素材で形成されている構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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