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公開番号
2025169125
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024123640
出願日
2024-07-30
発明の名称
合成樹脂製容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/02 20060101AFI20251105BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】減圧吸収パネルから肩部に向かって塑性変形が発生し難い合成樹脂製容器を提供する。
【解決手段】本開示の合成樹脂製容器1は、内容物の注出口となる口部2と、口部2に肩部3を介して連なる胴部4と、胴部4の下端を閉塞する底部5とを備える合成樹脂製容器1であって、胴部4は、周方向に間隔をおいて配置され、減圧吸収パネル11a,11bを有する複数の主壁(上部主壁4a及び下部主壁4b)と、周方向に隣接する主壁の周方向端部同士を連結する角壁(上部角壁4c及び下部角壁4d)とを有し、胴部4は、主壁と角壁との境界部に設けられ上下方向に延びる角段差部45と、角段差部45の上端部に連なり上方に向けて凸となるアーチ状に延びるアーチ状段差部41とを有し、主壁におけるアーチ状段差部41で囲まれた部分は、肩部3に対して径方向外側に突出していることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備える合成樹脂製容器であって、
前記胴部は、周方向に間隔をおいて配置され、減圧吸収パネルを有する複数の主壁と、周方向に隣接する前記主壁の周方向端部同士を連結する角壁とを有し、
前記胴部は、前記主壁と前記角壁との境界部に設けられ上下方向に延びる角段差部と、前記角段差部の上端部に連なり上方に向けて凸となるアーチ状に延びるアーチ状段差部とを有し、前記主壁における前記アーチ状段差部で囲まれた部分は、前記肩部に対して径方向外側に突出している、合成樹脂製容器。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記角段差部は、前記主壁と前記角壁との境界部において、上下方向に延びると共に径方向内側に凹む凹溝を有する、請求項1に記載の合成樹脂製容器。
【請求項3】
前記主壁の周方向略中央位置における前記減圧吸収パネルの上方には、上下方向に延び前記胴部の厚み方向内側に凹むと共に上端部が前記アーチ状段差部に連なる縦溝が設けられている、請求項1又は2に記載の合成樹脂製容器。
【請求項4】
前記縦溝の下端部には、前記主壁内で周方向に延び前記胴部の厚み方向内側に凹む横溝が連なる、請求項3に記載の合成樹脂製容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状の合成樹脂製容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
延伸ポリプロピレン(OPP)製のボトルやポリエチレンテレフタレート(PET)製のボトルに代表されるような合成樹脂製容器は、軽量で取り扱いが容易であること、内容物の保存安定性に優れること、しかもコスト的に安価であることから、飲料用、食品用、化粧料用等の様々な用途に使用されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、周溝を挟んで上下に設けられたパネル面部の略中央位置に上パネル部及び下パネル部を設け、熱充填後にボトル内が減圧したときに、上パネル部及び下パネル部を径方向内側に変形させるボトルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-179872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載されたようなボトルについて、環境への配慮の観点から薄肉化による軽量化を行うと、輸送時の衝突や充填ラインにおけるラインプレッシャー等により、上パネル部(18)の上部角部からパネル面部(15)の上部角部に向かって折れ皺のような塑性変形が発生し易くなる場合があったため、この点において未だ改善の余地があった。
【0006】
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、減圧吸収パネルから肩部に向かって塑性変形が発生し難い合成樹脂製容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、本開示の合成樹脂製容器は、
[1]
内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備える合成樹脂製容器であって、
前記胴部は、周方向に間隔をおいて配置され、減圧吸収パネルを有する複数の主壁と、周方向に隣接する前記主壁の周方向端部同士を連結する角壁とを有し、
前記胴部は、前記主壁と前記角壁との境界部に設けられ上下方向に延びる角段差部と、前記角段差部の上端部に連なり上方に向けて凸となるアーチ状に延びるアーチ状段差部とを有し、前記主壁における前記アーチ状段差部で囲まれた部分は、前記肩部に対して径方向外側に突出していることを特徴とする。
【0008】
また、本開示の合成樹脂製容器は、
[2]
上記[1]に記載の構成において、前記角段差部は、前記主壁と前記角壁との境界部において、上下方向に延びると共に径方向内側に凹む凹溝を有することが好ましい。
【0009】
また、本開示の合成樹脂製容器は、
[3]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記主壁の周方向略中央位置における前記減圧吸収パネルの上方には、上下方向に延び前記胴部の厚み方向内側に凹むと共に上端部が前記アーチ状段差部に連なる縦溝が設けられていることが好ましい。
【0010】
また、本開示の合成樹脂製容器は、
[4]
上記[3]に記載の構成において、前記縦溝の下端部には、前記主壁内で周方向に延び前記胴部の厚み方向内側に凹む横溝が連なることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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