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公開番号2025089311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025031162,2022517138
出願日2025-02-28,2020-09-17
発明の名称改質材
出願人ゲオルク-アウグスト-ウニベルジテート ゲッティンゲン シュティフツング オッフェントリーヒェン レヒツ,アルフローマ アイピー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B27K 3/34 20060101AFI20250605BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】 本発明は、難燃剤及び架橋剤又は固定剤、あるいはその両方を含む材木又は木材の処理組成物に関する。
【解決手段】 それにより、本発明の組成物はホウ素及びハロゲンを含まない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
材木及び/又は木材用のホウ素及びハロゲンフリーの処理組成物であって、
a) 部分-N-C(=X)-N-(ここで、XはO、S及び置換又は非置換窒素である)を含む難燃剤;及び
成分b)架橋剤、又はc)固定剤のうち少なくとも1つを含む組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記架橋剤が2-イミダゾリドン部分を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記架橋剤が、以下の構造:
TIFF
2025089311000005.tif
43
161
[構造中、R

及びR

は互いに独立してOH及びOR

であり、ここでR

(全ての残基に対して独立して)はC

-C

アルキル(特にメチルが好ましい)、-CH

O-C


2n
-OH及び-CH

O-C


2n
-O-C


2m
OH(ここで、n及びmは独立して2又は3であり、好ましくは2である)であり;R

及びR

は互いに独立して水素、R

(全ての残基に対して独立して)、-CH

OR

(全ての残基に対して独立して)及びCH

OHである]で表される化合物を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記固定剤が、シアノグアニジン-ジエチレントリアミン-エピクロロヒドリン-ポリマーを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項5】
前記難燃剤が、尿素及び/又はグアニジン部分を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
前記難燃剤が、尿素、グアニジン、フェニルグアニジン塩のいずれかから選択される、請求項1~5のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項7】
前記難燃剤が、リン酸塩を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項8】
難燃剤と架橋剤の比率(wt/wt)(複数の架橋剤及び/又は難燃剤が存在する場合、これは総重量に関係する)は、≧0.05:1~≦10:1である、請求項1~7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項9】
さらに触媒を含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項10】
触媒を含まない、請求項1~8のいずれか1項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、改質材、特に難燃剤で処理された材木の分野に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
耐火性は、材木及び木材製品の使用において、例えば建設エリア、特に建物や公共の場所、例えば駅や空港などにおいて極めて重要な役割を果たす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
難燃剤は主に知られているが、新しい代替組成物、それらの使用法、及び塗布方法、特に、ホウ酸塩及び/又はハロゲンを回避し、可能であれば、さらなる触媒の使用を回避し、屋外にさらされた場合に浸出に対して高い耐性を示す組成物が常に必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、本発明の請求項1に記載の組成物によって解決される。
【0005】
従って、
a) 部分-N-C(=X)-N-(ここで、XはO、S及び置換又は非置換窒素である)を含む難燃剤;及び
成分b)架橋剤、又はc)固定剤のうち少なくとも1つを含む、材木及び/又は木材及び/又は木材ベースの複合材料用のホウ素及びハロゲンを含まない処理組成物が提供される。
【0006】
驚くべきことには、材木及び/又は木材の改質のためにそのような組成物を使用することによって、以下の利点のうちの1つ又は複数が、本発明内のほとんどの用途で達成できることが見出された:
-組成物は、無垢材を意味する材木及び/又は木材、及び後で示すように、木材ベースの複合材料に簡単に適用され得、
-組成物は、汚染物質及び危険物の使用を回避し、
-組成物は、処理された材木又は木材の耐火性を高めるだけでなく、通常、吸湿性が低下し、生物学的耐久性、寸法安定性、及び表面硬度が向上し、
-組成物は、材木製品、例えば無垢材、ファイバーボード、パーティクルボード、合板、さらにベニヤベース又はラメラベースの複合材、及びその他の複合材に使用され得、
-組成物は化学的に安定しており、そして一工程で木材に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、2つの発明のサンプル及び2つの比較サンプルの最大重量損失を示す図を示す。
【0008】
図2は、図1の試験片の燃焼速度を示す図を示す。
【0009】
図3は、図1の試験片の燃焼時間を示す図を示す。
【0010】
図4は、図1の試験片の輝く時間を示す図を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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