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公開番号2025074325
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025034770,2023124999
出願日2025-03-05,2018-09-28
発明の名称積層体、包装材料、包装袋およびスタンドパウチ
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B32B 27/32 20060101AFI20250502BHJP(積層体)
要約【課題】包装材料として適用可能な、十分な強度や耐熱性を備え、かつリサイクル性にも優れる包装材料を実現することができる積層体の提供。
【解決手段】本発明の積層体は、基材と、ヒートシール層とを備え、基材が、延伸ポリエチレンフィルムであり、ヒートシール層がポリエチレンから構成され、基材およびヒートシール層の少なくとも一方が、ポリエチレンとして、バイオマス由来のポリエチレンを含むことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、ヒートシール層とを備え、
前記基材が、延伸ポリエチレンフィルムであり、
前記ヒートシール層がポリエチレンから構成され、
前記基材および前記ヒートシール層少なくとも一方が、ポリエチレンとして、バイオマス由来のポリエチレンを含むことを特徴とする、積層体。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記基材および前記ヒートシール層が、ポリエチレンとして、バイオマス由来のポリエチレンを含む、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記基材と、前記ヒートシール層との間に、蒸着膜を備える、請求項1または2に記載の積層体。
【請求項4】
前記基材と、前記蒸着膜との間に、接着層を備え、
前記蒸着膜が、アルミニウム蒸着膜であり、
前記接着層が、ポリエステルポリオールとイソシアネート化合物とリン酸変性化合物を含む樹脂組成物の硬化物により構成される、請求項3に記載の積層体。
【請求項5】
前記基材と、前記ヒートシール層との間に、中間層を備え、
前記中間層が、蒸着膜およびポリエチレン樹脂層を備える、請求項1または2に記載の積層体。
【請求項6】
前記ポリエチレン樹脂層が、バイオマス由来のポリエチレンにより構成される、請求項5に記載の積層体。
【請求項7】
前記基材と、前記中間層との間に接着層を備え、
前記蒸着膜が、アルミニウム蒸着膜であり、
前記接着層が、ポリエステルポリオールとイソシアネート化合物とリン酸変性化合物を含む樹脂組成物の硬化物により構成される、請求項5または6に記載の積層体。
【請求項8】
前記基材が、中密度ポリエチレン層を備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項9】
前記基材が、高密度ポリエチレン層と、中密度ポリエチレン層と、高密度ポリエチレン層との三層共押フィルムの構成を有する、請求項1~8のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項10】
前記積層体全体におけるポリエチレンの含有量が、90質量%以上である、請求項1~9のいずれか一項に記載の積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体、包装材料、包装袋およびスタンドパウチに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、包装材料などは、樹脂材料から構成される樹脂フィルムを用いて作製されている。例えば、ポリエチレンから構成される樹脂フィルムは、適度な柔軟性、透明性を有すると共に、ヒートシール性に優れるため、包装材料に広く使用されている。
【0003】
通常、ポリエチレンから構成される樹脂フィルムは、強度や耐熱性の面で劣るため、基材としては使用できず、ポリエステルやポリアミドなどから構成される樹脂フィルムなどと貼り合わせて使用されており、そのため、通常の包装材料などは、基材とヒートシール層とが異種の樹脂材料からなる積層フィルムから構成されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
近年、循環型社会の構築を求める声の高まりとともに、環境への負荷低減のため、高いリサイクル性を有する包装材料が求められている。しかしながら、従来の包装体は上記したように異種の樹脂材料から構成されており、樹脂材料ごとに分離するのが困難であるため、リサイクルされていないのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-202519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者らは、従来ヒートシール層として使用していたポリエチレンを、延伸樹脂フィルムにすることで基材として使用することができ、当該基材をポリエチレンから構成されるヒートシール層と積層して使用することで、十分な強度や耐熱性を有し、かつリサイクル可能な包装材料などを作製することができるとの知見を得た。
さらに、ポリエチレンとして、バイオマス由来のポリエチレンを使用することにより、作製される包装材料などの環境負荷をさらに低減することができるとの知見を得た。
【0007】
本発明は、上記知見に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、包装材料として適用可能な、十分な強度や耐熱性を備え、かつリサイクル性にも優れる包装材料を実現することができる積層体を提供することである。
また、本発明の解決しようとする課題は、該積層体から構成される包装材料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の積層体は、基材と、ヒートシール層とを備え、
基材が、延伸ポリエチレンフィルムであり、
ヒートシール層がポリエチレンから構成され、
基材およびヒートシール層の少なくとも一方が、ポリエチレンとして、バイオマス由来のポリエチレンを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の一実施形態においては、基材およびヒートシール層が、ポリエチレンとして、バイオマス由来のポリエチレンを含む。
【0010】
本発明の一実施形態においては、積層体は、基材と、前記ヒートシール層との間に、蒸着膜を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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