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公開番号
2025007521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108972
出願日
2023-07-02
発明の名称
葉材を用いた意匠性構造部材
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B32B
9/02 20060101AFI20250109BHJP(積層体)
要約
【課題】多数の葉材の組合せによって表現され得るデザインや植物の趣向を物品に付与することができる技術を提供する。
【解決手段】本開示の葉材を用いた意匠性構造部材は、所定の葉材11が積層されてなる意匠性部材1である。そして、この意匠性部材1は、葉材11によって構成された装飾層10と、所定の部材によって構成された構造層20と、を有し、装飾層10は、前記部材の少なくとも一つの面を覆うように構造層20に積層される。装飾層10は、葉厚方向に圧縮された葉材11と、接着剤12と、によって構成することができ、装飾層10は、平面状に配置された葉材11を熱硬化性樹脂とともに加熱圧縮して形成された圧縮体110の上に圧縮体110が繰り返し形成された積層構造を有してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の葉材が積層されてなる意匠性構造部材であって、
前記葉材によって構成された装飾層と、所定の部材によって構成された構造層と、を有し、
前記装飾層は、前記部材の少なくとも一つの面を覆うように前記構造層に積層される、
葉材を用いた意匠性構造部材。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記装飾層は、葉厚方向に圧縮された前記葉材と、接着剤と、によって構成される、
請求項1に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項3】
前記装飾層は、
平面状に配置された前記葉材を熱硬化性樹脂とともに加熱圧縮して形成された圧縮体の上に前記圧縮体が繰り返し形成された積層構造を有する、
請求項2に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項4】
前記装飾層には、所定の識別部が設けられる、
請求項1に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項5】
前記識別部は、前記装飾層に配置された所定の識別コードであって、
前記識別コードは、前記葉材の属性に関する情報を有する、
請求項4に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項6】
前記識別部は、前記装飾層に当接して配置された情報記録媒体であって、それに記録された情報を所定の情報端末を用いて非接触で取得可能に構成された情報記録媒体を含み、
前記情報記録媒体は、前記装飾層と前記構造層との間に挟み込まれて配置される、
請求項4に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項7】
前記情報記録媒体には、前記葉材の生育場所に関連する複数のデジタル画像が格納されたデジタルフォトアルバムへのリンク情報が記録される、
請求項6に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項8】
前記情報記録媒体には、ブロックチェーンにおいて取引可能なノンファンジブルトークンを含んだ取引管理データが記録される、
請求項6に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
【請求項9】
前記情報記録媒体は、前記装飾層を構成する前記葉材のうちの所定のシンボル葉材の近傍に配置される、
請求項6から請求項8の何れか1項に記載の葉材を用いた意匠性構造部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の葉材が積層されてなる意匠性構造部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、消費者ニーズの多様化から、製品に対する様々な意匠性が要求されることがある。そして、各種製品の表皮材に意匠性シートを用いることで、これら製品に意匠性を付与することが行われている。
【0003】
このような意匠性シートとして、紙、プラスチックフィルム、金属箔、人工皮革、スエード調織物等を利用したものや、天然繊維を利用したものが知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には、微粒子粉体をビルドアップすることによって抽象柄(模様)を形成した意匠性シートが開示されている。この意匠性シートでは、粉体が繊維に担持された粉体繊維担持体により構成された集合体によって、抽象柄が表現され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-113706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、植物から落葉した葉は、利用されずに地面に堆積したまま放置される傾向にある。しかしながら、植物の葉は、その形状やその表面の模様、色彩、質感などにより、優れた意匠性を表現できる可能性を有している。また、植物の葉は、特別な趣向を有するものである。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の技術は、天然石切削粉のように廃材として処分される材料を用いて意匠性シートを構成するものであるが、この意匠性シートにおいて抽象柄を表現する微粒子粉体は、もはや元の素材の質感を喪失してしまっている。
【0008】
本開示の目的は、多数の葉材の組合せによって表現され得るデザインや植物の趣向を物品に付与することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の葉材を用いた意匠性構造部材は、所定の葉材が積層されてなる意匠性構造部材である。そして、葉材を用いた意匠性構造部材は、前記葉材によって構成された装飾層と、所定の部材によって構成された構造層と、を有し、前記装飾層は、前記部材の少なくとも一つの面を覆うように前記構造層に積層される。
【0010】
ここで、上記の葉材は、例えば、植物から落葉した落ち葉であって、粉砕されずに、葉の形状や葉の模様、色彩、質感などが残されたものである。そして、このような葉材によって装飾層が構成されることで、多数の葉材の組合せによって表現され得るデザインを物品に付与することが可能になる。また、上記の構造層を構成する部材は、例えば、ベニヤ合板であって、これにより、構造部材として用いることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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