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公開番号2025101174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217819
出願日2023-12-25
発明の名称積層体及びパッケージ
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人
主分類B32B 7/023 20190101AFI20250630BHJP(積層体)
要約【課題】購買意欲を増大させるような積層体及びパッケージを提供すること。
【解決手段】積層体1は、表から順に第1の基材層10と印刷層20、第2の基材層40から構成されている。印刷層20には、文字や図形、色などの情報が形成されており、一方面を光源に向けた場合に、第1の基材層10および第2の基材層30が光を透過することで、印刷層に形成された情報を視認することができる。また、この積層体は、パッケージもしくは印刷物として用いることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表から順に第1の基材層と印刷層、第2の基材層を有し、
一方面を光源に向けた場合に、
前記第1の基材層および前記第2の基材層が光を透過し、
前記印刷層をもう一方の面から視認させることが可能な、積層体。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記第1の基材層と前記第2の基材層は、前記印刷層を前記第1の基材層と前記第2の基材層の間に位置するように、接着、もしくは、融着されていることを特徴とする、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記印刷層は、前記第1の基材層に接する第1の印刷層と、前記第2の基材層に接する第2の印刷層を有することを特徴とする、請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記第1の基材層よりも表側にデザイン層を有することを特徴とする、請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記第1の基材層と前記印刷層のRGB値により算出した明度差が、25以上125以下であることを特徴とする、請求項1に記載の積層体。
【請求項6】
前記印刷層と前記デザイン層のRGB値により算出した明度差が、25以上125以下であることを特徴とする、請求項4に記載の積層体。
【請求項7】
前記第1の基材層、及び/又は、前記第2の基材層の、JIS K 7375による全光線透過率が、5%以上75%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の積層体。
【請求項8】
前記第1の基材層、及び/又は、前記第2の基材層が紙であることを特徴とする、請求項1に記載の積層体。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項において記載の積層体を有することを特徴とする、パッケージ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体及びパッケージに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
お菓子やトイレタリー用品などの物品を包装している包装袋(パッケージ)は、ブランドの認知度の向上や商品への期待感を向上させ、購買意欲の向上を図るために、記載する印刷デザインを工夫して、他社との差別化を図っている。
【0003】
従来のパッケージとして、印刷面が、特許文献1のように、紙製シートによって袋状に形成され、内部に空間を有する袋体と、前記袋体の一端の近傍に形成された吊り下げ孔と、記吊り下げ孔よりも幅方向に長く設けられて、前記幅方向に延在する高剛性部を有する面のいずれかであるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-154842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の印刷物は表面および裏面から見える絵柄のみ見ているため表現に限りがあり、面白みに欠けている。そこで本発明は、予想もしない斬新なアイデアを取り入れることでユーザーを魅了し、購買意欲を増大させるような積層体及びパッケージを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、表から順に第1の基材層と印刷層、第2の基材層を有し、一方面を光源に向けた場合に、上記第1の基材層および上記第2の基材層が光を透過し、上記印刷層をもう一方の面から視認させることが可能な、積層体である。
【0007】
(2)また本発明は、上記第1の基材層と上記第2の基材層は、上記印刷層を上記第1の基材層と上記第2の基材層の間に位置するように、接着、もしくは、融着されていることを特徴とする、(1)に記載の積層体である。このため、この積層体は強度を保つことができる。
【0008】
(3)また本発明は、上記印刷層は、上記第1の基材層に接する第1の印刷層と、上記第2の基材層に接する第2の印刷層を有することを特徴とする、(1)に記載の積層体である。
【0009】
(4)また本発明は、上記第1の基材層よりも表側にデザイン層を有することを特徴とする、(1)に記載の積層体である。
【0010】
(5)また本発明は、上記第1の基材層と上記印刷層のRGB値により算出した明度差が、25以上125以下であることを特徴とする、(1)に記載の積層体である。
(【0011】以降は省略されています)

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