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公開番号
2024166100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024072410
出願日
2024-04-26
発明の名称
蓋材用フィルム
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
B32B
27/32 20060101AFI20241121BHJP(積層体)
要約
【課題】 リサイクル性が高く、かつプラスチック製容器に対する接着性に優れた蓋材用フィルムを提供すること。
【解決手段】 基材と、シーラント層とを備える積層体であって、前記基材はポリエチレンから構成される延伸フィルムであり、前記シーラント層は(A)密度880~910kg/m3のエチレン・α-オレフィン共重合体80~97重量部と(B)粘着付与剤3~20重量部を含む樹脂組成物により構成される蓋材用フィルムを用いる。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、シーラント層とを備える積層体であって、前記基材はポリエチレンから構成される延伸フィルムであり、前記シーラント層は密度880~910kg/m
3
のエチレン・α-オレフィン共重合体(A)80~97重量部と粘着付与剤(B)3~20重量部を含む樹脂組成物(エチレン・α-オレフィン共重合体(A)と粘着付与剤(B)の合計は100重量部)により構成される、蓋材用フィルム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記エチレン・α-オレフィン共重合体(A)が、α-オレフィンの炭素数が3~20であり、JIS K7210-1に準拠し190℃、2.16kgの荷重下で測定したメルトマスフローレートが0.1~25g/10分の範囲である、請求項1に記載の蓋材用フィルム。
【請求項3】
前記粘着付与剤(B)が、環球法による軟化温度が105~150℃、芳香族核への水素添加率が80%以上の脂環族飽和炭化水素樹脂である、請求項1に記載の蓋材用フィルム。
【請求項4】
前記基材を構成するポリエチレンが、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定した重量平均分子量(Mw)が7万~25万、かつ、分子量1万以下の割合が8重量%以下、JIS K6922-1で測定した密度が945~980kg/m
3
である、請求項1に記載の蓋材用フィルム。
【請求項5】
前記シーラント層を構成する樹脂組成物が、エチレン・α-オレフィン共重合体(A)と粘着付与剤(B)の合計100重量部に対し、以下の要件(a)および(b)を満たす低密度ポリエチレン(C)を3~20重量部含む、請求項1に記載の蓋材用フィルム。
(a)JIS K7210-1に準拠し190℃、2.16kgの荷重下で測定したメルトマスフローレートが0.3~5.0g/10分の範囲である。
(b)JIS K7210-1で使用されるメルトインデクサーを用い、温度235℃、押出量3g/分により押出されたストランドの径(D)をメルトインデクサーのオリフィス径(D0)で除して求めたスウェル比(SR)が1.7~3.0の範囲である。
【請求項6】
前記基材とシーラント層との間にさらに中間層を備える蓋材用フィルムであって、該中間層がポリエチレン又はエチレン共重合体である、請求項1に記載の蓋材用フィルム。
【請求項7】
前記基材の厚みと中間層の厚みの和(X)に対するシーラント層の厚み(Y)が、(X)≧(Y)の関係にある、請求項6に記載の蓋材用フィルム。
【請求項8】
前記蓋材用フィルム全体におけるポリエチレン系樹脂の含有割合が90重量%以上である、請求項1に記載の蓋材用フィルム。
【請求項9】
請求項1に記載の蓋材用フィルムからなるイージーピール性蓋材。
【請求項10】
請求項9に記載の蓋材を、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル及びポリ乳酸からなる群の少なくとも1種の容器の開口部に接着する、容器の封止方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は蓋材用フィルムに関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、飲食品、医薬品、工業用部品などの包装にはポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニルなどのプラスチック製容器や紙を主体とした紙製容器が使用されており、その蓋材には内容物の保護性のための安定した接着性を有し、且つ剥離時には適度な強度にて開封可能なイージーピール性を有するフィルムが使用されている。
【0003】
通常、このような蓋材用フィルムは基材とシーラント層とを備えており、基材としては強度や耐熱性に優れるポリエステルフィルム及びポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルム等の樹脂フィルムを使用するのが一般的である。一方、シーラント層には主にエチレン-酢酸ビニル共重合体やエチレン・α-オレフィン共重合体等と粘着付与剤とからなる樹脂組成物が使用されており、通常の包装材料における基材とシーラント層とでは、異種の樹脂フィルムが使用されている(例えば、特許文献1~4参照。)。
【0004】
近年、廃棄プラスチック等の社会問題が注目され、循環型社会構築の要望の高まりとともに、包装材料のリサイクル性向上が求められている。上記のような、異種の樹脂フィルムを組み合わせた包装材料は、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル等のリサイクルに供しがたいという問題があり、これに対し、同種の樹脂材料から構成された包装材料が提案されている(例えば、特許文献5、6参照。)。
【0005】
しかしながら、上記のような包装材料は同一フィルムのシーラント層同士をヒートシールするスタンディングパウチのような用途に限定され、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニルなどのプラスチック容器に対する蓋材用フィルムとして使用する場合には接着性が不十分であった。そこで、これらの用途に好適に使用できる蓋材用フィルムが望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-158763号公報(例えば特許請求の範囲参照。)
特開平11-228757号公報(例えば特許請求の範囲参照。)
特開平10-147672号公報(例えば特許請求の範囲参照。)
特開平11-269320号公報(例えば特許請求の範囲参照。)
特開2022-165191号公報(例えば特許請求の範囲参照。)
国際公開第2021/054349号(例えば特許請求の範囲参照。)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、リサイクル性が高く、かつプラスチック製容器に対する接着性に優れた蓋材用フィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の性能を有する基材とシーラント層とを備える蓋材用フィルムが優れたリサイクル性、接着性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明の各態様は、以下の[1]~[11]である。
[1]基材と、シーラント層とを備える積層体であって、前記基材はポリエチレンから構成される延伸フィルムであり、前記シーラント層は密度880~910kg/m
3
のエチレン・α-オレフィン共重合体(A)80~97重量部と粘着付与剤(B)3~20重量部を含む樹脂組成物(エチレン・α-オレフィン共重合体(A)と粘着付与剤(B)の合計は100重量部)により構成される、蓋材用フィルム。
[2]前記エチレン・α-オレフィン共重合体(A)が、α-オレフィンの炭素数が3~20であり、JIS K7210-1に準拠し190℃、2.16kgの荷重下で測定したメルトマスフローレートが0.1~25g/10分の範囲である、前記[1]に記載の蓋材用フィルム。
[3]前記粘着付与剤(B)が、環球法による軟化温度が105~150℃、芳香族核への水素添加率が80%以上の脂環族飽和炭化水素樹脂である、前記[1]又は[2]に記載の蓋材用フィルム。
[4]前記基材を構成するポリエチレンが、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定した重量平均分子量(Mw)が7万~25万、かつ、分子量1万以下の割合が8重量%以下、JIS K6922-1で測定した密度が945~980kg/m
3
である、前記[1]~[3]のいずれかに記載の蓋材用フィルム。
[5]前記シーラント層を構成する樹脂組成物が、エチレン・α-オレフィン共重合体(A)と粘着付与剤(B)の合計100重量部に対し、以下の要件(a)および(b)を満たす低密度ポリエチレン(C)を3~20重量部含む、前記[1]~[4]のいずれかに記載の蓋材用フィルム。
(a)JIS K7210-1に準拠し190℃、2.16kgの荷重下で測定したメルトマスフローレートが0.3~5.0g/10分の範囲である。
(b)JIS K7210ー1で使用されるメルトインデクサーを用い、温度235℃、押出量3g/分により押出されたストランドの径(D)をメルトインデクサーのオリフィス径(D0)で除して求めたスウェル比(SR)が1.7~3.0の範囲である。
[6]前記基材とシーラント層との間に中間層を備える蓋材用フィルムであって、該中間層がポリエチレン又はエチレン共重合体である、前記[1]~[5]のいずれかに記載の蓋材用フィルム。
[7]前記基材の厚みと中間層の厚みの和(X)に対するシーラント層の厚み(Y)が、(X)≧(Y)の関係にある、前記[6]に記載の蓋材用フィルム。
[8]前記蓋材用フィルム全体におけるポリエチレン系樹脂の含有割合が90重量%以上である、前記[1]~[7]のいずれかに記載の蓋材用フィルム。
[9]前記[1]に記載の蓋材用フィルムからなるイージーピール性蓋材。
[10]前記[9]に記載の蓋材を、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル及びポリ乳酸からなる群の少なくとも1種の容器の開口部に接着する、容器の封止方法。
[11]開口部を有する容器と、開口部を封止する上記[9]に記載の蓋材からなる包装容器であって、前記容器がポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル及びポリ乳酸からなる群の少なくとも1種からなる、包装容器。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、リサイクル性に加えて様々な種類のプラスチック製容器に対する接着性に優れた蓋材用フィルムを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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