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公開番号2025022762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024104879
出願日2024-06-28
発明の名称積層体
出願人エスケー化研株式会社
代理人
主分類B32B 7/027 20190101AFI20250206BHJP(積層体)
要約【課題】防火性に優れる積層体を提供する。
【解決手段】本発明の積層体は、結合剤と4ホウ酸ナトリウム水和物により形成される吸熱層を含む、少なくとも2層の吸熱層が積層されたものであることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含む積層体であって、
前記第1吸熱層および/または前記第2吸熱層は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されることを特徴とする積層体。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含む積層体であって、
前記第1吸熱層および前記第2吸熱層は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されるものであることを特徴とする積層体。
【請求項3】
第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含む積層体であって、
前記第1吸熱層は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されるものであり、
前記第2吸熱層は、無機結合剤により形成され、4ホウ酸ナトリウム水和物を実質含まないものであることを特徴とする積層体。
【請求項4】
前記4ホウ酸ナトリウム水和物が、4ホウ酸ナトリウム10水和物を含む請求項1から請求項3のいずれかに記載の積層体。
【請求項5】
前記結合剤が、有機結合剤を含む請求項1から請求項3のいずれかに記載の積層体。
【請求項6】
前記有機結合剤が、不飽和ポリエステル、及び、不飽和モノマーにより得られる請求項5に記載の積層体。
【請求項7】
前記第1吸熱層及び前記第2吸熱層の厚みは、それぞれ50mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の積層体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも2層の吸熱層を含む積層体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、建築部材や車両用部材等においては、例えば、外部との熱の出入りを抑制したり、部材の耐熱性を高めたりするため、防火材料が設けられている。このような防火材料を設けることにより、高熱環境下や火災時において、一定期間内部環境を保護することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-302804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような防火材料として、例えば特許文献1では、石膏ボード等の無機材料が使用されている。しかしながら、このような材料では、防火性の効果に不十分な場合がある。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、防火性に優れる積層体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記問題を解決するために鋭意検討した結果、結合剤と4ホウ酸ナトリウム水和物により形成される吸熱層を含む、少なくとも2層の吸熱層を積層した積層体が、防火性に優れることを見出し、本発明の完成に至った。
【0007】
すなわち、本発明は、下記の特徴を有するものである。
1.第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含む積層体であって、
前記第1吸熱層および/または前記第2吸熱層は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されることを特徴とする積層体。
2.第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含む積層体であって、
前記第1吸熱層および前記第2吸熱層は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されるものであることを特徴とする積層体。
3.第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含む積層体であって、
前記第1吸熱層は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されるものであり、
前記第2吸熱層は、無機結合剤により形成され、4ホウ酸ナトリウム水和物を実質含まないものであることを特徴とする積層体。
4.前記4ホウ酸ナトリウム水和物が、4ホウ酸ナトリウム10水和物を含む1.から3.のいずれかに記載の積層体。
5.前記結合剤が、有機結合剤を含む1.から3.のいずれかに記載の積層体。
6.前記有機結合剤が、不飽和ポリエステル、及び、不飽和モノマーにより得られる5.に記載の積層体。
7.前記第1吸熱層及び前記第2吸熱層の厚みは、それぞれ50mm以下であることを特徴とする1.から3.のいずれかに記載の積層体。
【発明の効果】
【0008】
本発明の積層体は、防火性に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
本発明の積層体は、少なくとも第1吸熱層、及び、第2吸熱層を含むもので、前記第1吸熱層および前記第2吸熱層のうち、少なくとも一方は、結合剤と4ホウ酸ナトリウム水和物により形成されることを特徴とするものである。もう一方の吸熱層については、吸熱性を有する種々の吸熱層を使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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