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公開番号2024126141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034337
出願日2023-03-07
発明の名称フィルム
出願人東レ株式会社
代理人
主分類B32B 27/36 20060101AFI20240912BHJP(積層体)
要約【課題】 本発明は、耐削れ性、耐ブロッキング性、視認性に優れたフィルムを提供することをその課題とする。
【解決手段】
表面抵抗率が1.0×106Ω/□以上1.0×1010Ω/□以下であり、下記の化合物(A)、(B)、(C)を全て含有する層をA層としたときに、少なくとも一方の最表層がA層であることを特徴とする、フィルム。
(A):重量平均分子量が10,000~100,000のポリスチレン系重合体スルホン酸塩。
(B):分子量が70~550の多価アルコール。
(C):メラミン化合物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
表面抵抗率が1.0×10

Ω/□以上1.0×10
10
Ω/□以下であり、下記の化合物(A)、(B)、(C)を全て含有する層をA層としたときに、少なくとも一方の最表層がA層であることを特徴とする、フィルム。
(A):重量平均分子量が10,000~100,000のポリスチレン系重合体スルホン酸塩。
(B):分子量が70~550の多価アルコール。
(C):メラミン化合物。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記フィルムがポリエステル樹脂を主成分とする、請求項1に記載のフィルム。
【請求項3】
フィルム全体を100質量%としたときに、エステルを主成分とするワックスを0.5質量%以上1.5質量%以下含有する、請求項1または2に記載のフィルム。
【請求項4】
静止摩擦係数μSが0.10以上0.25以下である、請求項1または2に記載のフィルム。
【請求項5】
ヘイズが1.5%以上6.0%以下である、請求項1または2に記載のフィルム。
【請求項6】
厚みが6μm以上15μm以下である、請求項1または2に記載のフィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、帯電防止機能を有するフィルムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
熱可塑性樹脂フィルム、中でもポリエステルフィルムは、機械的性質、電気的性質、寸法安定性、透明性、耐薬品性などに優れた性質を有することから、各種用途に幅広く使用されている。中でも帯電防止機能を有するポリエステルフィルムは、フィルムを加工あるいは使用する際に生ずる静電気の影響を低減できるため、特に電子部品の製造工程で使用されるフィルムや電子部品包装用のカバーテープなどに使用されている。
【0003】
しかしながら、製品の高精細化が進むこれらの用途においては、ポリエステルフィルム表面に積層された帯電防止機能層が使用中に削れ落ちることにより当該層の成分が製品に混入することや、帯電防止性の向上を試みるとカバーテープを巻き取った際に表裏がブロッキングすることなどが問題となる。そして近年、生産性向上のために、これらの製品の加工が高速化されており、上記課題が顕在化している。また、保管環境下におけるカバーフィルムの透明性喪失や色づきの発生等、内容物の視認性が低下する問題もある。
【0004】
そこで、ポリエステルフィルムの表面に位置する帯電機能層の特性改善を図るため種々の手法が知られている。上記の課題を解決するため、帯電防止層に酸化防止剤を用いる方法(特許文献1)や、チオフェンおよびチオフェン誘導体を導電体とし、表面抵抗率を10

Ω以下とする方法(特許文献2)、帯電防止層にポリエステル樹脂とアクリル樹脂を含有させ、表面固有抵抗値を1.0×10

Ω/□以上1.0×10
12
Ω/□以下とする方法(特許文献3)などが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-121727号公報
特開2016-60850号公報
特開2010-128141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1に記載の方法では、帯電防止剤のバインダーとして特定の樹脂を用い、さらに酸化防止材を添加することで、カバーテープの色づきによる視認性悪化を軽減する効果があるが、帯電防止層表面の滑り性や帯電防止成分のバインダー樹脂への分散性が不十分であることで、使用中に帯電防止層表面が削れる場合がある。また、特許文献2の方法では、ポリチオフェンやポリチオフェン誘導体を用いることで、極めて高い導電性を実現できるが、低分子のポリヒドロキシ化合物を含有するため、ブロッキング性が悪化する場合がある。また、ポリチオフェン系誘導体を用いた場合は、導通可能な電子量が少なくなる影響があり、帯電量が多くなった際に有効な制電性が発揮できなくなる場合がある。特許文献3には、アニオン、カチオン、ノニオン等のイオン性帯電防止剤にポリエステル樹脂とアクリル樹脂を混合する方法が示されているが、イオン性帯電防止剤が樹脂中に偏在しているため、使用中に表面から脱落しやすくなる場合がある。
【0007】
そこで、本発明は上記の欠点を解消し、特に電子部品容器のカバーテープに好適に用いることができる、耐削れ性、耐ブロッキング性、視認性に優れたフィルムを提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成からなる。すなわち、表面抵抗率が1.0×10

Ω/□以上1.0×10
10
Ω/□以下であり、下記の化合物(A)、(B)、(C)を全て含有する層をA層としたときに、少なくとも一方の最表層がA層であることを特徴とする、フィルムである。
(A):重量平均分子量が10,000~100,000のポリスチレン系重合体スルホン酸塩。
(B):分子量が70~550の多価アルコール。
(C):メラミン化合物。
【0009】
また、本発明のフィルムは以下の態様とすることもできる。
(1) 表面抵抗率が1.0×10

Ω/□以上1.0×10
10
Ω/□以下であり、下記の化合物(A)、(B)、(C)を全て含有する層をA層としたときに、少なくとも一方の最表層がA層であることを特徴とする、フィルム。
(A):重量平均分子量が10,000~100,000のポリスチレン系重合体スルホン酸塩。
(B):分子量が70~550の多価アルコール。
(C):メラミン化合物。
(2) 前記フィルムがポリエステル樹脂を主成分とする、(1)に記載のフィルム。
(3) フィルム全体を100質量%としたときに、エステルを主成分とするワックスを0.5質量%以上1.5質量%以下含有する、(1)または(2)に記載のフィルム。
(4) 静止摩擦係数μSが0.10以上0.25以下である、(1)~(3)のいずれかに記載のフィルム。
(5) ヘイズが1.5%以上6.0%以下である、(1)~(4)のいずれかに記載のフィルム。
(6) 厚みが6μm以上15μm以下である、(1)~(5)のいずれかに記載のフィルム。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、耐削れ性、耐ブロッキング性、視認性に優れたフィルムを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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